横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

お絵かき、図形、立体図形が苦手なお子さんに

2014-07-14 11:41:30 | 発達や学習が心配
暑いです。日向を歩いていたら、背中に汗がたら~。
この暑い中、道路で工事や警備をなさっている方、
本当に大変だと思います。

今日は、小学校の「お絵かき」「図形」の話です。

「お絵かき」は図工に限りません。

1年生では、生活科で学校探検で相手に渡す「名刺」から

育てている花や野菜の「観察日記」

ちょっとした文に付け加える「イラスト」

「絵」を描かない日がないといってもよいくらい。

「植物」の実物を目の当たりにしてもなぜか、

全く違う形に描いてしまう場合も結構あります。

「葉がぎざぎざ」なのに「丸く」描いたり、

「花が咲いていない」のに、「ピンクの花」を

描いたり・・・。不思議です。

また、「遠足」や「運動会」の絵を描くときに、

「友達や自分」が黒いクレパスで「棒人間」に

なっていることも。

数年前、そんな子どもに、勉強の合間にこんな本を

使って練習してもらいました。



写実的ではないのですが、人間の「手」の形から「ヘアスタイル」まで

手本を見ながら、自分なりに描いていく「絵の練習帳」。

大人向けなので、部分的に使ってみましたが、その後

自信をもってダイナミックに友達の絵を描くことができました。

練習帳自体もさほど抵抗なかったようです。

「図形」といえば、算数。これは、4年生の教科書です。



「見取り図」の描き方も「手順」としてのっています。

(黒板に描かれた図形を”写す”ことのできない子どもは結構います!)

さらに、工作用紙で直方体や立方体を制作するのですが、

立体視が難しかったり、手先が器用でなかったりする子どもは、

ここでちょっと悩みます。

これは、5年生の教科書にある問題。



体積を求めるのですが、この立体が現実には、どうなっているかというと、



組み立てると、

展開図、結構難しかったです。私でも・・・。

教科書は、平面なので、それを「立体視」するには、

頭の中にイメージが浮かばないと難しいです。

少し手がかかりますが、「本物」の立体図形を

見たり、触ったり、組み立てたりすることでそれが「イメージの記憶」

になり、問題を解くときに「頭の引き出し」から出てくることができると

いいな、と思っています。



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