ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

よさこい祭 in Kochi

2013-08-13 22:33:42 | 土佐の国
土佐の高知のはりまや橋で~


この夏も高知に行って来ました。
高知市では8月9日よさこい祭りの前夜祭、10日~11日は本祭、12日は全国大会・後夜祭でした。
よさこい祭りは昭和29年から毎年高知市で開かれてきて、今年で第60回目となります。

今年の本祭は200を超える団体、2万人以上の踊り子が参加し、全国大会はその入賞チームと他府県からのチームが参加するものでした。


祭の会場は高知市中心部全体という感じで、参加チームが全部で16ヶ所の競演場・演舞場を巡回して、それぞれの趣向を凝らした踊り・衣装・音楽で踊っているので、期間中どこでも見ることができます。
高知城すぐの追手筋では桟敷席があり有料ですが、その他はすべて無料で自由に見られます。



大きな競演場である中央公園の舞台です。上は大型画面。



公園の手前でたくさんのチームが出番を待っています。





はりまや橋演舞場は木組みアーケードのはりまや橋商店街の中です。



大型トラックに飾り付けをした地方車(じかたしゃ)に続いて踊り子の列が踊りながら進んできます。この商店街は幅が狭いので、大音響のリズムがガンガンと心臓に響いてものすごい迫力です。心臓の悪い人はちょっとやばいかも。



こちらは京町商店街アーケードで踊る「十人十彩(じゅうにんといろ)」チーム。
たびたび金賞をとるチームの踊りはさすがに動きも揃って見事なものです。




帯屋町商店街に帯屋町筋チームが進んできました。



超ジモトなので、通りの両側から見知った人達がやんやの声援をかけていました。




親戚の小学生の子供が踊っているチームの横について行こうとしましたが、踊りながら進む速度は速いし、両側は見物の人でぎっしりなので、おっかけはとても無理でした。



よさこい踊りのルールは鳴子を使うこと、前に前に進むこと、伴奏に「よさこい節」の一節を取り入れること、この3点さえ押えていれば、後はどんな振付でも、どんな衣装でも、どんなリズムでもOKなので、各チームはそれぞれ自由にアレンジして踊っています。




踊りがいきいきしていて笑顔が素敵な踊り子にはご褒美の花リングが首にかけてもらえます。



路面電車にも競演場から競演場へと移動する踊り子達がたくさん乗っていました。


この4日間高知の街は大賑わい、どこにこんなに若い人がいたのかという位大勢の人が踊り、見物の人も大勢つめかけて、送迎の観光バス、旅館、商店街と大変な経済効果だろうと思います。
この頃高知県西部の山間部、四万十市江川崎では日本最高気温を記録していましたが、高知市では海風も吹くし、35℃くらいだったでしょうか。それでもこんな暑い時によく踊れるものだと思いながら、ちょっと見ただけでもなんだか元気をもらって帰ってきました。
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2013年5月足摺岬と四万十川の旅 もくじ

2013-05-21 02:25:52 | 土佐の国
2013年5月18日~20日、高知県西南部の足摺岬と四万十川を見に行きました。




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土佐くろしお鉄道とJR予土線

2013-05-21 02:23:56 | 土佐の国

中村駅から窪川駅まで乗った電車はジョン万次郎列車で、デザインはアンパンマン列車と同じくやなせたかしさんです。

中村駅から若井駅までは土佐くろしお鉄道、若井駅から一駅の窪川駅まではJR予土線です。



土佐くろしお鉄道の窪川駅。JRの窪川駅は隣接して左側にあり、通路でつながっています。
窪川駅でJR予土線に乗り換えて江川崎駅まで行きました。窪川駅から若井駅までは今通ってきた路線を折り返し、若井駅から線路が分かれて山の中へと入って行き、江川崎を経て愛媛県の宇和島まで続いています。



JR江川崎駅。
帰りの電車が出るまでだいぶ時間があったので、この駅前のベンチで長いことぼーーっとしていました。
澄み渡った青空に小鳥の声だけが響いて、本当にのどかな所でした。



江川崎駅のホーム。
昔終着駅だっただけあって、ホームがいくつもあります。




帰りに江川崎から窪川まで乗った電車は海洋堂ホビートレインでした。
途中の打井川駅から6km山に入った所に「海洋堂ホビー館四万十」ができているからです。
フィギュアの製造販売で有名になった海洋堂が、廃校になった小学校の体育館を改築して、プラモデル、ホビー、フィギュア、食玩等を展示するミュージアムとしました。
海洋堂のオーナーが、出身地でへんぴなこの地にあえてミュージアムを作って、人を呼び入れ、四万十川流域を蘇らせる取り組みをしているのだそうです。


