ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

平安神宮神苑無料公開と薪能

2012-06-02 12:45:08 | ぶらり都めぐり
5月31日と6月1日に平安神宮で薪能が行われていたので、2日目に行ってきました。


大極殿前の広場に能舞台が設置されていました。




この日は神苑が無料公開されていたので、お能が始まる前に見てきました。

花菖蒲はまだ咲き始めで、ちらほら咲きでしたが、やはりきれいでした。














スイレンもまだつぼみ状態。



こちらはアヤメ。



サツキも咲き始めでしたが、緑のあふれる庭園にすっかり癒されました。



お能の始まる前の頃になって空が暗くなり、雨粒がポツポツ、傘をささないといけない程になってきたので、雨天順延になるかと危ぶみましたが、しばらくすると再び青い空が出てきて、無事に上演されることになりました。よかったー。



二曲目の上演前に篝火が焚かれ、だんだん暗くなる中で、静御前の霊が舞う「二人静」が演じられると、すっかり幽玄の世界。
壇ノ浦に平家一門の霊が揃って現れる「碇潜(いかりかずき)」では、知盛の霊が碇を担いで暴れまわり、お能というよりは歌舞伎のような激しさで演じられていて、素人の私でもわかりやすい演目でした。




びっくりしたのは、狂言役者の茂山逸平くんが開演前に観客席でフツーにパンフレットを売り歩いていたことでした。


初めての薪能体験、おもしろかったです。

コメント (2)
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