2017.6.15撮影
6月24日(土)は、夕方から秋ヶ瀬公園のピクニックの森へ。埼玉県生物多様性センターと埼玉昆虫談話会共催「県の蝶・ミドリシジミを見る集い」2023のお手伝いに行ってきました。
2017.6.15撮影
ミドリシジミの写真は撮れないので、昔の画像を載せておきます。この年は親子でワンダー「初夏の森で虫さがし」の際にかなり出ていたので、苦手な早起きをしてでも、翅をひろげているところが見たくなってしまったようですね。
昨年までは里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」が土日の2回開催だったので、土曜の夕方はパスしていましたが、今年から日曜のみに変更したため、久々にミドリシジミの卍巴(まんじともえ)飛翔も見たくなりました。
自分も写りこんでしまってうまく撮れませんでしたが、展示されていた標本の一部も載せておきます…。
卍巴飛翔の観察がメインなので、16時半にスタートです。埼玉昆虫談話会会長の江村さんがご挨拶するところですね。
配布資料によると、「ミドリシジミが埼玉県の蝶に指定されたのは平成3年(1991年)11月14日」。「見る集い」はその翌年から開催されていますが、コロナによる中止もあって今年でちょうど30回目となるようです。以下も「」内は当日の配布資料より。
出発します。
「ミドリシジミの成虫は、午前中は下草などに生息しています。夕方になると、梢に縄張りを作り、そこに入ってきた個体を追尾します。この追尾行動は数個体がからみあう場合も多く、『卍巴・まんじともえ』と呼び、18:00前後に多く認められます」。
この捕虫網はなんと10m!
「近年は気温が高く、ミドリシジミの発生時期が早い傾向です。本年の『さいたま市』での気象庁アメダスデータからミドリシジミ成虫の発生時期を予測した結果では、50%羽化日は5月26日と計算されました。平年は6月9日ですので、この時点で14日間、発育が進んだことになります」。
残念…。トンボでございました。まあ、TG-6で撮れるわけないんだけれどもねぇ…。
ミドリシジミが入ったかな?
観察中ですね。
「推定羽化50%日の2~3週間後に卍巴飛翔の観察個体数がピーク」となるようです。
とりあえずTG-6の点々画像を…。このために100-400㎜レンズやストロボを買う予定はないけれども、EM-1 MarkⅢ+40-150㎜も持っていけばよかったかな。まあ、たか爺の腕ではそれでも無理だと思いますけれどもねぇ…。
ハンゲショウ
ナナフシモドキ
何頭隠れているかわかりますか?
集合場所に戻ってきました。
「ミドリシジミ雌の多型現象の謎1」というこの標本はすばらしくてねぇ~。
採集したAB型の雌に産卵させて、得られた43卵を羽化するまで飼育。その結果をまとめた標本となっております! 雄が19頭、雌が24頭で、雌はA型5・B型7・AB型5・O型7。
他の個体でも何度か試されているようでした。写真がまともに撮れていなくて残念です。
久しぶりに卍巴飛翔が見られてよかったのですが、やぶ蚊の猛攻にはまいりましたねぇ…。メッシュのフード付きジャケットを持っていけばよかったのになぁ…。
一昨日6日(木)は湯の丸・鹿沢高原へ。いつもの休暇村嬬恋鹿沢に一泊して、7日(金)は池の平湿原でした。遊び疲れちゃってブログもお休み…。明日の里山体験プログラム「風布川で沢遊び」はお天気がねぇ…。今のところweathernewsとtenki.jpの予報も微妙に異なり、判断に迷うところでございます。