と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

八重山諸島での大津波

2013年02月20日 23時27分18秒 | 大学院博士ごっこ2012年から2015年

 八重山に大津波が押し寄せてきたのは、前回の拙ブログで書かせていただいたが、兄妹で始祖となったという伝説があって、神話的に非常に興味深いものがある。なんらかの原因で二人きりになった一組の男女が、島にたどり着いて、その島の始祖となったという話である。

 私的に非常に興味がある。なぜか。バイブルの話と一緒だからである。創世神話である。それと大津波がかかわっているのである。

 鳩間島の事例が物語る。大津波が襲ってきて、鳩間中森に登った兄妹のみが助かったという創世神話がある。大津波は天災であり、神話のモチーフとして多くの事例が残されている。特に、宮古島や八重山諸島に多い。

 神話学者のヴァルクが、非常に貴重な研究をしていて類型化しているのだが、下に紹介しておく。今後の課題探求のためにも。

①    一面の大海に小島ができて、始祖が降臨するもの

②    雷神と地神との間で争いが起きて、小舟に乗った兄妹が始祖となるもの

③    洪水の原因は不明だが、やはり小舟に乗った兄妹が始祖となるもの

④    神による懲罰として洪水が起こるというもの

(ヴァルクの『兄弟始祖洪水神話の四類型』)

 この観点から考えていくと、八重山諸島の神話にはどれもと言っては言い過ぎであることは承知の上で、「大津波」の意図が隠されている。世界のどの神話にもその傾向は見られるのであるが、八重山では小浜島と石垣島の宮良に明和の大津波があって、それによる強制移住があったという史実との関わりである。

 八重山のフォークロアを考える上で見逃せないことである。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月19日(火)のつぶやき

2013年02月20日 04時41分46秒 | 大学院博士ごっこ2012年から2015年

ふうう。。。やっともろもろ終了。いろんな人に会ったり、まだまだ娑婆っ気がありますからねぇ。夕方には完了して、ジムへ。たっぷり汗をかいて、約40分の運動とサウナ、そして温泉。こりゃたまらんわい・・・・(^0^)


ブログになかなか石垣島の写真を載せようとしないので、なんでだ?とmailがきたんですが、なかなか載せられないんですわぃ。ははははは。マジに動画を作成しているんで。そしたらミスばっかり。書き込みを動画にしてるんで、それが間違っているんでありまするよん。話にならんです。


あ、動画は公開しません。完全にプライベートバージョンですから。フォークロア関係については、こりゃぁ別の資料になるんで。


けふは、柔道のお稽古なんですが、さむ~~~~~いのでおさぼりです。具合が悪くなってしまったことにしよう。61歳じゃ、あんな格闘技、健康にはいかがなもんか。・・・柔道着にホッカイロつけていたらバカじゃぁないのって童子たちに軽蔑されそうですからねぇ。やめた、やめた。けふは。寒い!


一昨日まで難語句に、じゃぁなくて南国にいたんですもんねぇ。寒いわけですよ。明日は、原稿の摺り合わせで別の大学に行かなくちゃならないので、その原稿をもう一回見直しですわん。これから夕食をありがたくいただたいてからですがね。あああああああ、忙しい、忙しい。はははははは。


原稿見直しが終わったら、美人を、じゃなくて美酒をおいしくいただこうっと。石垣島のホテルで、「本日の来館60人目です。おめでとうございます」と祝福されてなんと、泡盛をただでもらっちまったのですよん。それを作業終了後に呑むのでございます。(^_-)-☆


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/