ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

松阪の町再訪

2008-09-22 20:57:11 | 遠出(国内)
またもやって来ました、松阪の町。
ここに来たのは今年1月のこと
今回は友達を案内しての旅でしたが、松阪牛にはありつけませんでした。


今回は前回に入らなかった「松阪商人の館」(旧小津清左衛門家住宅)を見せていただきました。

江戸店持ち豪商の中でも筆頭格だっただけあって、たくさんの座敷とお庭、離れ座敷、いくつもの蔵を持つ大きな商家でした。

台所の規模も大きくて、ただただ感心するばかり。

近くのお寺の屋根瓦の遺構も展示されていました。




前回見れなかった「歴史民俗資料館」に行ってみましたが、今回は休館日で見られず(涙)。
松阪市立歴史民俗資料館は旧飯南郡図書館。1912(明治45)年建築で、国登録有形文化財です。

御城番屋敷へも再び。
相変わらず静かなたたずまいです。

前回改修工事中だった土蔵が出来上がっていました。


武家屋敷の一画には白い萩が咲いていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俳聖殿(三重県上野市)

2008-09-22 20:55:57 | 建物(三重県)
伊賀上野では夕闇も迫り、雷さんがゴロゴロ鳴り出したので、伊賀上野城のある上野公園まで行き、「俳聖殿」を見ただけで帰ってきました。


松尾芭蕉生誕300年を記念するためにやはり川崎克氏が建てた建物。1942(昭和17)年に伊東忠太の設計で建設されたもの。芭蕉の旅姿を模したものとされ、木造桧皮葺の二層塔建て八角形で、2階屋根が笠、1階のひさしは蓑を表していて、相当変わった建物です。中には伊賀焼の芭蕉像が安置され、10月12日の芭蕉忌にだけ開帳されます。三重県の有形文化財。

建物の前で一人の女性モデルを取り囲んで撮影会をやっていたので、建物撮影にとってはお邪魔虫でした。

萩の花がまだきれいに咲いていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊賀忍者でござる

2008-09-22 20:54:46 | 遠出(国内)
関から伊賀上野に移動するのに、先ずJR関西本線に乗車、伊賀上野駅まで37分間。


伊賀上野駅から伊賀鉄道に乗り換えて、三つ目の上野市駅まで7分。
伊賀鉄道の電車は松本零士デザインの「くの一電車」です。


あちらに男忍者の電車もいました。


伊賀鉄道は2007年10月から近鉄から運営が移行され、近鉄や伊賀市が出資する伊賀鉄道として存続することになりました。JR伊賀上野駅から上野市駅を通って伊賀神戸(かんべ)駅まで16.6kmの単線で田園の中をごとごと走る電車です。

上野市駅の向こうに見えるのが伊賀上野城。
築城の名手藤堂高虎が伊賀に移封されましたが、建設中の天守閣が1612(慶長17)年台風で倒壊してしまい、以後天守閣のない城でした。地元出身の代議士、川崎克氏が昭和10年に天守閣を再建し、木造では最も新しい天守閣となりました。

お城の近くに忍者屋敷もありましたが、今回はパスしました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会津屋で思わぬ発見

2008-09-22 20:53:39 | 遠出(国内)
今はお食事処になっている会津屋は元は旅籠屋。
「関で泊まるなら鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」と歌われたその会津屋でしょうか。


お昼に「街道そば」をいただきました。

ふと見ると、食堂の片隅にあった「あいづや」の看板は、

何と立派な鏝絵(こてえ)ではありませんか!
家や土蔵の壁に左官さんが鏝で絵を描いたもので、普通は高い所にあって遠目にしか見れないのに、こんなに真近で見られるとは思ってもいませんでした。
昔は高い所にあった看板を下ろしてきて室内に置いてあるのでしょうか。
黒地の壁に白い漆喰で見事に松に鳳凰(らしい)が描かれています。

