大阿太高原の梨の中では主力となる「二十世紀」。
大阿太高原の顔ともいえるでしょう。
(写真は「真田園」さんの梨です)
しかも、市場にはほとんど出回りません。
一番の特徴は、「樹上完熟」。
大阿太高原の梨全般にいえることなのですが、
樹の上で完熟させてから収穫します。
二十世紀梨といえば、青い(緑鮮やかな)梨のイメージがありますが、
樹上完熟させると、黄土色っぽい黄色みを浴びてきます。
また大阿太高原は標高が比較的高く、昼夜の気温差があります。
この気温差が甘味が強く、程よい酸味が加わり、
しかもジューシーな味わいに仕上がります。
歯触りはサクッとして、しかも、のど越しバツグン。
大阿太高原の二十世紀梨は、幸水や豊水などの赤ナシ派の方も、
十分に楽しめる梨だと思います。
ところで、二十世紀梨の黒斑病(病原菌が原因の病気で、果実や葉の表面に黒い斑点が付く病気)を予防するため、
果実を袋掛けする際に「パラフィン紙」の袋を使ったのも、大阿太高原が最初なのです。
****************************************
◆◆ブログランキングに参加中◆◆
~クリックして下さればありがたいです↓~
にほんブログ村 野菜ソムリエ
にほんブログ村 半農生活
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます