◇ 今年は桜の開花にしても、他のどの春の花にしても、いつもの年より早い開花でしたが、庭のバラの開花も例年の1週間は早く、うれしいバラの春(初夏)を迎えています。
気候についても季節は前倒しで進んでいて、台風6号が南西諸島から日本列島の太平洋沿岸をかすめて北上する進路は、数か月先の台風シーズンの先取りのようです。
6月の梅雨の時季ならば台風もそんなに驚くことではないのかもしれませんが、さすがに5月の声を聞いた途端の台風接近には驚き以外の何物でもありません。
せっかく咲き始めたバラの花も雨にたたられないことを願うのですが、5月中旬の週間予報を見ても、残念ながら雨に濡れることを覚悟しなければならないようです。
□ 雑然としてお恥ずかしいのですが、庭の南側はバラがほとんど咲き揃いました。
蕾が多くてこれからのバラもいくつかありますが…。
□ コンテス・セシル・ドゥ・シャブリアン
(Comtess Cecile de Chabrillant HP 1858 Lambert Germany)
冒頭の手前のピンクのバラですが、
前回もご紹介したとおり、とてもチャーミングなバラです。
□ 冒頭の画像に黄色のバラがポツンと見えるのですが…
□ ジュード・ジ・オブスキュア
(Jude The Obscure S 1995 D.Austin England)
今年はイエロー系統のバラの開花が遅れています。
□ 庭の南側の日当たりがとても好いところで、
今年は右側のピンクのバラが好調です。
□ エグランタイン
(Eglantyne S 1994 D.Austin England)
ふわふわっとやわらかな咲き方、見ていてうれしくなります。
□ 毎日のように次から次に開花しています。
□ とても上品な香りもゆかしい、うちの庭のバラの代表です。
□ 冒頭の画像の一番奥は、2m以上のシュラブです。
□ この遅咲き品種のバラも開花が始まりました。
□ イングリッシュ・ヘリテージ
(English Heritage S 1984 D.Austin England)
のっけから典型的な花の姿を見ることができました。
□ 毎年なかなか咲いてくれない(数輪止まり)バラが、
思いがけなく咲いていました。
□ ワイルドイブ
(Wildeve S 2003 D.Austin England)
うれしいうれしい開花です。
□ 冒頭の写真には写りづらいところに咲いているのですが…。
□ ピエール・ドゥ・ロンサール
(Pierre de Ronsard LCl 1988 M.L.Meilland France)
□ ようやく少しずつですが開花が始まりました。
□ 近くにクリーム色のバラも咲いています。
□ チャイコフスキー
(Tchaikovski S 2000 Meilland France)
□ 蕾が多くこれから少しずつ開花が進むと思われます。
□ これまであまり見たことのないような色の花も咲いています。
□ こうした様々な「クリーム色バージョン」が、チャイコフスキーの魅力です。
□ 開花の早かったこのバラも次々に咲き進みます。
□ クラウン・プリンセス・マルガリータ
(Crown Princess Margareta S 1999 D.Austin England)
□ 大輪の房咲き、ゴージャスな雰囲気さえ醸し出しているようです。
□ 一方でがっかりした例を…。
画像の手前は、実は挿し木苗の鉢植えです。
親株は中央上方のひょろっとした木立ですが、
先月に強風で折れて3分の1になってしまいました。
□ カルディナル・ ドゥ・リシュリュー
(Cardinal de Richelieu G before 1840 J.Laffay France)
□ がっかりしても始まらないので、これをまた地植えにして、
いつかたくさんの紫色のスプレー咲きを楽しみたいものです。
□ 毎年庭では早咲きのバラでしたが、ようやく遅れ気味の開花です。
□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント
(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)
一つ前の画像のわずか4時間半後、この超大輪には驚きです。