折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

Divertimento ~ディヴェルティメント~

2008年09月21日 20時40分25秒 | 白露
              □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ
                (Charles Rennie Mackintosh/ER 1988)

◇ 西海岸育ちの私は、八月の月遅れのお盆の頃、遠い日のことを思い出す。
  町内会の盆踊りに「精霊流し」が年中行事。
  初盆の霊を、早岐瀬戸(はいきせと)という海に流して…。
  まだ小学校に上がる前の、そんな子供の頃。

     
          □ 午後、園芸店で求めた宿根草や多年草


◇ ついて行ったらダメと言われてたのに、精霊流しの人混みに流された。
  心細くて、もう半泣き状態…途中で追っかけてくれた父に見つけられた。
  その「心細さ」一人のときも、人ごみの中も、今もどちらも嫌いだ ~ 原体験。
  夕方前、園芸店に寄せ植えの苗を買いに走ったついでに、ジャスコでお買い物。

     
   □ 桔梗、甘木竜胆、ウィンターコスモス、クルクマ、宿根ロベリア…。
         ↑ 一か所だけ間違いがある(他の花がちょこんと)。


◇ 地下駐車場で、一人の男の子「すみません」しゃくりあげて、声にならず…。
  やっと言えた名前がKくん、小学3年生「心配しなくていいよ」手をつないだ。
  友達と自転車でやって来てゲームしてたら、はぐれてしまったらしい。
  自転車のありかもわからず、指には自転車の鍵、途方にくれたのだろう。

     
        □ セロシア、…、あとは忘れた、良きに計らえ。
          なぜか、急に寄せ植えをしたくなったもんで…。 
    

◇ 「電話番号、言える?」 こっくりうなずく 「5○○の○○○○」偉いぞ
  ジャスコの係りのお姉さんに引き継いで、オレンジジュースを「飲んでね
  お母さんと連絡が取れたことを確認して、私はそこをあとにした。
  モーツァルト「ディヴェルティメント第17番」メヌエット、車内で心地良かった。

     
        □ ラベルやタグがないと、何もわからぬ。 
          そうでございますよのうぉ、天璋院さまぁ。。。

             
            □ てな具合で、寄せ植えの予定も、
              日没につき、ポットのままの状態で、
              水遣りしてお仕舞い。
              その前に虫よけスプレー。
              方角を間違えて、自分の顔にシュー
  

            ☆ ディヴェルティメント=音楽では「喜遊曲」
              「楽しみ」のこと、ここでは「喜び」のニュアンス。
              なのに、また負け戦や
              珍しく、今日は2本も更新しちゃいました。


 
          
  
コメント (14)
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彼岸の入り~天候激変の日曜日~

2008年09月21日 11時10分40秒 | 白露
   □ ヒガンバナ(ヒガンバナ科・ヒガンバナ属の耐寒性多年草(宿根草))
     昨日夕方に連れて帰って、朝になったらこんなに白く…なるわけない。

◇ もうすぐ昼と夜の長さが等しくなる「秋分」に近づく、寒冷前線急接近中、激風。
  「近づく」というとなぜか思い出す、ギリシアのある哲学者の屁理屈。。。
  曰く「A地点からB地点には永久に辿り着けない」
  すなわち「A地点とB地点の中間点A´を通らなければならない…」

     
        □ ジャングルの中から、紅一点
          L.D.ブレスウェイト(L.D.Braithwaite/ER 1988)
          望んだ光景からは、ずいぶん外れてしまった。
          昨年、アンジェリケさんだったか…。
          「大変なことになるよ」そのとおり、サボったツケ


◇ 「そのまた中間点を通り…そのまた中間点を…」(…と延々続く)
  「だから折節の足では、永遠にB地点には辿り着けない」(黙らっしゃい
  これでは大阪も東京もどこにも着かない、彼岸の牡丹餅すら買いに行けない。
  「無限級数の和の公式」さえ知ってたら、似非哲学(えせ-)を撃破できる…。

     
      □ 科学万能ではない…これは真理だけれど、
        私が理解できる範囲の数学は、非の打ちどころがない。

     
       □ フジバカマ(キク科・ヒヨドリバナ属の耐寒性多年草)
         ようやく開花しつつあるところ。
  

◇ 昨日、園芸店にバラの寄せ植え用(使用に足りたら良い)の鉢を買いに行った。
  火鉢のような鉢のついでに、来年からの秋彼岸に咲く花を1ポット買ってきた。
  当然、費用対効果をたちどころに計算して、1ポットで茎三本のものにした。
  どこに植えたものかと迷ったが、空いているところ、それしかない。

     
       □ ハーロウ・カー(Harlow Carr/ER/ 2004)
         また花をつけ始めた樹勢の強さ、寄せ植え候補。

     
        □ ザ・ダーク・レディ(The Dark Lady/ER 1991)
          春と初秋とでは、明暗と言えるほど極端な色の違い。
          今は明るく咲いているイングリッシュローズも、
          次の寄せ植え候補の一つ。


◇ 秋は私的には、つまり趣味の世界で、やることが多い季節である。
  たとえば、音楽の秋、美術の秋、読書の秋…地で行くことになる。
  音楽、美術は鑑賞だけ、自作自演は食欲の秋、購買意欲の秋。
  「感傷」つまり「心」の上に「秋」と書く「愁」の趣きとは、それは程遠い。

     
             □ アイスバーグ(Iceberg/FL)
               しべの黄色とのバランスは、
               やはり純白のバラのもの。


◇ 秋間近の太陽は、現在は乙女座とともに西の地平に沈み、明後日から天秤座。
  天秤座の東隣りの射手座、西の空低くその中では、木星が明るく光っている。
  ほかに肉眼で観察可能な惑星、水星・金星・火星・土星は今はまず見られない。
  これは案外珍しいこと…たまにはホルストの組曲「惑星」でも聴いてみようか。

    
         □ 太陽になれなかった「無念」の星が「木星」。
           朝顔が咲いて良かった…間に合った。

     
 □ ブーゲンビリア(オシロイバナ科・ブーゲンビリア属の非耐寒性低木)
     私の失敗で絶えて行く植物の多い中、数少ない復活の花。

     雨足が強くなってきた、朝は晴⇒現在雷雨
     連れ合いはそんな中、娘のとこに飛んで行ってる最中

 

コメント (6)
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