電車の中にも展示がありました。



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四万十川に行ってきました

2013-05-21 02:22:42 | 土佐の国
中村から四万十川の中流、江川崎に行くには川沿いの道の路線バスは夏休みやゴールデンウィークしかなく、土佐くろしお鉄道とJR予土線に乗って遠回りして行くしかありませんでした。(自動車ではないので)
中村発15:31、窪川経由で江川崎着17:48。


泊まった宿「ホテル星羅四万十」は高台にあって、

全室窓から四万十川が見渡せます。



これも窓からの眺め。左右に流れているのが四万十川本流で、右奥から手前に向かって流れこんでいるのが支流広見川です。
この辺りの河原はキャンプ場になっていて、近くには四万十・川の駅カヌー館もあります。

江川崎は、木材集積地として四万十川中流域の中心地でした。鉄道も愛媛県側からここまでしか来ていない時代が長かったようです。


夕ご飯。
レストランもお風呂(温泉)も川が眺められる絶好のロケーションでした。



翌朝帰りがけに、まだ四万十川の近くに行っていないというと、宿の送迎自動車の方が親切にも近くの沈下橋まで連れていって下さいました。



四万十川と言えば、沈下橋。
川の両側の住民の利便のためにつけられた橋で、流水量が多い時でも流されないように、欄干をつけずに水が橋の上を超えて流れていくようになっています。
支流も含めて47もの沈下橋があるそうですが、これはその一つ、長生の沈下橋です。






私達はヒヤヒヤものでしたが、欄干のない橋の上も慣れれば平気ですと、車で渡って下さいました。
ホテル星羅四万十の方、ありがとうございました。



少し離れたところには川をまたいでたくさんの鯉のぼりが泳いでいました。


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土佐中村の商店街と幸徳秋水のお墓

2013-05-21 02:21:28 | 土佐の国
足摺岬から約2時間バスに揺られて、中村駅に帰ってきました。
川エビ、うなぎ、川のり、あゆ等四万十川の幸満載の昼食を食べて、まだ電車まで時間があったので、中村の街をちょっと歩いてみることにしました。

駅からタクシーで5分くらいの所にある中村の中心商店街、天神橋商店街。

ここはちょっと前のテレビドラマ「遅咲きのヒマワリ」のロケ地。さびれかかっている地方都市の商店街という設定ですが、アーケード街は結構大きな通りでした。日曜日なので、閉まっているお店も多かったのですが、通りの真ん中で日曜市も開かれていました。



商店街からすぐの所にあった幸徳秋水のお墓にも行ってみました。

幸徳秋水(1871-1911)。中村で生まれたジャーナリスト、思想家。
中江兆民に師事し、自由・平等・博愛を唱えましたが、大逆事件で明治天皇の暗殺を企てたとして死刑にされました。無実であったことがわかり、2000年に中村市議会で名誉が回復されました。


住宅街に隣接した山際の正福寺の墓地にお墓があり、案内板があちこちに立てられていたので、わかりやすかったです。
お墓の横の箱の中に説明パンフレットが入っていました。
「幸徳秋水を顕彰する会」がお墓の管理や記念事業、研究活動を行っているようです。



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足摺岬に行きました

2013-05-21 02:19:43 | 土佐の国
高知県の足摺岬に行ってきました。

朝9時33分京都駅発の「のぞみ」に乗って岡山で特急「南風」に乗り換え、

「南風」はアンパンマン列車でした。
四国内の特急はアンパンマン列車になっているのがたくさんあります。

「南風」は高知止まりだったので、高知で特急「あしずり」に乗り換えて中村まで。
中村からバスに乗って約2時間、足摺岬に着いたのは午後5時半近く。いやー、遠かった!

聞くところによると、足摺岬があまりに遠くてわらじを履きつぶして、さらに足も摺りつぶす程遠いので、「足摺岬」と言われたということです。


中村駅近くバスの車窓から見えた四万十川の姿。河口に近づいて川幅も広くゆったりとした流れです。


足摺岬近く、足摺温泉郷の宿からの眺め。
太平洋が目の前でしたが、西側は山になっていて海に沈む夕日を見ることはできませんでした。

温泉に入って、新鮮なカツオのたたきと皿鉢料理の夕食を堪能すると、辺りは街灯も少なくほとんど暗闇の世界で、岬の方は真っ暗で危ないということなので、早々に眠りにつきました。



