□ 雑然と11月に入った、ばら、バラ、薔薇…。
◇ 地球温暖化との影響で夏が前後に延びたとは言え、
季節は巡り、さすがに朝夕は涼しくかつ冷たくなりました。
あぁ、今年もあと二月か、そんな意味の寂しさです。
ただ蚊が、わがもの顔(じっと見つめたことはないですが)で、
いつまでものさばっております。
モスキート(mosquito)、おまえも蚊!
□ まだ咲き初めのジュビリー・セレブレイション(ER)
◇ 逆に秋の夜長を、夜気の振動で鈴と彩る虫の音を耳にする期間が、
心なしか短くなったのではないでしょうか。
昔と言っても、10年15年くらい前は、鈴虫の音が格段に賑やかに
聞こえていたような気がします。
入梅の頃も、田んぼの蛙の大合唱が遠くから聞こえたものでした。
□ シャルロット(ER) 向こうにヘリテージ(ER)
◇ 芸術の秋、私にはまず音楽の秋なのかもしれません。
ちょうど一年前、テレビで「のだめカンタービレ」を楽しんでました。
ほとんどテレビドラマは見ないのに…DVDに全部録画したりして。
ドラマの中で知らない曲が一つもないことに、自分でも驚きました。
まあ、ポピュラーなクラシック曲が多かったということです。
□ 古代ローマの北の玄関口『ポポロ広場』(la piazza del popolo)
以前ローマを訪れたとき、ヴァチカンからこの広場まで歩いて、
その後タクシーでフォロ・ロマーノ(Foro Romano)に行きました。
◇ それだけクラシック好き、カラオケ好き、ショウワ生まれの枯れス好き。
昭和生まれの彼は好き?
すき焼き、鯛焼き、好きですたい!
好き、好き、好き、好き、大好きぃ、一休さん♪
わからんちんどもとっちめちん・・・♪ (ダレカ トメテ!)
そう、一休みも大好き。
(Amarfi,Italia)
◇ わが心の師、孤狸庵先生、遠藤周作さんに教わった言葉。
「明日出来ることを今日するな!」 余裕たっぷりの名言。
次の英語の諺(?)の正反対です。
"Never put off till tomorrow what you can do today!"
この諺の遵守だけでは、人間らしい深みと温かみは出て来ない?
優先順位をつけて、今日やらなければならないことだけに集中しよう。
物理的にできる範囲で・・・性分にもよるでしょうが。
私には、条件付・・・サボるってことでないのなら、もう、あ・し・た。。。
"Do not put off till tomorrow what may be done today"
ただ・・・ 「明日食べるものまで今日食うな!」
これは守らないと、人間、厚みばかり重ねて取り返しのつかないことに・・・。
□ 愛読書の一冊(買った日付、場所をメモしていました。970円)
◇ 先日のピアノ・デュオでは、モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」も
演奏されました。
「のだめ♪」でも、そう言えば、そんな演奏シーンがあったなあって・・・。
あれからもう1年。
モーツァルトらしい、素朴でも洗練された曲が、私の耳にも巡ってきました。
「IQの上がる効果あり」と、科学的にも解明された曲らしいです。
ただし、効果は長くて15分くらいだそうな・・・。
□ ジュード・ジ・オブスキュア(ER)も
たまに滑稽な花があるものです。
(una poesia di oggi)
謙虚なる十一月を愛すなり 遠藤梧逸
☆ 九州でも長崎県出身の私には、この地方特有のお人よしで、
八方美人的性格と、遠慮がちで、内気な内面が同居しているよう。
あまり目立たないような十一月を「謙虚なる」と詠んだ梧逸の句に、
瞬間的、直感的に素直に肯いてしまう自分がいます。
□黄色いしべが印象的な、スカボロフェア(ER)
◇ 今年の月めくりカレンダーも、今月を含めて2枚になってしまいました。
来年のカレンダーも、私のお気に入りのを三つ準備しました。
それに家内が娘と旅行したときの土産のスペインのカレンダーもあって、
あとは雑誌「駱駝」の付録、セザンヌの絵画のカレンダーを待つばかり。
□ ゴッホ『黄色い家』
(una poesia di oggi)
荒磯なる間の真砂に降る雨のかそけき音のきこゆるものを
斎藤茂吉
☆ 11月2日は福岡・柳川出身の詩人北原白秋の命日。
その白秋を偲んだ短歌の一首だそうです。
