□ 葛飾柴又の帝釈天から寅さん記念館への途中「山本亭」
◇ 翌日11月11日(日)、早起きして信州は松本に行くつもりでした。
・・・が、二日酔いのアカッズキンか、ウリ科はカボチャ属のお野菜ズッキーニ状態で
早朝目覚ましより前に目は覚ましたものの、簡単にはベッドを離れられませんでした。
□ サフラン(Crocus sativus アヤメ科・サフラン属) これはうちの庭。
◇ 結局自分が田舎者であることに気がついて、そんなら東京見物をしなきゃあ。
でもこの雨じゃ、府中の東京競馬場に行くわけいかないし。
まだ行った事もないし…。
『藝術の秋』と書いたら歳がバレるので、単純に『芸術の秋』ですね。
それなら上野の国立博物館か国立西洋美術館に行こうと、池袋から山手線に乗車。
□ 山手線 日暮里駅
◇ そやけど、駒込辺りで気が変わって、柴又の帝釈天にまず行こかぁと思いついて、
日暮里で京成線に乗り換え、そいで高砂でまた金町行きに乗り換えて一駅で柴又。
□ 柴又駅前
◇ なつかしの寅さんの故郷、葛飾柴又、日曜日で大勢の人で賑わっていました。
駅前でパチリ、帝釈天への参道の入口でもパチリ、風景だけでなく、
下町に溶けこまない田舎者の写真も、ちゃっかりと素人衆(!?)に
撮ってもらいました。
□ 柴又駅前の寅さんのブロンズ像
□ 帝釈天参道
□ 参道の向って右側、常夜灯の側の記念碑
私生まれも育ちも
葛飾柴又です
帝釈天で産湯をつかい
姓は車 名は寅次郎
人呼んで
フーテンの寅と発します
◇ 朝寝坊でしたので、お腹が空きました。
これは論理的じゃありません。
朝の食事を抜いたので、正午前にお腹が空きました。
これが正常な田舎者の言い草でした。
寅さんの映画のワンシーンにちょいちょい出てくる、
大和屋さんで天丼をいただくことに…。
□ 店先から、今歩いてきた参道を見ています。
◇ おいしいですよ、巨大な海老天に白身魚の天ぷらの丼です(並998円)。
ややタイムスリップしたような風情がいとをかし・・・なのです。
当然寅さん映画のロケの際の微笑ましい裏話が、いろいろ残っているそうです。
おかみさんに、お店の前でも撮っていただきました。
□ 山田洋二監督の色紙
◇ 帝釈天までは、私の短足でもすぐ目と鼻の先です。
寅さん映画の全48作すべてを楽しんだ者として、
映画の舞台独特の「風」を感じながら、
いつしか雨が止んでいるのに気がつきました。
前日に東京駅の八重洲口で買った雨傘、
忘れてなるものかといつも気にして歩きました。
□ 参道の突き当り、柴又帝釈天
◇ 柴又帝釈天は日曜日の大安と七五三のお参りが重なって、ずいぶんの賑わい。
映画の御前様(笠智衆)や源公(佐藤蛾次郎)が出てきそうな錯覚さえ覚えます。
□ 柴又帝釈天の二天門
◇ こちらもお参りだけにして、すぐにその場を離れました。
何だか記念写真の邪魔になりそうに感じましたので・・・。
□ 始終御縁がありますように、四十五円(母の教えだったか…)。
□ 神棚じゃあるまいし、「二礼二拍手」する年配の女性がいましたよ。
◇ そのあと『寅さん記念館』を訪ね、しばし『男はつらいよ』の世界に浸りました。
□ 途中、「山本亭」の庭園を抜けて行きます。
□ 菊の花、花、花、が見事でした。
◇ ここからが「寅さん記念館」です。
□ 「寅さん記念館」の周りの晩秋の色、中央に枝垂れているのは、萩の花。
□ 「寅さん記念館」の入口
□ 向って右上のポスター、全48作中一番好きな第15作「寅次郎相合傘」
□ 寅さんの履歴書、通信簿、ウィーンからの手紙(トイレットペーパー)…。
□ ある日の寅さんのカバンの中身のシングル・レコード
瀬戸の花嫁、17才、霧の摩周湖、ブルーライト・ヨコハマ…。
誰の持ち歌か、わかりますか?