翌朝、いよいよ四国最南端の足摺岬へ。


宿から岬までは歩いて5分程、バス道路ですが両側から大きな木が覆いかぶさって鬱蒼としています。
アコウやビロウジュ、ウバメガシ等の亜熱帯植物が茂っているのです。



こんな看板も出ていました。
「この辺りは夜間にはよくいのししが出没します。ご注意ください。」
ということです。
昨夜出歩かなくてよかった。



ジョン万次郎の銅像がある広場を通って岬の灯台のある突端に出ました。

幕末、この近くの中浜村の漁師だった万次郎は、漂流によってアメリカに渡った後、測量や航海術などを学び、鎖国時代の日本に帰国して新しい技術や思想を伝えました。



これがテレビ等でお馴染みのあの「足摺岬」です。
(展望台からの眺め)
ここから見渡すと水平線は視界270°ぐるりと続く大パノラマで、地球が丸いことが感じられます。


間近から見上げた灯台。


灯台のすぐ横にある「亀呼場」。
弘法大師がここから亀を呼んだら海から亀が現われたという言い伝えの場所です。




断崖から下を覗くと荒波が打ち寄せています。
灯台のある崖は高さ80mはあるそうです。


辺りにはたくさんの藪椿が自生していて2月頃には花盛りになるそうです。



椿のトンネル。
海側から吹き付ける強い風のため、木が一方に傾いて生えています。



椿のトンネルの下を5分程歩くと岬の東側に突き出た「天狗の鼻」に出ます。
そこから岬を見た景色は、足摺岬随一と言われています。
手前に突き出ているのが展望台のある絶壁。その向こう側の岬に灯台が小さく見えています。

断崖絶壁を堪能しました。海の中の岩に打ち付ける波を見ていると、「ここが東映映画のトップ画面撮影場所に違いない。」と思ってしまいました。



泊まった宿のすぐ前にあった万次郎足湯の休憩所。


休憩所のすぐ前にはこの絶景「白山洞門」があります。
長い年月の間に波がくりぬいて、高さ16m、幅17mの門となり、海が造った洞門としては日本一の大きさを誇り、高知県の天然記念物に指定されています。

足湯は階段状になっていて、足湯につかりながらこの景色を眺められる、しかも無料でです。なんとスンバラスイ休憩所でしょう!と思ったらこの日はたまたま故障でお湯が出ていなくて、残念無念!
景色だけたっぷり鑑賞してきました。



灯台の所から山側を振り返ると、亜熱帯の森の中に、四国88ヶ所霊場の第38番札所、金剛福寺があります。
嵯峨天皇の勅願によって、弘法大師が三面千手観音を本尊として823(弘仁14)年に開いたお寺です。


さすがに足摺岬一帯はお遍路さんが多くて、車で、歩いて、バスで、お参りをしている人をたくさん見かけました。
お寺の前を歩いていたら、お遍路さんから「今日は何番までお参りですか?」と尋ねられてしまいました。「すんません。足摺岬だけです。」と言うしかなかったです。

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2013青春18春の旅 もくじ

2013-04-10 03:06:46 | 土佐の国
2013春の青春18切符は、日帰りで三重県関宿に行ったのと、高知県に行ったのに使いました。






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2013年青春18春の旅(6)久礼大正町市場

2013-04-09 23:02:29 | 土佐の国
土佐久礼駅で降りて10分程歩いたところにある久礼大正町市場(くれたいしょうまちいちば)に行きました。

中土佐町久礼は小さいながらも高知県中部の漁師町で鰹の本場! 大正町市場では、その日の朝どれ・昼どれの新鮮な魚介類が売られ、他にも野菜や手作りお惣菜などが並んで、一番にぎわうのは午後2時過ぎです。

明治の中頃から漁師のおかみさん達が夫や息子が獲ってきた魚をさばいて売り始め、地元の台所となっていましたが、大正4年に大火があって、市場周辺の230戸が焼失した時に、大正天皇から復興支援金350円が届けられたので、ぞれまでの町名、地蔵町を改めて大正町としたのです。


市場の入り口。



入口横に井戸があったけど、今も使われてるのかどうかは不明。



市場の反対側入口。この間のアーケード内に30軒程のお店が並んでいます。








魚屋さんの店先の初ガツオ。






刺身用におろされたアジ。



一夜干しの干物もあります。









市場のめしや、「浜ちゃん」。
魚屋さんで買った魚を料理してもらってご飯と味噌汁をつけて食べられる食堂もあります。







カツオのタタキ定食に、



かつおどんぶりを食べました。
上にのっているのはトロロです。



市場は昼12時頃から夕方まで営業しています。
お休みは1月1日~3日と海が時化たときです。


少し歩くと、ふるさと海岸に出ました。
「土佐の一本釣り」の漫画家、青柳裕介の像がありました。
向こうに見えるのは双名島(ふたなじま)。土佐十景の一つで、近くに「だるま朝日」が見える海岸もあります。