思わぬ発見にビバさん感激~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関宿レトロの町並み

2008-09-22 20:52:25 | 遠出(国内)
関宿の町並みの中でも、特にレトロちっくな所がいくつかありました。


先ずは、
ナガオ薬局。

元薬局を営業していた築195年のお家で、カフェとギャラリー、骨董のお店をなさっています。


元は薬棚らしき所に昭和のおもちゃや雑貨がごちゃごちゃと所狭しと飾ってありました。

昔なつかしい薬びん達。




続いて、
元たばこ屋さん。




そして・・・
この何気ないおうちも、


元はおふろ屋さんでした。
左、男湯。右、女湯。

これもレトロ
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関宿の旅籠玉屋

2008-09-22 20:50:58 | 遠出(国内)
関宿旅籠玉屋歴史資料館は市文化財に指定されている江戸時代の旅籠建築を修復し、旅籠で使われていた道具類、浮世絵、掛軸などの美術品類、歴史資料などを展示し、江戸時代に栄えた旅籠の姿を再現しています。



入ったところの帳場で番頭さん(?)が迎えてくれていて、一瞬ギョッとします。

坪庭をはさんでいくつもの座敷が続いています。


立派な欄間。

二階の客室にはお膳の用意がしてあって、

隣の部屋にはお布団が敷いてありました。
お布団はかなりせんべいで。


大きな台所にはお酒の用具や、

おくどさんが。

二階の間の窓は、

外から見ると宝珠の玉をかたどった虫籠(むしこ)窓でした。


「関で泊まるなら鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」と歌われ、たくさんの部屋がある立派な造りの旅籠屋でした。
土蔵の中には歌川広重の「東海道五十三次」の浮世絵が展示されていました。

三重県亀山市関町中町444の1
近くにある「関まちなみ資料館」(江戸時代末期に建てられた町屋建築)とセットで入館料300円、開館時間:午前9時~午後4時30分、休館日は月曜日と年末年始です。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東海道関の宿

2008-09-22 20:48:54 | 遠出(国内)
関宿(せきしゅく)に行ってきました。


京都駅を朝9時に発って、JRで草津、柘植で乗り換え、関西本線関駅に着いたのは10時38分でした。思った程時間はかかりませんでした。

台風が通り過ぎた後だというのに、お天気がどうもすっきりせず、関駅に降りた頃にはバケツをひっくり返したような大雨、しばらく駅で雨宿りしているうちに、雨もあがってきました。


関宿は駅の近くを真ん中にして、そこから東西の追分まで、全長1,8キロメートルの街道に沿って昔ながらの町屋が並ぶ細長い街並みです。



先ず西の追分を目指して歩きましたが、それが結構長くてなかなか追分までたどり着けません。地蔵院前の会津屋で昼食をとった後、引き返して東の追分を目指しました。

しかし、東の追分もなかなか遠くて、途中で挫折、駅に引き返しました。
残念ながら追分は東西とも見ることができませんでした。


長い街道の両側に江戸時代のままの町屋が延々と続いていて、完全にタイムスリップしたようです。これほどに大規模に昔のまま残されている町並みは見たことがありません。

虫籠窓にばったり床机。

しかも、それぞれの町屋では今も人が住み、商いもして日々の生活を送っておられます。


曳山が町を練る祭りが7月下旬に行われるそうで、その山車をしまっておく倉がありました。
最盛期には16基あったそうですが、今は4基が残っています。

関宿名物「志ら玉」はこしあんを米粉生地でつつんだ平たいお餅。みたらし団子と一緒にお店の前の床机に腰かけて試食しました



関宿の銘菓というとこちらも有名、「関の戸」。
こしあんを白い求肥皮で包み、その上を阿波の和三盆でまぶした餅菓子です。こちらも試食用にお買い上げ。

関の戸のお菓子屋さんは立派な屋根瓦のついた庵看板が出ています。
看板の字の京側は漢字、江戸側はひらがなになっていて、旅人がどちらに向かっているかがわかるようになっています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする