ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

140909 錦織選手準優勝。日本一周車旅、千葉のKKさんと友部SAで感激の再会、伊能忠敬記念館

2014年09月09日 | 趣味と交遊

 日本のマスコミ界はほんとにお調子もんだね。錦織全米優勝の号外を用意していたんではないかね。結果は2M近い長身から繰り出すりチリッチの強烈サービスに対応できず0-3で敗退、完敗、要するに相手が錦織以上に強かったというだけ。評論家は結果論で今日も忙しいだろうがね。しかし日本人初のテニス4大大会決勝出場、大したもんだ。私も大学時代、硬式テニスをかじったことがあるが炎天下、一人で4時間以上戦いつづけ勝ち上がることのすごさ、これは尋常ではない。次、どこで優勝してくれるか、時間の問題かモネ!

 軽キャン車旅も44日目、6月に突入。今日は高速を走って車旅中、ずっと支援してくれていた千葉のKKさんと会う。東京の高速事情不案内の私のために超詳細にルートを図示してデータを送ってくれていた。まずは宇都宮から東北自動車道にのって栃木都賀ジャンクションで北関東自動車道にはいり、水戸方面に直進、友部ジャンクションから常磐自動車道にはいって東京方面へ。はいってすぐの友部SAで10時にKKさんと落ち合う。わざわざ1200CCBMW大型バイクで迎えにきてくれる。なんというすごい友人。そこからKKさん先導でつくばジャンクションで圏央道にはいり終点の神埼ICまで走るというルートであった。

 昨晩はうつのみやロマンチック村、車内は暑くて眠れず、今朝は寝不足。7時過ぎ給油をすませて7時45分宇都宮ICから東北自動車道にのる。車も少なく9時に友部SAにつく。ひろくてきれいなSA、トイレもぴっかぴか。9時半、2輪駐車場をふとみるとピカピカのB&Wバイク。人はいない。陶磁器の催事コーナーベンチでまっていると日焼けした顔でにこにこ笑っているKKさんと感激の対面。焼きニンニクやアンパンをもってきてくれた。どこまでも気の付くKKさんにさらに感謝感激。10時半、KKさんの先導で船橋にむかう。90キロ自動走行システムがせっていできるとか。すごいね。12時神埼ICをおりてあの利根川を左にみながら道の駅水の郷さわらをめざす。三波春夫の大利根月夜をおもいだす。

 道の駅で昼食。野菜いっぱいラーメンをおごってもらう。バイクツーリングに出かけるときはいつもこのラーメンでエネルギー補給するとか。うまかったね。道の駅にバイクをおいて私の軽キャンで伊能忠敬記念館にいく。50歳で家督をすべて譲って、日本地図をつくるための測量に出発するちゅうけいさんの心意気に学ぼうというわけ。しかしまあほんとにすごい人だったんだね。車で日本一周なんてちょろいことだと思う。改築中の伊能忠敬旧邸まえから小江戸さわら船という遊覧船がでている。中年の女性船頭さんたちが元気にガンバっている。

 15時、KKさん宅にむかって出発。約1時間半で到着。KKさんの蔵書やもろもろの知恵の源泉でうもれた書斎に案内いただく。この部屋にはいったはじめての部外者だと聞きまた感激。美しくきさくな奥様ともお会いできてほんとによかった。17時半、取っていただいた船橋駅前のアパホテルへマイカーで。18時半、全室個室の居酒屋で会食。KKさんのあふれるバイタリティやおもてなし精神の根源はなにか?それは生かされている、生かされてきた自分への感謝とこれからは生かしてくれた家族や世間様への報恩、お返しの人生であるというわけ。感動しましたね。わたしも一人での車旅を通じてまさに人生は「邂逅と謝念」であることを実感してきた。あっという間の4時間、ほんとに楽しい充実したひと時でした。KKさんありがとう

コメント
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