久礼の街は漁師町独特の街並や、高知県内最古220年前の酒蔵が現存している酒造店などがあり、平成23年に漁師町としては初めて国の重要文化的景観に指定されています。
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2013年青春18春の旅(5)高知~土佐久礼

2013-04-09 00:57:23 | 土佐の国
琴平から高知までは、時間の節約のため、特急列車を使用したので、青春18の旅は諦めました。

今年の春の青春18きっぷの使用期限は4月10日まで、最後に残った1枚を使いきるために高知駅から土佐久礼(とさくれ)駅まで土讃線の電車に乗りました。



高知の街の真ん中、はりまや橋近くの喫茶店にて、龍馬さんに出会いました。



高知市内を走る路面電車、土佐電鉄の桟橋通り車庫にて、たくさんの電車に出会いました。




高知駅から乗った窪川行き普通電車。12:02発。




高知県中央西部の大きな町、須崎駅を過ぎて二つ目の駅、安和(あわ)に近づき、トンネルを抜けると始めて土佐湾(太平洋)の海が現われます。
安和駅は海のすぐ側にあり、眺めは抜群、この美しい海岸は夏には海水浴場となります。



土佐久礼駅。高知駅から24番目の駅です。13:28着。
待合室とホームに面した庇屋根を持つ駅舎ですが、きっぷ売り場は午前中だけ中土佐町が委託を受けて販売していて、その他の時間は自動券売機で対応しています。


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2012年7月高知・北川村の旅 もくじ

2012-07-30 05:05:53 | 土佐の国
2012年7月27日~29日、高知県北川村に行ってきました。
  


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旧魚梁瀬森林鉄道小島鉄橋

2012-07-30 02:34:20 | 土佐の国
高知で宿泊したのは、県東部北川村にある「北川村温泉ゆずの宿」。


JR高知駅から土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線に乗車、終点なはり駅まで約80分。なはり駅から北川村村営バスで北川村温泉まで約40分。

はるばると来た感じです。

温泉のお湯はぬるぬるで、お肌にとってもいい感じ、夜の露天風呂からは真っ暗な峡谷の空に星が見えて大自然の懐に包まれているようでした。


宿のすぐ前を流れる奈半利川にかかる赤い鉄橋は、旧魚梁瀬(やなせ)森林鉄道の小島鉄橋。

魚梁瀬森林鉄道は明治44年から昭和38年まで北川村・馬路村・安田町・奈半利町・田野町に跨って走っていた鉄道で、日本三大美林の一つと言われた魚梁瀬杉を運ぶために作られました。最初はトロッコで、下りは木材を積んで山の傾斜を利用して下り、帰りは犬に引かせて上っていました。大正8年からは蒸気機関車が走りだしましたが、人間は命の保障はしませんというただし書きを了解の上で、乗せてもらっていたそうです。
林業の衰退と、魚梁瀬ダムの建設によって一部が水没し、ついに廃線となりました。

2009年に林業技術史上重要な遺産としてトンネルや橋などの施設が「旧魚梁瀬森林鉄道施設」として、経済産業省の近代化産業遺産群に認定され、さらに重要文化財に指定されました。森林鉄道の重文指定は初めてのことでした。


その一つ、小島鉄橋は1932(昭和7)年に建設され、幅1.9m、長さ143mで、魚梁瀬森林鉄道施設の中では一番長い橋です。



現在は線路は撤去され、橋の上を歩いて渡ることができます。






小島橋の横に続くガーダー橋。




一つ川下の橋も水面に赤い橋の影が映ってきれいでした。



周辺の山にはこんな百合の花がたくさん咲いていました。

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土佐の高知の日曜市へ

2012-07-30 02:33:13 | 土佐の国
7月末に高知に行ってきました。



高知の街の中心にある高知城。



その大手門前から東へ追手筋通りに日曜日ごとに市がたちます。



主に近郊農家の人達が作った野菜・果物、山で採ってきた山菜や植物、魚、手作りのお菓子や、お茶、衣類、小物、骨董から刃物、植木、鶏等々いろいろなものが売られています。




