ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

泉涌寺即成院の二十五菩薩お練り供養

2011-10-16 18:25:55 | ぶらり都めぐり
今日は昨日の雨とはうってかわったよいお天気の一日でした。

泉涌寺に行こうとしていたら、ちょうど塔頭の一つ即成院で1時から「二十五菩薩お練供養」が始まるところだったので、見ていくことにしました。



即成院では毎年10月第3日曜日に「二十五菩薩お練供養法会」を行っています。本尊の阿弥陀如来像と二十五菩薩像は重要文化財です。この阿弥陀如来をはじめ二十五菩薩が極楽浄土の世界から現世に来迎して、衆生を救済し現世から極楽浄土の世界へ導かれる教えを具体化した行事がお練供養法会です。



導師に導かれて山伏やお稚児さんが清めの散華を撒きながら進みます。本堂から地蔵堂へと往復して、かなりの時間がかかります。
その次に信者さん達の行進も本堂から地蔵堂にあり、



お稚児さんの担ぐ花車も通って、



やっと二十五菩薩のお出ましです。
先導はお地蔵様、実は阿弥陀如来の化身なのだそうです。




続いて二十五人の菩薩様達が進みます。
踊りながら進まれる菩薩様もいます。

橋の横につけられている五色のひもを握って願い事を唱えると阿弥陀如来に願いがかなえられるそうです。



本堂を極楽浄土、地蔵堂を現世に見立てて、その間に架けられた橋の上を練り歩かれます。
それぞれに楽器を持って音楽を奏でておられるようです。




後ろの方の菩薩さん達は背の低い方が多くて、結構子供の菩薩さん達だったのかもしれません。




地蔵堂に入っていくところ。極楽浄土から現世に来迎されたところです。
この後、衆生を救済して地蔵堂から再び本堂に帰られます。

本堂に帰られた後は、本堂で観世音菩薩・大勢至菩薩・普賢菩薩による極楽の舞が行われるそうです。

たまたま通りかかって二十五菩薩様にお目にかかることができたとは、ありがたいことでした。



山内には那須与一の墓があることでも知られています。



お寺のHPで調べていたら、この菩薩様にも応募してなれるようです。
菩薩出仕者(小学生以上)を若干名一般公募。出仕料五千円。菩薩出仕者には、和装(着物)の同伴者の方が一名必要だそうです。



コメント
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