たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

ねりま遊遊スクール「空とぶ魔法のフシギダネ」事前調査

2019年11月05日 | 光が丘公園
 10月30日(水)の続きです。というか、本来の目的は練馬区教育委員会委託講座「ねりま遊遊スクール」の事前調査でございました…。


 光が丘公園のゆりのき広場。
 11月2日(土)の「空とぶ魔法のフシギダネ」の集合場所です。参加者が小学生のみだった頃にはくすのき広場集合のロングコースでしたが、幼児も含めた親子が中心となってきてからはショートコース利用。短時間で、種類的にもより多くの「空とぶ魔法のフシギダネ」を見てもらうことができますからね。


 ゆりのき広場の別のユリノキです。
 でも、いずれの木の集合果も今年は不作で、しかもまだ未熟でローソクの炎状態…。バラけた翼果も落ちていませんでした。子どもの人数分は配布用のサンプルを持っていかないといけません。


 イロハモミジの翼果も不作で未熟…。
 まあ、これは当日親子で探してみてもらったほうがいいかな。


 木の写真も撮ってこないと…。
 

 アメリカスズカケノキの集合果はいくらでも集めてもらえそうです。熟したものも落ちているので、その場でバラバラにして1つ1つのそう果も見てもらえますね。


 ここのアオギリは早く落ちるので、心皮と言われている部分は分解されてレース状になっています。これも子どもの人数分は種付きのものを持参予定。
 アメリカスズカケノキやアオギリがある一画は、下草がくっつきむしだらけで身動きができないけれども、動物散布の話もできてちょうどいい感じです。ミズヒキ、イノコズチ、チヂミザサ、ヤブタバコ、アレチヌスビトハギの5種類は確認できたし、近くにはチカラシバやコセンダングサなどもあるので、「くっつきむしの草の実ビンゴ」だってできちゃいます!?


 トウカエデの翼果も不作。


 でも、落ちているものは集めてもらえそうです。


 アカシデの果穂は「種のシャワー」用!?


 ハナゾノツクバネウツギの花です。


 結実しないと言われていますが、花が終わるとプロペラのような萼が残り、その下に種のようなものが付いているんだけれどもなぁ…。きれいに回転してくれるしね。
 写真は撮っていませんでしたがアキニレの翼果も未熟だったので、木に付いたものを見てもらうだけになっちゃうかな。


 ケヤキは枝先の小枝に堅果が付いています。


 小枝に付いている何枚かの葉っぱが翼の役割をして、けっこうきれいに回転しながら落ちてくるものもありますよね。
 近くにあるスダジイのどんぐりも試食してみてもらいたいところですが、時間的にパスするしかありません…。


 未熟のまま落ちたクロマツの球果です。
 乾燥すると鱗片が開いて、間から種皮が変化した翼付きの種子が風に乗って飛び出します。これもサンプルを持参予定。


 時間があれば、サワラの球果も見ておいてもらいたいのですが…。


 最後はやっぱりヒマラヤスギで決まり!


 球果です。もちろん、バラバラにならないように100均のケースに閉じ込めたものも持参して、その場でバラしちゃう予定ですよ。今年も台風15号のあと神代植物公園で集めておいたものが子どもの人数分はあるので、お土産にしてもらってご自宅でその後の変化も見てみてもらう予定でおります。


 紅葉も始まっていました。11月23日(土)に予定しているねりま遊遊スクール「葉っぱでアート」も、開催できるといいですね。でもその前に、13日(水)の「魔法の小枝でキーホルダー作り」と17日(日)の「みかん狩りと紅葉でアート」の準備をしておかないと…。

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