先月末の「ほんま旨いもん塾」で出会った野菜をもう1つ紹介。
こちら、「吹田くわい」です。
なにわ伝統野菜に指定されています。
【くわい】
オモダカ科の水生植物。地下に出来る塊茎(かいけい)を食用とする。
お正月のおせち料理でおなじみの野菜。
一言でいうと、「イモ」を食べる野菜です。
食べ比べの際に頂いた吹田くわい。
食べた感じは、栗のような食感と表現されますが、
まさにそのとおり。
焼いたものでしたら、芋ではなく、木の実に似た風味がします。
昔、子どもの頃に秋になるとどんぐりを拾うて遊んだときを思い出しました。
この吹田くわい、本当に栽培が大変です。
吹田くわいは文字通り、大阪府吹田市のご当地野菜です。
昔はよく作られていたそうですが、絶滅の危機に。
しかし、この味を守ろうと、復活への道がスタートします。
でも、いざ栽培すると収穫できない…。
しかも連作に弱く、栽培面積を増やしても収量が増えるか?というと、
ダイレクトにはそうはいかない。
しかも、ちょっとした衝撃でもすぐに傷が入ります。
決して揶揄しているわけではありませんし、
語弊があるかもしれませんが、
その取り扱いの難しさは「陶器よりも扱いにくい」ともいえるでしょう。
くわいは水田で栽培されています。
収穫もその水田の中に入って、足をとられながらの作業。
田植えでも足をとられて大変ですが、もっと大変ですね。
傷つきやすいため、収穫は手作業とのこと。
泥の中からくわいを探さないといけません。
そのときも、ちょっと手に力が入っただけで傷つきます。
また、泥だらけのくわいを水で洗う際も、
ちょっと水を強くかけると傷つく。
そのため、水をゆっくりかけて泥を洗い流すそうです。
その栽培の難しさは、
吹田市民ですら、「吹田くわいは作るもんじゃない」といわれたほど。
それくらい大変だったのです。
しかし、こういった困難も乗り越え、少しずつ普及しはじめました。
そして、なにわ伝統野菜に認定。
また、万葉集にも吹田くわいの記述があるそうです。
奈良との関連もありそうですね。
さらに、吹田くわいは唯一、花が咲くくわいだそうです。
吹田くわいの写真、こちらにあります。可憐な花が咲くのですね。
http://www.suita-kankou.jp/?page_id=328
独特の栗のような食感。吹田くわいでしか味わえないでしょうし、
日本にしかないものでもあり、希有の存在といえるでしょう。
ボクも一度、栽培している様子を見てみたいですね。
最後に、参考サイトをご紹介します。
◆吹田名品 吹田くわい(吹田市観光Web)
http://www.suita-kankou.jp/?page_id=88
◆大阪府 なにわの伝統野菜「吹田慈姑アラカルト」
http://www.pref.osaka.jp/hokubunm/alacarte/0812kuwaiala.html
◆吹田くわい(吹田市5大学研究機関 生涯学習ナビ)
http://www.suita5u.com/suita_kuwai.html
◆吹田高校 吹田くわいプロジェクト
http://www.osaka-c.ed.jp/suita/project_kuwai.html
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こちら、「吹田くわい」です。
なにわ伝統野菜に指定されています。
【くわい】
オモダカ科の水生植物。地下に出来る塊茎(かいけい)を食用とする。
お正月のおせち料理でおなじみの野菜。
一言でいうと、「イモ」を食べる野菜です。
食べ比べの際に頂いた吹田くわい。
食べた感じは、栗のような食感と表現されますが、
まさにそのとおり。
焼いたものでしたら、芋ではなく、木の実に似た風味がします。
昔、子どもの頃に秋になるとどんぐりを拾うて遊んだときを思い出しました。
この吹田くわい、本当に栽培が大変です。
吹田くわいは文字通り、大阪府吹田市のご当地野菜です。
昔はよく作られていたそうですが、絶滅の危機に。
しかし、この味を守ろうと、復活への道がスタートします。
でも、いざ栽培すると収穫できない…。
しかも連作に弱く、栽培面積を増やしても収量が増えるか?というと、
ダイレクトにはそうはいかない。
しかも、ちょっとした衝撃でもすぐに傷が入ります。
決して揶揄しているわけではありませんし、
語弊があるかもしれませんが、
その取り扱いの難しさは「陶器よりも扱いにくい」ともいえるでしょう。
くわいは水田で栽培されています。
収穫もその水田の中に入って、足をとられながらの作業。
田植えでも足をとられて大変ですが、もっと大変ですね。
傷つきやすいため、収穫は手作業とのこと。
泥の中からくわいを探さないといけません。
そのときも、ちょっと手に力が入っただけで傷つきます。
また、泥だらけのくわいを水で洗う際も、
ちょっと水を強くかけると傷つく。
そのため、水をゆっくりかけて泥を洗い流すそうです。
その栽培の難しさは、
吹田市民ですら、「吹田くわいは作るもんじゃない」といわれたほど。
それくらい大変だったのです。
しかし、こういった困難も乗り越え、少しずつ普及しはじめました。
そして、なにわ伝統野菜に認定。
また、万葉集にも吹田くわいの記述があるそうです。
奈良との関連もありそうですね。
さらに、吹田くわいは唯一、花が咲くくわいだそうです。
吹田くわいの写真、こちらにあります。可憐な花が咲くのですね。
http://www.suita-kankou.jp/?page_id=328
独特の栗のような食感。吹田くわいでしか味わえないでしょうし、
日本にしかないものでもあり、希有の存在といえるでしょう。
ボクも一度、栽培している様子を見てみたいですね。
最後に、参考サイトをご紹介します。
◆吹田名品 吹田くわい(吹田市観光Web)
http://www.suita-kankou.jp/?page_id=88
◆大阪府 なにわの伝統野菜「吹田慈姑アラカルト」
http://www.pref.osaka.jp/hokubunm/alacarte/0812kuwaiala.html
◆吹田くわい(吹田市5大学研究機関 生涯学習ナビ)
http://www.suita5u.com/suita_kuwai.html
◆吹田高校 吹田くわいプロジェクト
http://www.osaka-c.ed.jp/suita/project_kuwai.html
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