と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

与 勇輝さんという人形作家

2009年11月30日 05時35分00秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
・平成 5年 山梨県河口湖町(現・富士河口湖町)立河口湖ミューズ館・与勇輝館開館

・与 勇輝さんという人形作家のことを、黒柳徹子さんが激賞されていたので、行動派のわたくしは、日帰りで車を運転して見て参りました。昨日です。前々から見てみたかったのですが、なかなか機会がありませんでした。

・行ってよかったと思いました。ポスターとかの絵になっていましたので、知ってはいましたが、実物は全く違いました。まるで生きているようでした。命を入れられないと壊してしまうとも書かれております。不思議な世界でありました。

・読書をしている幼子の手にあったミニチュアの本が「心学道」と書いてあったのには驚きました。もしかして、石門心学かなと思いつつ、石田梅岩先生の本を家で探してしまいました。違っていたら、また勉強です。思いこみかもしれませんから。

・また、裁縫をしている母親に甘えてもたれかかっている男の子の人形も実にすばらしい。男の子の手には桃太郎の絵本とおぼしきものが抱えられていました。亡母を思い出してしまいました。最近涙腺のゆるいわたくしは、そっとハンカチを握りしめてずっと拝見しておりました。亡母のイメージが、人形と重なってしまいます。思い入れが激しいなぁと感じましたが、これも仕方なし。親に感謝したくても、わたくしが30歳のころに亡くなってしまいましたから。親孝行したいときには親はなしとは、よくぞ言ったものであります。

・今回は展示されていなかったのですが、小津安二郎の映画のシーンも人形になっているとのことです。東京物語などの名作に心を動かされたこともありましたから、なおさらです。老夫婦が、子どもの家庭から、故郷に帰ることを決心するシーンなど実にいい。ニコニコ動画などを見ると、若い人でもこのシーンは感動的なようであります。いろいろな書き込みがあって、まだまだ現代日本も捨てたものではないと感じております。

・見ることはやはり優れています。映像文化の位置づけはもっと評価されてもいいと思っております。

・このわたくしのブログも、記事よりトップページで動画を見てくださる方が多く、学校紹介のためにという目的が達成されているのかな?と思っている次第です。(わたくしだけ、数がわかります)

・明日から師走。すでに志望校を決定されたのでしょうか。心配ですので、明日からまた生徒募集に中学校に参上いたします。幾人かの先生方と分業で。

・ではまた明日。
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光こそ、すべての源という気がするのだが

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