ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

2006年伊吹・醒ヶ井の旅 もくじ

2006-08-31 03:06:51 | 近江の国
2006年8月30日、バスツアーで伊吹・醒ヶ井の旅に行ってきました。
京都駅→伊吹山山頂→関が原→彦根プリンスホテルで昼食→長浜自由散策→醒ヶ井→京都駅のコースでした。








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醒ヶ井の近代建築

2006-08-31 03:05:48 | 建物(滋賀県)
醒ヶ井宿を散策していると、思いがけずもレトロな建物に出くわしました。


何と!ヴォーリスの設計した旧醒ヶ井郵便局でした。
1915(大正4)年建築で、元は木造二階建てでしたが、後に外観をモルタル造りに改装しています。
現在は米原市醒井宿資料館として利用されていました。
残念、時間があれば入って見学したのにー。

そして、もう一軒、なんかいいなと思って近づいて見ると「登録有形文化財」の札がついていました。醒井公会堂だそうです。
説明板もなく詳細はわかりませんでしたが、調べてみると昭和11年建築で「和洋のデザインや構法を混在させた公民館建築」ということで平成14年に文化財に指定されていました。
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醒ヶ井の梅花藻

2006-08-31 03:04:32 | 近江の国
長浜で芙蓉を見た後、醒ヶ井の梅花藻を見に行きました。
もう終わっているかと思いましたが、まだよく咲いていました。梅花藻も今年はいつもより咲くのが遅いのかもしれません。

JR醒ヶ井駅から徒歩5分くらいの旧中仙道沿いの地蔵川です。

小さな梅の花の形をした藻の花びらが揃って水面から顔を出していました。


ピンクの花びらは川の側のサルスベリの花です。


上流に「居醒の清水」といって自然に水が湧き出ている所があります。
ここから冷たい水が流れ出て清らかな流れとなり、きれいな水にしか住めない梅花藻やハリヨという魚が生息しているのです。

近くにヤマトタケルノミコトの像がありました。
伊吹山で大蛇を退治したけれど、蛇の毒にあてられて、やっとのことでここにたどり着き、身体や足をこの清水で冷やすと熱も冷め、体の調子も元に戻ったことから「居醒の清水」と呼ばれるようになったということです。

川の水はとても冷たくて、やかんでお茶が冷やしてあったりして、川の側の方達が川と共に生活している様子がよくわかります。
一人のおばあさんが藻にかかった枯葉などをひしゃくではらって、川をきれいにしているのを見かけました。

つけたし:醒ヶ井宿の一つ西にはあの忠太郎で有名な番場の宿があります。
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舎那院の芙蓉

2006-08-31 03:03:26 | 近江の国
滋賀県長浜市の舎那院の芙蓉が見頃です。

曳山まつりで子供歌舞伎が奉納される長浜八幡宮のすぐ横にあり、長浜駅から徒歩20分くらいで行けます。

境内に芙蓉の木がたくさんあり、きれいに咲いていました。



芙蓉の寺というだけの知識で駆け足で行ってきたのですが、「源義経公都落ちの遺跡」と書かれていたのは、義経が頼朝に追われて都落ちをし、琵琶湖を舟で渡って最初に隠れたのがこのお寺だったそうです。その時も「舎那院」と言っていたのかしらん。それなら自分の幼名に似通ったお寺に身を隠して何を思ったか・・・。
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伊吹山のお花畑(2)

2006-08-31 03:02:11 | 近江の国
伊吹山で咲いていた花達です。
名前は推定でつけているので、あやしいです。

サラシナショウマ


ルリトラノオ


ワレモコウ


シオガマギク


テンニンソウ(ツリガネニンジン)


シモツケソウ




ユウスゲ。1本だけ咲いていました。


アザミの一種。


カワラナデシコは終わりかけていました。


フウロソウの一種。虫に食べられたのかこんな姿になって1本だけありました。


そして、「伊吹」と言えばお灸の「もぐさ」。もぐさの原料のヨモギがそこらにいーっぱいありました。
「かくとだにえやは伊吹のさしも草 さしもしらじなもゆる思ひを 」
ってなことに。

そもそも、伊吹山に薬草が多いのは織田信長がヨーロッパからきた宣教師達に伊吹山で薬草を育てることを許可したお蔭で、外国からの植物と在来の植物が交配して、伊吹山独自の種が育ったためだそうです。それで、「イブキ何とか」っていう名前の、この山にしかない植物がたくさん生えているのだそうです。これもバスガイドさんの受け売り。
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伊吹山のお花畑(1)

