リビング前の庭木のヒヨドリの巣にメスがじっと卵を温めている。窓に近づいたり夕方シャッターを閉めたりするとすぐ飛び出してしまうがしばらくするとまた戻って首だけ出してじっと卵を抱いている。10日から2週間で雛がかえり、それから2週間位で巣立ちするらしい。卵はみていないが通常4個ばかり産むとある。ひなが孵るとカラスや猫に注意が必要とか。位置関係からこんな構図でしか撮れないが4羽の雛がくちばしをあけて餌を求めているショットがとれるか楽しみだ
さて、車旅の回想、北海道一周は今日で15日目、終盤に近づいてきた。今日は阿寒湖から足寄を経由して帯広に入る予定。洗濯物もたまったので帯広のコインランドリーのお世話になるかな。
6時半、車の点検、右前タイヤはどうやら大丈夫のようだ。折り畳み自転車ルイガノをだして周辺散策。キャンプ場もありサイクルロードもつくられている。朝からクマよけ鈴をがらがら鳴らして走るわけにいかない。一人で誰もいない道を走っていると出くわしはしないかとちょっと心配になる。
8時過ぎ給油して阿寒湖に向かう。9時半阿寒湖温泉につく。丁度入口にセブンイレブンがある。要所要所を押さえて出店しているものだね。有料駐車場もあったがぐるっと回ってみると路肩に数台車がとまっている場所があったのでそこにとめてカメラをぶらさげ散策。湖自体には感動するほどのものではない。温泉街の土産物屋にはいりおばさんたちと話す。ちっちゃなマリモをふたつ買う。ここの店主は若いころ自転車で宮崎からやってきていついてしまったとか。アイヌ村もありそれらしい雰囲気をかもしだしている。11時、足寄銀河ホール道の駅をめざし出発。
足寄はあの松山千春の故郷らしい。道の駅正面に「大空と大地の中で」の歌詞がきざまれた石碑があり、手形の青いランプに手をかざすと松山千春の歌声がながれてくる。なかなかいい歌である。道の駅あしょろからピア21シホロという道の駅につき休憩。10日の日に再会したNさんに電話してみるとなんと検査入院してるという。びっくり。これから帯広にむかうというと、もとここで支社長をしていたNさん、駅前に「ぽんちょう」という豚丼専門店があるからぜひ食べてみるよう情報をえる。24日昼もう一度札幌であうことにする。
15時半、帯広の手前のおとふけ道の駅につく。コインランドリーを検索、洗濯サロンラボクール。女性スタッフがいろいろ教えてくれる。4キロ以内で700円也。17時、帯広駅のパーキングに車をとめて駅の案内にいったがなんと食堂街などが休みとか。こんなこともあるんだね。駅は立派だったが。ぽんちょうの場所はJRの女子職員に聞く。元祖ぶたどんの暖簾がかけらていた。ここは変わっていて松竹梅の松が一番安い。わかめ味噌汁をつけて1040円なり。北海道版うな丼のようなものだがうまかった。
ちょっと喉がいがらっぽい。風邪だと具合がわるいので薬を飲んでねることにした。今日の走行は200キロ。明日はいよいよ富良野にはいる予定。