ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

神光院

2008-09-16 02:17:44 | ぶらり都めぐり
9月15日、北区西加茂にある真言宗のお寺、神光院に行ってみました。

市バス「神光院前」で降りてすぐです。


こじんまりとした境内ですが、お堂の前に池があって、きれいなお庭です。


幕末の女流歌人で陶芸家の太田垣蓮月が晩年ここに住んでいたそうです。



萩の花が咲いていました。

サルスベリもまだ元気。

一本だけ赤く色づいたモミジがありました。
境内にはたくさんのモミジの木があるので、秋が深まったら見事なことでしょう。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祇園饅頭

2008-09-11 02:27:42 | ぶらり都めぐり
細見美術館に行く途中で、「祇園饅頭」さんの岡崎工場の前を通りました。


白川の西側から三条通りをちょっと上がったところにある町家です。


町家の一階土間で職人さん達がお菓子を作っていて、すぐ前で販売もされています。


いつも通り過ぎるだけだったけれど、初めてくずざくらと椿餅を買って帰りました。

販売のお店は四条の南座前にあるそうです。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インドネシア更紗のすべて

2008-09-11 02:00:55 | ぶらり都めぐり
清水寺の次に、岡崎の細見美術館に行き、「インドネシア更紗のすべて~伝統と融合の芸術~」展(9月15日まで開催中)を見ました。

                 


インドネシア更紗(バティックとも言う)は、蝋で防染して何度も色を重ねて模様を染めあげていく蝋けつ染めの一種。今回の展示は国士舘大学の戸津正勝教授のコレクションによるものです。

色・模様はインドネシア更紗独特のものですが、細部を見ると実に細かい模様が蝋の点で描かれていて、ちょっと江戸小紋の点を思い出しました。
インドネシア国内各地によって、また、王宮由来のもの、農村のもの、交易用のもの等、模様の特色が生産地、時代によってそれぞれ違っています。
中国、インド、ヨーロッパと外国の影響を受けたものもあり、日本占領時代のものは、どこか着物の模様と似通った感じもありました。上のポスターの左上の緑の濃淡の布がそれで、これが一番気に入りました。
日本の南洋占領を決して賛美するものではありませんが、文化の上ではこのような影響も与えていたのかと、初めて知りました。

とにかく、何体かマネキンに着せられたバティックの腰巻(と言うか、胸までのドレス)の上に刺繍入りの透けた上着の組み合わせが素敵です。インドネシア女性の盛装で、日本の着物、中国のチャイナドレスと同じように、民族衣装の華だと思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清水寺の秘仏ご本尊御開帳

2008-09-09 04:00:24 | ぶらり都めぐり
清水寺にお参りしてきました。


清水寺の御本尊は観音様、西国三十三所観音巡礼の第十六番札所になっています。
今年は西国三十三所巡礼の中興といわれる花山法皇の崩御より一千年になるので、今年九月から三年がかりで三十三所すべての御本尊が開帳されることになり、清水寺でも2008年9月1日~11月30日と2009年3月1日~5月31日の間特別に公開されます。
清水寺の御本尊、十一面千手観音像は本来は33年ごとに御開帳される秘仏ですが、前回より8年目の今年特別に公開されることになったものです。次に公開されるのは25年後、これは又とない機会です。


ここから、<秘仏拝観秘話>

清水の舞台のある本堂の中におられるので、本尊拝観料100円を払って堂内へ。
暗い堂内で内陣の後ろ中央に観音様がすっくと立っておられます。蝋燭が灯され、たくさんの人が参拝しているので混み合い、やっと前まで進めてありがたく鈴(りん)を鳴らして家内安全、世界平和もろもろをお願いしました。お顔がまろやかで優しげな感じのするありがたいお姿です。「堂内大変混雑していますから、お進みください。」と急かされるので、お姿もあんまりはっきりと見られないまま、とにかく秘仏を拝めてありがたや、ありがたやと思いながらお堂の裏から表側にまわって、内陣中央を見ると、な、な、何と、立派なお厨子の扉が開かれて、ここにも観音様が!
えっ?? こちらの観音様がご本尊? ではさっきの方は??

こちらの観音様は立派な光背もあって、先程の方よりやや厳しいお顔立ち、厳かな雰囲気が漂っています。仏様から渡されている五色の紐を触って再びお願いを申し上げ、やはり人が多くてはっきりお顔も見られないうちに内陣を離れたものの、未だに頭の中は混乱状態。

ちょうどその辺におられたご案内の女の方に(それもお坊さんではない、ちょっと俗人っぽい方に。お坊さんになどとても聞けない)「ご本尊はこちらの厨子の中の方ですか」と聞くと、「そうです」と笑顔でお答え下さって、裏の方はいつも厨子の前におられるお前立ちの観音様なのだとわかりました。ご本尊様を間違えるとは、ドヘヘのへ!ハッハーッ、失礼いたしました!
罰が当たりませんように!

だって、何にも説明が書いてないんですもの。書いてあったかもしれないけど、暗くて見えなかったし(と、言い訳)。
何事にも先達はあらまほしきことかな。

恥ずかしや、無知蒙昧を暴露してしまいました。


本堂の左向かいにある奥之院、こちらの秘仏重要文化財、千手観音座像も今、奈良国立博物館で開催されている「西国三十三所 観音霊場の祈りと美」特別展(8月1日~9月28日)に出開帳されています。2003年に243年ぶりに公開されてから二度目だそうですから、こちらも滅多にお目にかかれない仏様のようです。

「清水の舞台」の下はこんなに大きな柱で支えられています。

「音羽の滝」ではたくさんの人が行列して水を汲んでいました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする