建国記念日に、Giuliaさんとブルーノート東京で行われたSTEPS AHEADのライブに行ってきました。コンテンポラリージャズという分野は、あまり接点がなかったのですが、このこところジャズを聴く対象が広がっていて、タイムリーな企画となりました。メンバーの1人、ブラジル人女性ピアニストEliane Eliasさんの演奏も楽しみでした。所有しているアルバムのジャケットからすると大分貫禄がついた姿に、ラテンのおばちゃんの宿命のようなものも感じましたが・・・。
ライブは夕方からで集合時間の15:30まで余裕がありました。穏やかな天候の下、田園都市線の駅まで散歩がてら歩いてみました。1ヶ月前に最初の一輪が咲いた近所の梅も、見頃を迎えていました。花粉も飛び始めたようですし、また一歩春めいた感があります。
STEPS AHEADの面々です。ユニットを率いるのは御年77才のヴィブラフォン奏者、Mike Mainieriさんです。このユニットはもう30年以上、コンテンポラリージャズを牽引してきたと、チラシにあります。過去にもMichael Brecker、Eddie Gomez、Steve Gaddら錚々たるメンバーが参加しています。この日のベースのMarc Johnsonさんは、Bill Evanceと組んだ最後のベーシストだったと、事前にGiuliaさんから教えていただきました。往年のジャズの巨匠に接するのはオーディオ再生を介してのみ、となりましたが、間接的であってもリアルに巨匠を感じられる機会は大事にしたいです。
前方中央の席を選びました。ヴィブラフォンやピアノがこの至近距離です。おかげでMainieriさんのバチ裁きだけでなくフットワーク(ペダルで音の持続をコントロールします)も楽しむことができました。スクリーンは今後のライブの予告です。懐かしいChaka Kahn、未だに健在のようです。
全くの予習無しで臨みましたが、洗練されたクロスオーバーの世界を堪能しました。個々のプレイヤーの個性は異なる分、その融合が面白かったです。Mainieriさん、年齢を感じさせない軽快さで場をリードします。時折ニヤリとするMarc Johnsonさん、長めにソロを弾く場面がありましたが、ライトで浮かび上がった姿は哲学者の様です。会場の目線を一点に集めていました。Giuliaさんによると、ピアノのEliane Eliasさんはいつもより控え目で裏方に徹した演奏とのことでした。それでも自身の「The TIME IS NOW」ではノリノリの演奏で会場も盛り上がりました。Marc JohnsonさんとEliane Eliasさん、ご夫婦だったこと、後で知りました。
演奏後は会計に向かう人、余韻に浸る人、食事と会話を続ける人、様々です。
我々は表参道方面へ戻って、イタリアンレストランにて感想戦です。こちらばかりアルコールが入って恐縮でしたが、ライブの話、オーディオの話などさせていただきました。GiuliaさんのLINNを中心としたシステムの進展も気になるところです。銀座のお店で試聴する際にはお声かけください。
中高生の頃は、邦楽・洋楽路線でしたので、フュージョンやクロスオーバーは傍らの存在でした。その後オーディオを介してジャズやクラシックを聴く頻度が増えました。ジャズはハードバップを聴くことが多かったですが、最近はMiles Davisや Bill Evanceを聴く頻度も上がっています。50、60年代から時代を遡るのか、下るのか、幅の広げ方は流れに任せてと思っていましたが、どうやら下る方向を選んだようです。以前、楽曲紹介で取り上げた木住野佳子さんも嘗て、Marc Johnsonさんとの共演がありました。ジャス喫茶やライブを交えながら、ジャズの引き出しを増やしていこうと思います。
ライブは夕方からで集合時間の15:30まで余裕がありました。穏やかな天候の下、田園都市線の駅まで散歩がてら歩いてみました。1ヶ月前に最初の一輪が咲いた近所の梅も、見頃を迎えていました。花粉も飛び始めたようですし、また一歩春めいた感があります。
