ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

高知県立坂本龍馬記念館

2007-01-04 01:31:31 | 土佐の国
桂浜へ行った主な目的は桂浜荘のお風呂と坂本龍馬記念館で開催されている「反骨の農民画家、坂本直行展」(2006.11.11~2007.3.31)を見るため。



坂本直行(1906-1982)は龍馬の甥(姉(乙女姉さんではなくもっと上の姉)の子供直寛)の孫にあたる人。直寛は北海道に移住していて、その孫直行さんも北大山岳部を経て十勝原野に入植、極貧の開墾生活を送りながら、十勝の自然を描き続けました。

北海道から取り寄せたたくさんの油絵と、開拓時代を始めとする一家のアルバム写真が土佐和紙に大きく引き伸ばされて飾られていて、親しみの持てる展示でした。

もともと龍馬も蝦夷地の開拓を志していたことが展示された書簡(京都大学附属図書館より借りてきた)に書かれていて、共通点を感じさせましたが、直行さんは龍馬の子孫であることは触れなかったし、高知にも来たことがなかったそうです。

直行さんは原野の植物もよく描き、有名なお菓子屋さんの包み紙になっています。そのお菓子屋さんが発行している児童詩の雑誌「サイロ」にも創刊号から表紙絵を描き続けたそうです。

そのお菓子屋さんのチョコレートなども売っていたので買いました。高知に行って北海道のおみやげをゲットするとは思いもしなかったよー

この記念館も元旦から開館するのは今年初めてとのこと、隣の国民宿舎が元旦の宿泊客が初日の出を見に来るお客で満員で、「他にどこか見る所は?」との要請のためだそうです。
そして、1日の先着200名には記念館と桂浜荘からそのお菓子屋さんのチョコレートがもらえたのです。まだ午前中にいったので、私達もいただけました。館内にもだいぶ参観者が入っておられて、混み合っていました。

坂本龍馬にそんな子孫がいたこともまるで知らなかったし、知人に誘われてたまたま行っただけなのに、思わぬプレゼントをいただけてラッキ~~でした。
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桂浜散策

2007-01-04 01:30:12 | 土佐の国
桂浜の後ろの丘ににょっきり建って景観を乱しているのは国民宿舎「桂浜荘」。

その3階にある展望浴室は日帰りで入ることができます。
窓から桂浜とその前の太平洋を眺めながら入浴できて550円、雄大な気分で新年を迎えることができました。

桂浜荘のすぐ側に15メートル四方位の狭くて小高い段があり、そこが浦土城天守閣跡。中世の山城で天守閣があるのは珍しい例だとか。
浦土城はここから西になだらかな山の上部が城として築かれていて、長曽我部氏が造り、山内一豊も土佐に上陸した時に一時的に使っていたのは、この前のドラマでご覧の通り。

桂浜荘から浜へと向かう道は藪椿の林になっていて「椿の小道」と呼ばれています。

まだ少ししか咲いていませんでした。

ツワブキと浜菊(?)がかわいく咲いていました。

ツワブキはたくさん生えていて、ほとんど綿毛状態になっていました。

太陽の強い日差しと海からの風が南国特有の植物を育てているようでした。
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元旦の桂浜

2007-01-04 01:28:27 | 土佐の国
今年の幕開けは土佐の高知の桂浜に行ってまいりました。



初日の出は見れなかったですが、穏やかな海上の雲間に太陽を拝むことができました。

はるか西方は足摺岬の方角。

そして、この方も太平洋のかなたをじっと眺めておられました。
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