明治神宮外苑のイチョウ並木を見に行ってきました(2023年12月10日)。
外苑北側の国立競技場は見たことがあるけれど、南側はイチョウ並木含めて行ってなかったこと、伐採問題でそうとう話題になっていた樹木の状態はどんな感じなのか見てみたかったこと、そしてイチョウの紅葉の時期ということで、このタイミングに行ってきました。
地下鉄銀座線の外苑前駅からが近いです。ここが、青山通りの明治神宮外苑入口です。
イチョウ並木です!
初めて見たけれど、やっぱり見事です。葉の黄色と通りがキラキラしてますよ。そして、人の出が多い。
秩父宮ラグビー場の入口。こちらに並んでいた人もたくさんいました。
オープンカフェが、ヨーロッパみたいないい雰囲気を出しています。
けっこう葉が散ってしまった木も多くて、ここは紅葉の時期が早いようです。
イチョウの木の根元には林床がしっかり作られていて、植物が植えられています。誰かがこれはクリスマスローズだと言っていました。
青空にイチョウの黄色が映えます。
イチョウ並木の突き当りの交差点まで来ました。
振り返ってみる。
外苑中央のグランウンドでは、クリスマスマーケットをやっていました。ここに向かって歩いている人も多かったわけです。
クリスマスマーケットには入らず、公園内を周遊します。このような紅葉もよく見られました。
国立競技場が見える通り。
聖徳記念絵画館。
聖徳記念絵画館側からクリスマス・マーケットを見ると、ずいぶん盛況のようです。
旧第二球場のあたりは、鉄の壁が作られて、工事の準備は着々と進んでいる感じです。
そこに、外苑の改造工事の説明が掲示されています。イチョウ並木は残すのですね。あとでネットで調べてみたら、旧第二球場をラグビー場に、ラグビー場を神宮球場に、神宮球場は公園とビルにというように、場所を入れ替えて新築するようです。
神宮球場の外野入口。
イチョウ並木に戻ってきて、もう一度たんのうしていきます。ここはやっぱり特別な景観です。唯一無二な感じがします。
個人的な意見としては、イチョウ並木は周囲の林床も含めて大事に残してほしい一方、再開発のために他の一部の樹木を伐採するのはやむなしという考えです。人々の愛着はよくわかりますが、100年くらいの樹齢であり、そこまで歴史的文化的景観的価値が高いのか?と問われたらちょっと即答はできない感じです。明治神宮の森は別格ですが。
帰りに寄った日吉駅の前にある慶応義塾大学キャンパスのイチョウ並木は、まさに今がピークという感じでした。