◇ この映画のシリーズでは、女優浅丘ルリ子さんをマドンナ(リリー)に迎えた、
第15作「寅次郎相合傘」や第25作「寅次郎ハイビスカスの花」が大好きです。
□ 「寅次郎相合傘」メロン一切れくらいで大げんかになります。
そのあと、リリー(浅丘ルリ子さん)の名セリフが続きます。
◇ この界隈で最後の散歩道は、江戸川の土手と「矢切の渡し」です。
珍しい子どものラグビーの練習を見たりしながら、渡し舟の乗り場まで歩きました。
(una poesia di oggi)
矢切りの渡し
連れて逃げてよ 付いておいでよ
夕暮れの雨が降る 矢切りの渡し
親のこころに そむいてまでも
恋に生きたい 二人です
◇ さすがに一人では乗れないなあと、写真だけ撮って帝釈天の参道に引き返しました。
□ アッパラパーがグーッとこらえた「草だんご」
◇ 東京の下町の情緒ゆかしいそぞろ歩き。
私にとっての「心の旅」って、たとえばそんなものです。
午後の1時頃には日が射したりして、次の街歩き「上野」に向かいました。
□ 京成金町線(これは金町行)
□ もうすぐ冬。
でも下町の情緒あふれる秋風が心地よかったなぁ(山本亭)。
◇ 翌日11月11日(日)、早起きして信州は松本に行くつもりでした。
・・・が、二日酔いのアカッズキンか、ウリ科はカボチャ属のお野菜ズッキーニ状態で
早朝目覚ましより前に目は覚ましたものの、簡単にはベッドを離れられませんでした。
□ サフラン(Crocus sativus アヤメ科・サフラン属) これはうちの庭。
◇ 結局自分が田舎者であることに気がついて、そんなら東京見物をしなきゃあ。
でもこの雨じゃ、府中の東京競馬場に行くわけいかないし。
まだ行った事もないし…。
『藝術の秋』と書いたら歳がバレるので、単純に『芸術の秋』ですね。
それなら上野の国立博物館か国立西洋美術館に行こうと、池袋から山手線に乗車。
□ 山手線 日暮里駅
◇ そやけど、駒込辺りで気が変わって、柴又の帝釈天にまず行こかぁと思いついて、
日暮里で京成線に乗り換え、そいで高砂でまた金町行きに乗り換えて一駅で柴又。
□ 柴又駅前
◇ なつかしの寅さんの故郷、葛飾柴又、日曜日で大勢の人で賑わっていました。
駅前でパチリ、帝釈天への参道の入口でもパチリ、風景だけでなく、
下町に溶けこまない田舎者の写真も、ちゃっかりと素人衆(!?)に
撮ってもらいました。
□ 柴又駅前の寅さんのブロンズ像
□ 帝釈天参道
□ 参道の向って右側、常夜灯の側の記念碑
私生まれも育ちも
葛飾柴又です
帝釈天で産湯をつかい
姓は車 名は寅次郎
人呼んで
フーテンの寅と発します
◇ 朝寝坊でしたので、お腹が空きました。
これは論理的じゃありません。
朝の食事を抜いたので、正午前にお腹が空きました。
これが正常な田舎者の言い草でした。
寅さんの映画のワンシーンにちょいちょい出てくる、
大和屋さんで天丼をいただくことに…。
□ 店先から、今歩いてきた参道を見ています。
◇ おいしいですよ、巨大な海老天に白身魚の天ぷらの丼です(並998円)。
ややタイムスリップしたような風情がいとをかし・・・なのです。
当然寅さん映画のロケの際の微笑ましい裏話が、いろいろ残っているそうです。
おかみさんに、お店の前でも撮っていただきました。
□ 山田洋二監督の色紙
◇ 帝釈天までは、私の短足でもすぐ目と鼻の先です。
寅さん映画の全48作すべてを楽しんだ者として、
映画の舞台独特の「風」を感じながら、
いつしか雨が止んでいるのに気がつきました。
前日に東京駅の八重洲口で買った雨傘、
忘れてなるものかといつも気にして歩きました。
□ 参道の突き当り、柴又帝釈天
◇ 柴又帝釈天は日曜日の大安と七五三のお参りが重なって、ずいぶんの賑わい。
映画の御前様(笠智衆)や源公(佐藤蛾次郎)が出てきそうな錯覚さえ覚えます。
□ 柴又帝釈天の二天門
◇ こちらもお参りだけにして、すぐにその場を離れました。
何だか記念写真の邪魔になりそうに感じましたので・・・。
□ 始終御縁がありますように、四十五円(母の教えだったか…)。
□ 神棚じゃあるまいし、「二礼二拍手」する年配の女性がいましたよ。
◇ そのあと『寅さん記念館』を訪ね、しばし『男はつらいよ』の世界に浸りました。
□ 途中、「山本亭」の庭園を抜けて行きます。
□ 菊の花、花、花、が見事でした。
◇ ここからが「寅さん記念館」です。
□ 「寅さん記念館」の周りの晩秋の色、中央に枝垂れているのは、萩の花。
□ 「寅さん記念館」の入口
□ 向って右上のポスター、全48作中一番好きな第15作「寅次郎相合傘」
□ 寅さんの履歴書、通信簿、ウィーンからの手紙(トイレットペーパー)…。
□ ある日の寅さんのカバンの中身のシングル・レコード
瀬戸の花嫁、17才、霧の摩周湖、ブルーライト・ヨコハマ…。
誰の持ち歌か、わかりますか?
◇ この映画のシリーズでは、女優浅丘ルリ子さんをマドンナ(リリー)に迎えた、
第15作「寅次郎相合傘」や第25作「寅次郎ハイビスカスの花」が大好きです。
□ 「寅次郎相合傘」メロン一切れくらいで大げんかになります。
そのあと、リリー(浅丘ルリ子さん)の名セリフが続きます。
◇ この界隈で最後の散歩道は、江戸川の土手と「矢切の渡し」です。
珍しい子どものラグビーの練習を見たりしながら、渡し舟の乗り場まで歩きました。
(una poesia di oggi)
矢切りの渡し
連れて逃げてよ 付いておいでよ
夕暮れの雨が降る 矢切りの渡し
親のこころに そむいてまでも
恋に生きたい 二人です
◇ さすがに一人では乗れないなあと、写真だけ撮って帝釈天の参道に引き返しました。
□ アッパラパーがグーッとこらえた「草だんご」
◇ 東京の下町の情緒ゆかしいそぞろ歩き。
私にとっての「心の旅」って、たとえばそんなものです。
午後の1時頃には日が射したりして、次の街歩き「上野」に向かいました。
□ 京成金町線(これは金町行)
□ もうすぐ冬。
でも下町の情緒あふれる秋風が心地よかったなぁ(山本亭)。