君は覚えているだろうか~六畳一間のアパートの窓から見える水たまり♪
トキワ壮のアニメなんて知らないっすという世代の人も楽しめる「石ノ森萬画館」に先日行ってきました。
会場内では「石ノ森章太郎検定2021」が開催されており氏に関するテストを受けてみましたら見事合格!・・・といっても氏のキャラにコスプレされていた係の方にほぼほぼ答えを教えてもらっての合格でしたが(^^;あの時の係の方ありがとうございました。【2/3加筆】
今回のお目当てはこちら「釣りキチ三平展(12/12~1/31)矢口高雄」です。
【第79回企画展】釣りキチ三平展(12/12~1/31) | 石ノ森萬画館
今回は矢口高雄氏の代表作「釣りキチ三平」に限定してその原画が多数展示されてましたがどの画を見ても鬼気迫るような緻密な描き込みを感じられるものばかりで感嘆のため息が出ますね。少年誌の安く潰れた印刷やコミック版の縮小サイズでは分かりにくい細部の描写まで美しい。見ごたえあり。
そして矢口高雄氏と言えばダイナミックな動きの表現も要注目。これぞっ金田伊功氏もびっくりの矢口パース!
こんな見開きの使い方が出来る人は天才でしかないでしょう。傑作。
そして展示会がもう終わったので少しネタバレですが矢口高雄氏と石ノ森章太郎氏の秋田でのエピソードがパネルで紹介されてましてお互い努力家同士だったというオチも良かった。
こちらは石ノ森萬画館のOPEN時に寄せられた矢口氏の描いた「サイボーグ009」色紙。
氏が他の作家のキャラクターを描いてるのって初めて見ましたが、結構石ノ森氏の画風に寄せて描いてるのに島村ジョーだけ眼が三平っぽくてなんか可愛い(笑)じわじわ来ます。
さて石巻市「石ノ森萬画館」での展示会は終わってしまいましたが、秋田県の「横手市増田まんが美術館」にて矢口高雄氏の追悼展示会を開催中との事。3/7までなので何とか時間を作って行ってみたい。
【開催中】-追悼展- 矢口高雄 マンガ万歳 画業50年への軌跡
さてラーメンは石巻市へ行く途中、鹿島台に有ります「デリシャストマトファームカフェ (delicious farm)」でお昼を頂いておりました。
こちらは甘みの強いデリシャストマトを栽培されている農園の直売店に併設されたカフェでして自家栽培のトマトを使った料理、デザート等を提供されています。
ラーメンは現在「丸ごとトマトの味噌バターラーメン」「トマト辛味噌ラーメン」「野菜たっぷりトマトタンメン」の3種。野菜たっぷりタンメンも良さそうですがトマト辛味噌の方も”たっぷりの野菜(200g)”と書かれているしいずれにしても野菜たっぷりなんでしょう。日頃の野菜不足解消に良さそう。
メニュー表記(850円)が税抜きなので外税で消費税がかかりますがJAF割引で5%割引が効いたのでこれより少し安くなってます。
早速のスープですが鶏ガラに香味野菜が入り野菜の旨味たっぷりな動物系ベースにトマトの酸味が効いていてシャバシャバした飲み口のスープ印象あり。
もっと味の濃いコンソメ的なスープを(ありていに言うと「太陽のトマト麺」的な)想像してましたが手作り感の強さというか自然な味を組み合わせたような印象があって塩気も売られているトマトジュース等より塩分控えめでヘルシー。辛味噌も配合控えめで野菜の旨味を纏める程度の配合。
スープ中には挽肉が潜み天高く盛られた水菜の下にはキャベツ等の炒め野菜と少しの豚肉が入ってましたが、もう少し肉の割合を多くした方が全体の酸味とのバランスが取れるような気がします(素人考え)
麺はもっちもちの中太縮れ麺で卵麺かな。スープとのマッチングも良好です。なんのかんの言いながらスープまでしっかりと完食。旨し。
# あーそういえばうっかり「デリシャストマトソフト」を頼み忘れました。食べようと思ってたのに。これは次回にしよう。
さて「デリシャストマトファームカフェ」ですがお店のコンセプトからして女性客とカップル客が多く明るい雰囲気になっていてお洒落にお食事を頂ける雰囲気とメニューになってますね。
ただ駐車場なんですが区画を切っただけの土面になっていて砂利も舗装もないので雨の時に靴が汚れてしまうのが細かいけどイマイチに思います。女性客が多いんだし思い切ってアスファルト敷いた方が良さそうです。ごちそうさまでした。
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