★ 荒磯(ありそ) 間(かひ) 真砂(まさご) かそけき=かすかなさま
□ フラウ・カール・ドゥルシュキ(HP)
(una poesia di oggi)
城ヶ島の雨
詞 北原白秋 (曲 梁田貞)
雨は降る降る 城ヶ島の磯に
利休鼠の 雨が降る
雨は真珠か 夜明の霧か
それとも私の 忍び泣き
舟は行く行く 通り矢のはなを
濡れて帆あげた 主の舟
ええ 舟は櫓でやる
櫓は唄でやる
唄は船頭さんの 心意気
雨は降る降る ひは薄曇る
舟は行く行く 帆がかすむ
☆ きらりと光る、いや、しっとりと輝く「利休鼠の雨」の言の葉。
「利休色」は、千利休に因み、抹茶の色のような緑色を帯びた灰色のこと。
「利休鼠」は、ですから、抹茶みたいな緑色を帯びた鼠色のこと・・・らしいです。
日本特有の言葉の美しさに惚れ惚れしたり、妙なる文章に唸ってみたり。
そんな言葉こそ、大多数が知らないまま消えていくかもしれない「古語辞典化?」
(una poesia di oggi)
潮けむり磯ふる雨に相あひて「利休ねずみ」の雨が降るとぞ
斎藤茂吉
□ グラミス・キャッスル(ER)は、雪のような白さ。
◇ 「源氏物語」読破へのサポートにと注文した本(雑誌)が、昨日31日に届きました。
注釈以外には頼らないと決めた、古文を読むことの壁に、四苦八苦しています。
昨日読み終えた段落の少し前に遡って読み始めたりで、余計に時間がかかったり。
でも古文のまま何とか過半数は理解できそうなので、とにかく頑張ってみます。
一つの帖を読み終えたら、口語文を読んだり、この本を楽しんだり…。
◇ 「源氏物語」のような大作は、もう二度と読めることはないかもしれません。
春の源氏物語、秋の平家物語と言われています。
でも夏のサザンに冬のユーミンのちょうど合間でいいや、という訳には、なかなか!
◇ あっ、年賀状作りがそのうちに控えています。
今回から、絵入り、写真入りの近況報告の年賀状にしようっ!
・・・ということに、家内との間ではなってはいますが・・・。
□ 八重のモッコウバラでしょうか。
アッと驚く、アットウバラ??
◇ すっかり枯れた振りなんかして、悲しませないでよ、クリスマスローズ。
生きていたんですね。
◇ 地球温暖化との影響で夏が前後に延びたとは言え、
季節は巡り、さすがに朝夕は涼しくかつ冷たくなりました。
あぁ、今年もあと二月か、そんな意味の寂しさです。
ただ蚊が、わがもの顔(じっと見つめたことはないですが)で、
いつまでものさばっております。
モスキート(mosquito)、おまえも蚊!
□ まだ咲き初めのジュビリー・セレブレイション(ER)
◇ 逆に秋の夜長を、夜気の振動で鈴と彩る虫の音を耳にする期間が、
心なしか短くなったのではないでしょうか。
昔と言っても、10年15年くらい前は、鈴虫の音が格段に賑やかに
聞こえていたような気がします。
入梅の頃も、田んぼの蛙の大合唱が遠くから聞こえたものでした。
□ シャルロット(ER) 向こうにヘリテージ(ER)
◇ 芸術の秋、私にはまず音楽の秋なのかもしれません。
ちょうど一年前、テレビで「のだめカンタービレ」を楽しんでました。
ほとんどテレビドラマは見ないのに…DVDに全部録画したりして。
ドラマの中で知らない曲が一つもないことに、自分でも驚きました。
まあ、ポピュラーなクラシック曲が多かったということです。
□ 古代ローマの北の玄関口『ポポロ広場』(la piazza del popolo)
以前ローマを訪れたとき、ヴァチカンからこの広場まで歩いて、
その後タクシーでフォロ・ロマーノ(Foro Romano)に行きました。
◇ それだけクラシック好き、カラオケ好き、ショウワ生まれの枯れス好き。
昭和生まれの彼は好き?
すき焼き、鯛焼き、好きですたい!
好き、好き、好き、好き、大好きぃ、一休さん♪
わからんちんどもとっちめちん・・・♪ (ダレカ トメテ!)
そう、一休みも大好き。
(Amarfi,Italia)
◇ わが心の師、孤狸庵先生、遠藤周作さんに教わった言葉。
「明日出来ることを今日するな!」 余裕たっぷりの名言。
次の英語の諺(?)の正反対です。
"Never put off till tomorrow what you can do today!"
この諺の遵守だけでは、人間らしい深みと温かみは出て来ない?
