折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラ、思い出のオールド・ローズ Old Roses of Memories 2 ~ Alba ~

2009年11月26日 20時25分57秒 | 小雪
                                  2009年5月16日
                   □ アルバ・セミプレナ
             (Alba Semi-plena A before 16th century)
              半八重の白バラ、何と言ってもしべの黄色。
            香りはないですが、この素朴な美しさが好みです。

◇ ポカポカの小春日和、庭のバラの蕾も少しはほころんでほしいものですが…。
  アルバ系のオールド・ローズはたった一品種、それでも特別な思い入れがあります。
  若い頃からの憧れのバラ、遠くイタリアはフィレンツェに想いは飛んでいました。
  ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」に描かれた、そのバラが庭に咲くしあわせ…。

     
                               2009年5月11日
           □ キモッコウバラと、よく似合います。

     
                               2009年5月5日
       □ 半日陰でも十分すぎるくらいに咲きあがります。

     
                               2009年11月1日
        □ 秋はもう一つの楽しみ、ローズ・ヒップです。

    
      □ ボッティチェリの「バラ」と現実のバラとは違いますね。

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4 コメント

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一季咲きのバラ (Haru)
2009-11-28 00:45:08
このバラは一季咲きですよね?
春には一気にエネルギーを注ぎ込んで咲くんでしょうね?
八重の花びらと黄色のしべが素敵なバラですね!
秋のローズヒップがかわいいですね~
ボッティチェリに描かれたバラはこの花だったんですか!
清楚な美しさを感じます~~

一季咲きのバラが1つあってもと思いながらやっぱり四季咲きだわって・・・
返信する
一季咲き、四季咲き、それぞれに。 (折節)
2009-11-28 18:59:51
Haruさん、こんばんは♪

アルバ・セミプレナの純白の花びら、黄色いしべ、濃い緑の葉。
そのバランスがとても魅力的です。
モッコウバラと同じ頃に咲きますから、早咲きのバラです。
でも一季咲きですから、遅くとも6月に入ったら花は終わります。
ただ3年目の今シーズンは花数が一気に増えて、半日陰でも関係なしでした。
その名残が今でもローズヒップとしてたくさん残ってます。

オールド・ローズの魅力は、春の一時期に凝縮されていますね。
ちょうど桜の花を待ち、愛でて、惜しむ、それと同じような気分です。
来年の5月、また繰り返される光景を今から心待ちにしています。

返信する
アルバ・セミブレナ (milky)
2009-11-29 09:21:11
折節さん、このバラも素敵ですね~
なんともいえない佇まい、野バラのような。
こういうのって大輪のバラには絶対出せない魅力がありますよね。

>ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」に描かれた、そのバラが庭に咲くしあわせ…。

だったんですね~、私そういう知識を持ち合わせてなくて(((。^_^A
そう聞くとますます魅力的に感じます、単純なので…。
このローズヒップもいいですね~

ウチにも一季咲きのこんな感じのバラがいるんですが
面倒見が足りないのか、知らないうちに一つ二つの花を咲かせて、あとはだんまりです。
実はとてもキレイ…実がなってるのを見て「花咲いたんだ?」と思う位。
今年の冬はあれにどっさり肥料をあげてみよう!と今決心しました。

忘れなきゃいいけど。メモがいっぱい必要だわ。
返信する
もっとも自然なバラ (折節)
2009-11-29 19:24:57
milkyさん、こんばんは♪

庭で咲いているバラを眺めてますと、様々な魅力に気づかされます。
そして、このバラが庭に咲いていて良かったと、
しあわせな心地に行きつくことになります。
さしずめ、アルバ・セミプレナは、私にはその最右翼のバラです。

庭のバラのほとんどすべてが、まずカタログで下調べしてから求めたものばかり。
ところが、アルバ・セミプレナは、最初から名前と姿を知っていて、
当然のようにして買い求めました。

何と言ってもこの素朴な美しさには、しばし見とれてしまいます。
イングリッシュ・ローズのように高度な育種を重ねて出来上がった、
いわば芸術品のようなバラもそれはそれは素敵です。
でも、そんな中で一つも引けを取らない半八重の純白のバラ。
見る度に新鮮さが増してくるような気がします。
この野バラのような佇まいのバラが、私はやはり一番好きなようです。
 
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