京都国立近代美術館に「藤田嗣治展」を見に行った時に、初めて4階に上り、ロビーからの眺めに驚きました。

目の前に平安神宮の大鳥居が聳えていて、その向うに京都市美術館が。
京都市美術館
は1933(昭和8)年建築で、中央に千鳥破風がある帝冠様式といわれるもの。(ちょっと鳥居が邪魔か)

建設に当たっては、伊東忠太、武田伍一らの委員会が設けられ、建設場所の選定を行うとともに,設計案を公募し、東京の前田健二郎案が1等に入賞、これを部分的に修正して建てられました。
片岡仁左衛門の「日本に京都があってよかった」ポスターはこの建物の南側らせん階段で撮影されたものです。

平安神宮大鳥居は最近塗り替えられたので、金の部分もピカピカです。高さは24.4m、1929(昭和4)に建てられました。
いつも下から見上げるだけだったけれど、上から見下ろしてみると、また変わった見方ができます。

そしてここからは、東山連峰が金戒光明寺から都ホテルの辺りまで、一望のもとに見渡せる絶景スポットです。

7月2日、どんよりした曇り空だったのが、惜しいです。