優先順位をつけて、今日やらなければならないことだけに集中しよう。
物理的にできる範囲で・・・性分にもよるでしょうが。
私には、条件付・・・サボるってことでないのなら、もう、あ・し・た。。。
"Do not put off till tomorrow what may be done today"
ただ・・・ 「明日食べるものまで今日食うな!」
これは守らないと、人間、厚みばかり重ねて取り返しのつかないことに・・・。
□ 愛読書の一冊(買った日付、場所をメモしていました。970円)
◇ 先日のピアノ・デュオでは、モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」も
演奏されました。
「のだめ♪」でも、そう言えば、そんな演奏シーンがあったなあって・・・。
あれからもう1年。
モーツァルトらしい、素朴でも洗練された曲が、私の耳にも巡ってきました。
「IQの上がる効果あり」と、科学的にも解明された曲らしいです。
ただし、効果は長くて15分くらいだそうな・・・。
□ ジュード・ジ・オブスキュア(ER)も
たまに滑稽な花があるものです。
(una poesia di oggi)
謙虚なる十一月を愛すなり 遠藤梧逸
☆ 九州でも長崎県出身の私には、この地方特有のお人よしで、
八方美人的性格と、遠慮がちで、内気な内面が同居しているよう。
あまり目立たないような十一月を「謙虚なる」と詠んだ梧逸の句に、
瞬間的、直感的に素直に肯いてしまう自分がいます。
□黄色いしべが印象的な、スカボロフェア(ER)
◇ 今年の月めくりカレンダーも、今月を含めて2枚になってしまいました。
来年のカレンダーも、私のお気に入りのを三つ準備しました。
それに家内が娘と旅行したときの土産のスペインのカレンダーもあって、
あとは雑誌「駱駝」の付録、セザンヌの絵画のカレンダーを待つばかり。
□ ゴッホ『黄色い家』
(una poesia di oggi)
荒磯なる間の真砂に降る雨のかそけき音のきこゆるものを
斎藤茂吉
☆ 11月2日は福岡・柳川出身の詩人北原白秋の命日。
その白秋を偲んだ短歌の一首だそうです。
★ 荒磯(ありそ) 間(かひ) 真砂(まさご) かそけき=かすかなさま
□ フラウ・カール・ドゥルシュキ(HP)
(una poesia di oggi)
城ヶ島の雨
詞 北原白秋 (曲 梁田貞)
雨は降る降る 城ヶ島の磯に
利休鼠の 雨が降る
雨は真珠か 夜明の霧か
それとも私の 忍び泣き
舟は行く行く 通り矢のはなを
濡れて帆あげた 主の舟
ええ 舟は櫓でやる
櫓は唄でやる
唄は船頭さんの 心意気
雨は降る降る ひは薄曇る
舟は行く行く 帆がかすむ
☆ きらりと光る、いや、しっとりと輝く「利休鼠の雨」の言の葉。
「利休色」は、千利休に因み、抹茶の色のような緑色を帯びた灰色のこと。
「利休鼠」は、ですから、抹茶みたいな緑色を帯びた鼠色のこと・・・らしいです。
日本特有の言葉の美しさに惚れ惚れしたり、妙なる文章に唸ってみたり。
そんな言葉こそ、大多数が知らないまま消えていくかもしれない「古語辞典化?」
(una poesia di oggi)
潮けむり磯ふる雨に相あひて「利休ねずみ」の雨が降るとぞ
斎藤茂吉
□ グラミス・キャッスル(ER)は、雪のような白さ。
◇ 「源氏物語」読破へのサポートにと注文した本(雑誌)が、昨日31日に届きました。
注釈以外には頼らないと決めた、古文を読むことの壁に、四苦八苦しています。
昨日読み終えた段落の少し前に遡って読み始めたりで、余計に時間がかかったり。
でも古文のまま何とか過半数は理解できそうなので、とにかく頑張ってみます。
一つの帖を読み終えたら、口語文を読んだり、この本を楽しんだり…。
◇ 「源氏物語」のような大作は、もう二度と読めることはないかもしれません。
春の源氏物語、秋の平家物語と言われています。
でも夏のサザンに冬のユーミンのちょうど合間でいいや、という訳には、なかなか!
◇ あっ、年賀状作りがそのうちに控えています。
今回から、絵入り、写真入りの近況報告の年賀状にしようっ!
・・・ということに、家内との間ではなってはいますが・・・。
□ 八重のモッコウバラでしょうか。
アッと驚く、アットウバラ??
◇ すっかり枯れた振りなんかして、悲しませないでよ、クリスマスローズ。
生きていたんですね。