ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

祇園饅頭

2008-09-11 02:27:42 | ぶらり都めぐり
細見美術館に行く途中で、「祇園饅頭」さんの岡崎工場の前を通りました。


白川の西側から三条通りをちょっと上がったところにある町家です。


町家の一階土間で職人さん達がお菓子を作っていて、すぐ前で販売もされています。


いつも通り過ぎるだけだったけれど、初めてくずざくらと椿餅を買って帰りました。

販売のお店は四条の南座前にあるそうです。
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インドネシア更紗のすべて

2008-09-11 02:00:55 | ぶらり都めぐり
清水寺の次に、岡崎の細見美術館に行き、「インドネシア更紗のすべて~伝統と融合の芸術~」展(9月15日まで開催中)を見ました。

                 


インドネシア更紗(バティックとも言う)は、蝋で防染して何度も色を重ねて模様を染めあげていく蝋けつ染めの一種。今回の展示は国士舘大学の戸津正勝教授のコレクションによるものです。

色・模様はインドネシア更紗独特のものですが、細部を見ると実に細かい模様が蝋の点で描かれていて、ちょっと江戸小紋の点を思い出しました。
インドネシア国内各地によって、また、王宮由来のもの、農村のもの、交易用のもの等、模様の特色が生産地、時代によってそれぞれ違っています。
中国、インド、ヨーロッパと外国の影響を受けたものもあり、日本占領時代のものは、どこか着物の模様と似通った感じもありました。上のポスターの左上の緑の濃淡の布がそれで、これが一番気に入りました。
日本の南洋占領を決して賛美するものではありませんが、文化の上ではこのような影響も与えていたのかと、初めて知りました。

とにかく、何体かマネキンに着せられたバティックの腰巻(と言うか、胸までのドレス)の上に刺繍入りの透けた上着の組み合わせが素敵です。インドネシア女性の盛装で、日本の着物、中国のチャイナドレスと同じように、民族衣装の華だと思いました。
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