しかし、この日はあまりにも暑かったので、



喫茶店に逃げ込んでウィンナーコーヒーを頼むと龍馬さんに出会えました。


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四国三十三番札所雪蹊寺

2012-01-02 23:16:13 | 土佐の国
今年の初詣は四国霊場八十八ヶ所の第三十三番、高福山 雪蹊寺へお参りしました。


高知市中心部から南へ車で20分ほど、景勝地桂浜に行く手前の長浜地区にあります。
元旦でもお遍路さん達が参拝していました。


延暦年間(782~806年)に弘法大師によって開創され、元は高福寺といいましたが、その後運慶、湛慶のゆかりで慶運寺と改められていました。本尊は薬師如来で脇士に日光菩薩、月光菩薩、いずれも運慶晩年の作と言われる重要文化財、毘沙門天と脇仏の吉祥天女、善賦師童子は運慶の子湛慶の作で重要文化財。鎌倉時代の仏像が地方にこれだけたくさんあるのは珍しいそうです。
室町末期には廃寺同様となっていましたが、戦国時代に月峰和尚が入山し、長曾我部元親の援助もあって臨済宗として復興しました。
元親の死後はその菩提寺となり、元親の法号にちなんで雪蹊寺となりました。



雪蹊寺の裏手にある長曾我部信親のお墓。
1586(天正14)年、豊臣秀吉の九州征伐の時に大分県戸次川の戦いで薩摩の島津義久の大軍と戦って戦死した元親の長男信親は時に22歳、ロマンやなあ。
その横には戸次川で共に斃れた戦没者七百余名の供養塔もあります。


雪蹊寺の隣にある秦神社は長宗我部元親と信親を祭神とする神社です。


雪蹊寺と秦神社の背後の山は長浜城址。
戦国時代に本山梅慶の支城でしたが、1560(永禄3)年、長宗我部元親の父国親が奇襲して奪い取りました。

以来、長浜一帯は長曽我部元親の城下町としてひらけていましたが、山内一豊の入国で浦戸城明け渡しを余儀なくされ、長曽我部由来の武士は郷士として、山内氏に従って入国してきた上士の下位に従えられる構造となりました。

長浜にはこの他にも、長宗我部元親のお墓や元親初陣の像など、長曽我部氏関連の史跡がたくさんあります。



高知市の中心街、はりまや橋交差点。元西武デパートがあった一角は今は大きなパチンコ企業ビルになってしまいました。
恐るべし、高知のパチンコ文化!
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土佐神社への初詣

2011-01-03 00:05:43 | 土佐の国
今年の初詣は土佐の国の一の宮、土佐神社に行きました。



高知市の東北郊外、一宮(いっく)にある土佐神社、祭神は大国主命の子、味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)と一言主神。この二神は大和葛城の賀茂氏によって祀られた神で、大和の賀茂氏またはその同族が土佐の国造に任ぜられたことによって、ここに祀られたものと伝えられています。


社殿は、1570(元亀元)年に長宗我部元親によって再興されたもので、入母屋造りの前面に向拝を付けた本殿と、その前方に十字形をした幣殿、拝殿、左右の翼、拝の出からなり、幣殿が頭で、尾にあたる拝の出が長く、本殿に向かってトンボが飛び込んでいく形になっているので、入蜻蛉(いりとんぼ)形式といわれ、凱旋を報告する社という意味があるそうです。(国の重要文化財)

同じく長宗我部元親が、出陣の時に戦勝を祈願する出蜻蛉(でとんぼ)形式の神社を造営したのが高知市長浜にある若宮八幡宮です。


拝の出。

幣殿、拝殿と翼。

本殿。


この神社には小さい頃、夏の「しなね(志那称)祭」の夜に連れて行ってもらった記憶があるだけで、こうして昼間にお参りしたのは初めてです。しなね祭は毎年8月24・25日の両日に行われる土佐三大祭の一つで、大勢の参拝者で賑わい、長い参道に夜店が並ぶのも楽しみの一つです。
「しなね祭」の語源は、旧暦7月3日の祭で、7月は台風が来ることから風の神、志那都比古からきているという説、新稲がつづまったという説などがありますが、とにかく、土佐神社のことを親しみを込めて、「しなね様」「しなね様」と呼び習わしています。



そして、今年は拝殿の横にこんな看板も出ていました。

2009年12月19日、NHK大河ドラマ「龍馬伝」のロケがこの神社の境内で行われたそうで、神社報によると、福山雅治、広末涼子、香川照之他、エキストラ30名、撮影スタッフ約130名で、第7回「遥かなるヌーヨーカ」、第8回「弥太郎の涙」、第10回「引き裂かれた愛」、第13回「さらば土佐よ」の回が撮影されたということです。
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あけましておめでとうございます

2011-01-02 00:23:28 | 土佐の国
今年も「ビバさんのさんぽ道」をどうぞよろしくお願いします。

     



高知では毎日雲ひとつないよいお天気です。
風は冷たいのですが、日差しはとても暖かいので、乗り物の中などではぽかぽかで、眠たくなってしまう程です。

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