ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

平和のための戦争展

2006-08-05 03:28:36 | ぶらり都めぐり
暑~い中を立命館大学国際平和ミュージアムで行われている「平和のための戦争展」を見に行ってきました。






戦争展には前はちょくちょく行っていたけれど、今度は久しぶりです。




手塚治虫の火の鳥。向うには「わだつみの像」がありました。




ムッちゃんの像ができていました。戦争中に空襲で家族をなくして一人ぼっちになったムッちゃんが、大分県の洞窟の中で一人衰弱して死んでいったという実話をドラマにしたのを前にテレビで見ました。
今またイラクで、レバノンで、たくさんの子供の命が失われていっています。
戦争のない世界になるように、日本の平和憲法の精神を守り広げていかなくてはと思いました。
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相国寺瑞春院

2006-08-05 02:41:14 | ぶらり都めぐり
「京の夏の旅」第二弾で、臨済宗相国寺の塔頭瑞春院に行ってきました。
本当に「夏の旅」で暑いこと、暑いこと。
個人で行きましたが、やがて団体で定期観光バスで来られた方達と一緒に説明を聞きました。
平日だし、団体さんもそれほど多くはなかったです。


烏丸今出川を少し上がって、同志社大学のすぐ北側、烏丸通りから東に入った所、相国寺の中では一番西側にあります。








玄関前のつくばい。後で気がついたけど、瓢箪の形してる。




南側のお庭。庭園は撮影OKで、室内はだめでした。
この庭に面した部屋に今尾景年筆「孔雀の襖絵」と上田萬秋筆「雁の襖絵」があります。
水上勉が9歳から約4年間このお寺で雛僧として過ごし、その時の思い出を綴ったのが、小説「雁の寺」ですが、小僧さんは雁の絵が描かれている部屋には入れなくて、孔雀を雁だと思って書いていたそうです。




東側のお庭。たくさんの赤石が羅漢を表しています。




北側のお庭。夢想国師の作風を模して室町時代風の池泉回遊式庭園で、池のほとりに表千家「不審庵」を模した茶室「久昌庵」が建てられています。




茶室の隣の書院。中に鈴木松年筆「松の襖絵」があります。
蓮がおっきーい!




茶室の手前の待合にこんな人がいました。




これが今年の夏の旅のメインの「水琴窟」     
茶室と待合の間にあります。




この竹の穴に耳を近づけると音が聞こえてきます。蹲からあふれ出る水が地下に流れ込んで音をたてているので、人の手で水をかけなくても、常に音楽を奏でるように澄んだ音が聞こえてきます。
少し暑さを忘れて癒されました。
コメント (2)
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