先輩たちがいればこそであったのだなぁとシミジミ思ったよん。昨日は。
昨日の夜は、知人たち3人と一緒に精進落としをやっていた。ボキも入れて4人。ボキが23歳くらいからのつきあいだから、もうずいぶん長い。この方々のおかげで九十九里浜に永住したのだ。つまり恩人である。ほんとうに長いおつきあいである。
千葉市に昨日は出かけていたから、けっこうきつかった。日程的には。ボキが一番年少なのでクルマはボキが運転した。いつもこのパターンである。
電車で千葉市往復した。夕方からの通夜に備えて居眠りしていた。時間がもったいないからと思って、新書も持っていった。でも読まなかった。原稿も持っていった。こっちはちょっと見た。訂正のために持っていった原稿である。
そんなことをしながら一日過ごしていた。
で、精進落としをしていて話題になったことがある。定年後に家に閉じこもりっきりになって、ちょっとノイローゼになってしまった方の話である。誰ともつきあわず、クチもきかず、近所の方にもいるかいないかわからないという。奥さんを早くに亡くされて食事もどうやっているのかわからない状態だとのこと。一緒に働いていた元同僚だった。管理職だった。プライドの高い方で、息子を医者にした。それが何より自慢であった。
さらに話題になったことがある。子どもが東大に入ったという方々の現在の末路である。東大に入ったので、地元に帰ってこない。就職がない。九十九里では田舎である。世界をまたにかけて活躍している子どもを持ってしまったら、老後はかえって不安定になっちまう。
お互いをみつめあった。
大笑いした。
東大なんか誰も行っていないし、子どももそんなに優秀ではないのだ。
だから爆笑しあったのである。
そして、全員惚けていない。上は89歳からいるメンバーである。ありがたいものである。
おいしい日本酒を呑んでから、帰宅した。
このまま生きていこうと思った。
このまま、アチコチ顔を出して、積極的にソトに飛び出して元気なジジイとして生きていこうと。
午前中千葉市にいて、通信制高校の授業をやってきたし、今日はこれから某大学での授業をやってくる。夜は学習塾もある。
他人はいつまでもナニやっているんだ?そんなに稼いでどうするんじゃ?と言うだろう。それでもよし。収入なんか度外視である。交通費くらいはもらえるけど。
充実した一日であった。
楽しい一日であった。
楽しくなければ生きがいはない。
結果オーライ。
こういうジジイにさせてもらったのも、先輩たちがいればこそである。
感謝。
ヾ(@⌒―⌒@)ノ