ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

140902 北海道一周軽キャン車旅19日目最終日。ニセコから函館市街、函館山へ、69歳の誕生日

2014年09月02日 | 趣味と交遊

いよいよ北海道一周軽キャン車旅も今日で最終、19日間3000キロの旅も終わり明日は青森にわたる。4月19日福岡を出発して今日で37日目、6000キロ走ったことになる。今日はニセコから函館市街、そして初日強風でとりやめた函館山の夜景を撮りに行く。今日の天気は晴れ、多分大丈夫だろう

 5時モーニングコーヒ。6時、日本名水100選の羊蹄のふきだし湧水を飲む。うまい。そばで南無大日不動明王尊がカッと目を見開いてこの名水を見守っている。人は誰もいない。空気がうまい。7時、名水の郷きょうごく道の駅を出発。7時半、ニセコビュープラザ道の駅、9時オープンだから誰もいない。キャンピングカーは数台。冬はスキー客でいっぱいになるのだろう。8時半、くろまつない道の駅、9時半セブンでコーヒー。今回の旅はどうも道の駅とコンビニを基点にまわっている感じだがトイレ、休憩、食糧、泊まりと仕方ないように思うが行き当たりばったりの自由旅にはなっていないかもね。

 12時前、初日の車中泊先、ユウ・遊・モリ道の駅に着く。名物イカメシを食す。560円だったが10センチくらいのするめいかに焼き飯のようなのがくるまれている。そんなうまいものではなかったね。名物にうまいものなしとはよく言ったものだ

 1時前函館につく。セブンから札幌のNさんあてに自作のぐい飲みを宅急便で送る。函館港フェリー乗り場に行き驚愕の事態。なんと下北半島、大間行のフェリーがドック入りで運休になっているとのこと。1か月前から予告しているとのこと。何ということか。時刻表をみてみるとぺらっと1枚メモがはいっておりこの時期運休になっている。カウンター女性にうらみつらみいってもどうしようもない。恐山に行く予定だったのにね。26日の予約をいれて市内散策。函館山のケーブル乗り場の確認にいく。なつかしの路面電車が走っている。JR函館駅そばに有名な朝市がある。蟹やらウニなど新鮮なものが安く食べられる。近くにオールナイト駐車場がある。

 ケーブル乗り場そばに車をとめて港をみおろす坂道のある市街を散策。CMなどによくつかわれるらしい。教会や小粋なカフェなどがあり絵になる街だ。4時過ぎ、夜景にはまだ早い。ケーブル乗り場のスタッフにきくと山頂にレストランがあるとのこと。往復1080円也でケーブルにのる。何と乗客私一人でガイド嬢一人が乗る。5分でつく。展望台から函館港と山が一望できる。記念写真屋さんが長椅子をおいたりして準備中。曇りでかすみがかかったような空模様。今宵の夜景は今一かなと話している。展望台2Fにレストランジェノバ。

 今日は小生69歳の誕生日、数えで70歳古稀である。昔は古来希な長生きだったのだろうが今やこの私は軽キャンピングカーで日本一周中。時代は変わったものだ。生ハムスパゲティにノンアルコールビールで一人乾杯。窓から港町函館が一望でききれいだ。7時前夕闇が迫ってくると同時に観光客が急に多くなる。中国語や韓国語がいきかう。どこにいても大きな声でしゃべるものだ。日本人の辛抱強さ寛容さやさしさが彼らにもわかっているはずと思うがね。あっという間に展望台が埋め尽くされ、撮影場所が占領される。気温もぐんと下がってきた。数十枚撮って7時半ごろのケーブルで帰途に就く。なんと行は一人だったが帰りは満員、中国に来たような感じでおもわず苦笑い。セブンで酒とつまみを調達してフェリー乗り場第二駐車場につきここで一息。北海道最後の車中泊。今日の走行220キロ、累計で6068キロに達していた。北海道一周3000キロ、19日間の軽キャン車旅は無事終了。あすは青森だ。

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