新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)
今回は2019年10月に富山県に行った時の話(5回目ラスト)
(前回の続き)富山市で漆黒の一杯を頂いた後は富山を発ち新潟方面に移動します。
海沿いに沿って走る国道8号線は何気にカーブが多く道幅が狭めのため慎重に進みます。天気が良ければ最高のドライブルートなんですが生憎の小雨模様。有料の高速道路も並走していますが貧乏旅行なので例によって下道縛りとなっております。
このまま新潟でもう一泊して明日夜までに仙台に帰ればいいかな位に予定してましたが、糸魚川で気が変わり国道148号線を南下して白馬村方面に向かってみます。国道148号線は初めて通るのでちょっとドキドキ。
白馬岳方面は雲に覆われている模様。この辺は山ばかりで山道走るの大変かと思ってたらそうでもなくてスノーシェッド(覆道)区間が多く快適に走れました。逆に流れが速くてうちのおんぼろ軽ターボ車ではついてゆくのに精一杯(汗)
白馬村に着いたらデザートを頂くべくペンション街へ移動。山際の奥まった場所にあります「花彩」に閉店前ギリギリセーフ。こちらでジェラートを頂きます。
しぼりたて牛乳、ウォールナッツ、白馬(ヨーグルト&マシュマロ)のトリプルで注文。乳製品系が被ってる辺りチョイスセンスの無さが出てましたがどれも美味しくてこの組み合わせでOKでした。
オフシーズン?なのにお客さんがチラホラと訪れていて隠れた人気店なのかな。今度また来てみよう。
白馬を抜けてからは大町市まで南下し県道を東進して長野県千曲市へ移動。最近棚田を眺めるのがマイブームでして千曲市に「姨捨の棚田」なる観光地が有ると聞いて来てみたのですが、時すでに21時過ぎ。真っ暗で何も見えません(笑)
きつい坂道が続くので棚田感は有るのですが「姨捨駅」まで登ってみましたが夜は無茶だったか。
棚田を構成する小さい田の水面それぞれに月が移りゆくことを「田毎の月」と呼び松尾芭蕉や小林一茶など多くの文人が訪れたという由緒ある場所なのですが、月を見るどころか風雨が強くなって来たので早々に退散。「田毎の月」はまたの機会に。
さて千曲市を出たら長野市までは10km程度。もしかして日本そば食べられるかなと車を飛ばしPに車を停めて長野駅近くで0時まで開いているそば屋に行ってみましたが既に閉店済みであり付けず。23時過ぎると他に開いてる店も見つからなくて”夜鳴きそば”計画断念。
まぁ思い付きで動いてるので仕方ない。車に昨日買ったパン類が山ほどあるのでパクつきながら北東方面に移動。飯山市から新潟県十日町に入り夜の道路がすいている内に一気に距離を稼ぎます。「道の駅パティオにいがた」に着いたのは明るくなってから。シートを倒してぶっ倒れるように仮眠を取ります。
さて新潟に来たらラーメンを食べに行くしかない。今回は燕三条背脂ラーメンの雄「杭州飯店」(店名クリックで前回記事へ)に久々で行ってみます。
今日も行列が出来てました。相変わらず凄い人気ぶりですがでも皆さんなんだかニコニコしながら並んでるような気がします。ここのラーメン美味しいですもんね。
早速のスープですが若干強め配合の醤油ダレに煮干しの旨味がギュッと詰まったスープに背脂が浮かび迫力満点。軽い酸味を伴う醤油スープにタマネギの刻みのトッピングが絶妙にマッチしています。
表層に脂層が有って背脂チャッチャで油ギッシュなのに飲み口は思いの外スッキリしていてクドさが感じられないのは上質な豚の背脂を使っているからでしょうかね?興味深いです。
麺は柔らかめで饂飩に近い独特な食感のもの。煮干し出汁や醤油ダレの酸味と絶妙にマッチしていてこの麺でこそ「杭州飯店」のラーメンが完成すようなイメージです。
さて「杭州飯店」ですが帰る頃には行列が長くなっていて人気の程が伺えました。定期的に食べたくなる一杯。ごちそうさまでした。
※スイマセン出張のため2/20頃まで更新をお休みします!
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