折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

花のこぼれる春まであとわずか

2020年03月06日 22時39分56秒 | 啓蟄

◇ 3月に入って昨日(5日)は二十四節気の啓蟄、暦の上でもいよいよ春本番を迎えることになりまして、本格的な花の季節の到来です。

  暖冬傾向の冬を越して来て、先日はちょっとだけ寒の戻りがありましたが、「春は名のみの風の寒さや」の歌の心をほとんど感じることなく、毎日が過ぎて行きます。

  昨日までの強風も夜が明けると止んでいて、今日は真っ青な青空の広がった一日、スギ花粉の大量飛散はあってもこの時季らしさがしっかりと感じられました。

  淡々と一日を過ごしているようでも、新型コロナウィルスの感染拡大に身構えている訳ですが、暖かな春の日差しの眩しさに、気分も少し上向き加減になりました。

 

□ クレマチス アーマンディ 「アップルブロッサム

(Clematis armandii 'Apple Blossom')

ソメイヨシノとほぼ同じ頃に開花する、早咲きのクレマチスです。

 

□ 花芽が見えて来て、今年もいよいよ開花直前になりました。

 

□ あまりに多くなった蔓を昨年剪定しましたので、今年は花は若干少なめだと思います。

少しわかりにくいですが、花芽と同時に新しい蔓が伸び始めています。

この蔓が伸びて、来シーズンにはそこに花芽がつくことになります。

 

□ この冬から「定点観測」みたいな場所になっています。

 

□ ティー・クリッパー

(Tea Clipper S 2006 D.Austin England)

今年の葉っぱの展開が、庭で最も早いバラです。

まだ3月上旬なのにわさわさと風に揺れています。

 

□ バラの株元の黄色い水仙もすがすがしい感じです。

 

□ ヘレボルスは、北側一帯にベルト状に広がりました。

 

□ ほとんどすべて、こぼれ種から増えたものです(約10年かかってます)。

 

□ 小さいポット苗から始まった株も、春の光をしっかり浴びています。

 

□ ダーシー・バッセル

(Darcy Bussell S 2006 D. Austin England

バラの新芽が生き生きとして、5月の真紅の一番花を今から期待してしまいます。

 

□ アルバセミプレナ

Alba Semi-plena A before 16th century)

昨秋に枯れてしまって残念に思ってましたら、根元から新芽が2本!

順調に伸びていったら御の字ですが…。

 

□ 白牡丹の花芽も次第に大きくなって来ました。

 

□ コデマリもそろそろ花芽が見え始める頃です。

 

□ ハゴロモジャスミンの花芽も色がかなり濃くなって来ました。

ヘレボルスに始まった今年の花の春、これから順に本番を迎えます。


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4 コメント

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いつもの春 (kokoro)
2020-03-07 11:26:59
折節さん、おはようございます。

クレマチス アーマンディ 「アップル・ブロッサム」、
いよいよですね。
赤い花芽にワクワクします。
それぞれの春の姿にいつものように春が進んでいるのに新型コロナウィルスの流行は春の喜びが半減です。

アルバ・セミプレナ、復活ですね。
きっと元気に成長するでしょう。
ヘレボルスもこんなに花が広がって、気持ちよさそうに咲いていますね。
青空とハゴロモジャスミンの赤もきれい。
どの姿も春だな~と感じます。

私もきょうは庭に出ます!

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春の輝き (kulala)
2020-03-07 20:33:14
折節さん、こんばんは。
昨日の日射しに変わり、今日の午後からシトシト雨降りの広島です。

日差しが眩しい春のお庭、植物は喜びに満ちあふれているように感じます。
水仙のお花もきれい、ヘレボルスのこぼれ種から10年ですか、たくさん咲いていますね。
待ちに待ったクレマチス「アップルブロッサム」の花芽、バラの葉の展開、お庭も緑が多くなり、日に日に花盛りになってきて、新型コロナの話題で沈みがちな気分に元気をくれそうです。

お互い、感染に気を付けて、元気に春を楽しみましょう。いつもありがとうございます。
返信する
晴れのち雨 (折節)
2020-03-07 21:59:22
kokoroさん、こんばんは。

こちらは朝方の青空が次第に曇って来て、お昼過ぎからは雨になりました。
明日の朝まで降り続くようですが、今日は庭仕事はパスしました。
そちらはお庭の様子はいかがでしたでしょうか。

クレマチスのアップルブロッサムは、うちの庭では七の咲くもので最も大きい姿になりました。
アーチの上にドサッと乗っかっている感じですが、早いものでもうすぐ開花を迎えそうです。
淡いピンクの花に香しさが漂って、この花が咲くと季節は春と感じられるようになりました。
植えてからもう10年以上になりますが、いつまでもこの姿で咲いてほしいと願っています。

ヘレボルスもこんなにこぼれ種で広がるとは思ってもみませんでした。
今年も小さな双葉があちこちに見られますが、あと5年後くらいには素朴な花を咲かせてくれることでしょう。

アルバ・セミプレナは、ああ残念と引っこ抜こうとして、はたと新芽に気がつきました。
15年もの間、辺りに真っ白な素朴な美しさを見せてくれていましたので、何とか復活してほしいものです。

ハゴロモジャスミンの花芽も、これくらいになると何となくうきうきしてきます。
そうですね、青空に映えますよね。
この冬も霜にやられることなくここまで来れたことをホッとしています。

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こちらも雨が降り続いています。 (折節)
2020-03-07 22:19:54
kulalaさん、こんばんは。

こちらはお昼過ぎから雨になりました。
ずっとしとしとと降っていた感じなんですが、この時刻(午後10時過ぎ)になって雨音が強くなって来ました。
明日の朝には止むとの予報ですが、春の雨らしさが感じられる降り方です。

金曜日の昨日は、日の光がほんとうに眩しい一日でした。
やはり晴れていたら庭の草木花はすべて活き活きして見えますよね。
それでこそ、春らしさも際立つのではないかと思われます。

ヘレボルスは知らぬ間に10年以上経ってしまいました。
最初2~3年はすべて鉢植えでしたが、それから全部地植えにしたんです。
鉢植えのときに種がこぼれて、それが芽を出して、10年も続くとこんな風になるのかなあと…。
今さらながら感じ入っています。
庭で最もナチュラルな雰囲気の一角ですから、もうこのまま手を加えないでおこうと思っています。

あっという間に3月も最初の1週間が過ぎましたね。
もうすぐ開花する桜の花、どんな感じでしょうかね。
今日は久しぶりにDIYに出かけて、園芸コーナーで見かけた真っ赤なミニバラを一鉢連れて帰りました。

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