STEPS AHEADの面々です。ユニットを率いるのは御年77才のヴィブラフォン奏者、Mike Mainieriさんです。このユニットはもう30年以上、コンテンポラリージャズを牽引してきたと、チラシにあります。過去にもMichael Brecker、Eddie Gomez、Steve Gaddら錚々たるメンバーが参加しています。この日のベースのMarc Johnsonさんは、Bill Evanceと組んだ最後のベーシストだったと、事前にGiuliaさんから教えていただきました。往年のジャズの巨匠に接するのはオーディオ再生を介してのみ、となりましたが、間接的であってもリアルに巨匠を感じられる機会は大事にしたいです。
前方中央の席を選びました。ヴィブラフォンやピアノがこの至近距離です。おかげでMainieriさんのバチ裁きだけでなくフットワーク(ペダルで音の持続をコントロールします)も楽しむことができました。スクリーンは今後のライブの予告です。懐かしいChaka Kahn、未だに健在のようです。
全くの予習無しで臨みましたが、洗練されたクロスオーバーの世界を堪能しました。個々のプレイヤーの個性は異なる分、その融合が面白かったです。Mainieriさん、年齢を感じさせない軽快さで場をリードします。時折ニヤリとするMarc Johnsonさん、長めにソロを弾く場面がありましたが、ライトで浮かび上がった姿は哲学者の様です。会場の目線を一点に集めていました。Giuliaさんによると、ピアノのEliane Eliasさんはいつもより控え目で裏方に徹した演奏とのことでした。それでも自身の「The TIME IS NOW」ではノリノリの演奏で会場も盛り上がりました。Marc JohnsonさんとEliane Eliasさん、ご夫婦だったこと、後で知りました。
演奏後は会計に向かう人、余韻に浸る人、食事と会話を続ける人、様々です。
我々は表参道方面へ戻って、イタリアンレストランにて感想戦です。こちらばかりアルコールが入って恐縮でしたが、ライブの話、オーディオの話などさせていただきました。GiuliaさんのLINNを中心としたシステムの進展も気になるところです。銀座のお店で試聴する際にはお声かけください。
中高生の頃は、邦楽・洋楽路線でしたので、フュージョンやクロスオーバーは傍らの存在でした。その後オーディオを介してジャズやクラシックを聴く頻度が増えました。ジャズはハードバップを聴くことが多かったですが、最近はMiles Davisや Bill Evanceを聴く頻度も上がっています。50、60年代から時代を遡るのか、下るのか、幅の広げ方は流れに任せてと思っていましたが、どうやら下る方向を選んだようです。以前、楽曲紹介で取り上げた木住野佳子さんも嘗て、Marc Johnsonさんとの共演がありました。ジャス喫茶やライブを交えながら、ジャズの引き出しを増やしていこうと思います。
先日は、ありがとうございました。
とても楽しい一時を過ごすことができました。
Eliane Eliasは、毎回観るたびに、ふくよかに
なられているようです。笑
マーク・ジョンソン氏が哲学者というのには、
笑わせていただきました。ぴったりですね。
また、行きましょう。
マークジョンソンさんのソロプレイには、とても惹きつけらました。どうしてもビルエバンスの影が重なってしまいます。
はい、またお願いいたします。
イリアーヌは今はマークジョンソンと結婚しているのですか!
ランディ・ブレッカーと続いているものとばかり思っていました
ステップスアヘッドの渡辺香津美が共演しているライブ盤は最高のパフォーマンスを聴かせてくれます
お勧めいたします
お二人の結婚は、私もライブの後でしりました。アンコール曲終了後、二人だけ手をつないでステージを降りていたのでアレっと思ったのですが、ようやくつながりました。
ちなみにランディーブレッカーとの間に生まれた娘さんは、ヴォーカリストとしてデビューしています。
ご紹介のライブは六本木で録音された盤ですね。どうもありがとうございます。