2006-08-31 03:01:02 | 近江の国
伊吹山(標高1377メートル)に登りました。と言ってもバスツアーなんで、ほとんど山頂近くまでバスで運んでもらい、そこから片道40分歩いて山頂に行って帰ってきただけなのですが、これが結構大変な山道でした。
勾配はそんなに急ではないのですが、伊吹山独特の石灰岩がごろごろ転がっている道なので、運動靴でも歩きにくく、バスの出発時間まで90分の間に往復して帰ってくるのは大変でした。かなり足にきましたね。

駐車場には芭蕉の句碑がありました。
「そのままよ月もたのまじ伊吹山」


お花畑は夏の花が終わりかけていて、「あまり咲いていない」と言う人もいました。

でも、初めて見た私にとっては、山野草がいっぱいで感激の風景でした。


お天気は朝京都を出発した時から曇りで、山の上はさらに霧がかかり、登るにしたがって風雨が強くなって、見晴らしは全然駄目でした。
山頂にお寺と休憩売店と、

ヤマトタケルノミコトの像が立っていました。
雨でレンズに水滴が(汗)。
ヤマトタケルがどこやらの女の神さん(?)の所に行った後、伊吹山の神を退治しにきたのに、女の所に大事な剣を忘れてきて退治できなかったとかいう伝説があるそうです。バスガイドさんのお話の要点だけ(大汗)。

山を下ってきた頃から雲が途切れ、遠くの山並みや滋賀県と岐阜県の平野が見渡せるようになり、素晴らしい眺望を楽しむことができました。
もちろん、山の上は涼しくて17℃でした。
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伊吹山バスツアー

2006-08-31 02:59:21 | 近江の国
伊吹山お花畑と醒ヶ井の梅花藻を見るバスツアーは、新聞のチラシに入っていた某旅行社のでした。

          

コースは京都駅を朝8時に出発→伊吹山山頂でお花畑散策(1時間半)→関が原でお土産お買い物(30分)→彦根プリンスホテルでフランス料理の昼食(1時間半)→長浜で自由散策(1時間)→醒ヶ井で梅花藻観賞(45分)→京都駅帰着(19時半頃)という盛りだくさんな内容でした。

人気のコースらしくて、3日くらい前に申し込んだら、バスの席は前から先着順で一番後ろの席になり、40名以上で満席でした。土日だとバスが2台出るそうです。添乗員さんの話では、この時期(8月中で終了)人気なのはこのコースと鳥取梨狩りなんだそうです。バスの乗客はほとんど女性、たまに奥さんに付き添って来られたような男性もおられました。

私としては、フランス料理はどうでもよくて、伊吹山と醒ヶ井をもっとゆっくり見たかったのですが、お食事が目的で来られた方もいたのでしょうか。
でもまあ、お安いのを基準にこのツアーを選んだのは私なので、あんまり文句は言わないことにしときましょう。

だけど、ツアーでいいこともありました。配車されていたバスのガイドさんが詳しく解説をしてくれたことです。歴史にとても精通していて、彦根城や佐和山城、関が原や伊吹山について、知らないことをいっぱい教えてもらいました。関が原を通る時は、西軍と東軍のそれぞれの武将の陣地がどこにあって戦況がどうだったとか、伊吹山では敗れた石田三成がこの山の中で迷っていて捕らえられて七条河原で斬首されたとか・・・、ずっと退屈せずに過ごすことができました。
それに、植物にも詳しくて、走るバスの中から「あちらに○○、こちらに△△」と草花の名前をすらすらと教えてくれるのです。
後で聞いたら、「歴史、はまっちゃいます! 花も好きですう。」と言ってられました。
名前を見るのを忘れましたが、明星観光のバスガイドさんでした。
一人で行く旅もいいけど、こうしていろいろ解説してもらえるのもいいものです。


以下、自分へのおみやげです。

関が原のお土産屋さんで「創業文政11年 関が原宿名物」というのに惹かれて嘗め味噌を買いました。味噌に小さく切った茄子、瓜、椎茸、生姜、胡麻を混ぜて炊いたもので、甘味があってモロミのようにキュウリにつけたりご飯に乗せて食べたらおいしかったです。

長浜名物ボーロ。
とっても硬い、生姜砂糖をまぶした小麦粉のお菓子です。
硬くて硬くて口に入れても決して噛み砕けません。しばらく口の中で嘗めて軟らかくしてやっと噛めるようになります。
1時間しかない長浜散策時間の間に町のはずれにある舎那院まで芙蓉を見に行こうと必死で歩いていたら、長浜八幡宮の門前の通りのお菓子屋さんに「手作り」と出ていたので、ここにしかなさそうなので買って帰りました。
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