折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

紫陽花に想う。

2008年06月18日 00時08分46秒 | 芒種
                    □ アジサイ「パリ」 
            耳を傾けるとネ、煎餅を食べる音(パリッ)…するわけない。

◇ 午後から雨が上がった。
  日が差すと外は眩しく、次第に蒸し暑くなった。
  五月下旬から咲き始めた庭の紫陽花もピークを過ぎつつある。
  一季咲きの典型、花が裏返しになるのも見えてきた、初夏は往く。

     
          □ 東側の紫陽花、色が半分変化してきた。

     
   □ チュルチュル・パンチ・アジサイ(!?)の傍で、クレマチスの開花。

     
   □ クレマチス「マダム・バロン・ヴァイヤール」(Madame Baron Veillard)
     この一つ前のブログに載せた品種名は間違いでした、訂正します。


◇ 久世光彦(くぜ てるひこ)さんをご存知の方も多いだろう。
  テレビドラマ「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」等の演出で有名、欠かさず見てた。
  どちらも向田邦子さんの脚本だったと思うが、記憶もあまり定かではない。
  昨年の初春、久世さんは急逝された(享年70歳)。

     
      □ 百合の周りにぼんやり灯りは、異星からの「ニゲラ人」


◇ ときどき手にする久世さんの本に「マイ・ラスト・ソング」がある。
  副題は~あなたは最後に何を聴きたいか~
  ドキッとする、粛清な心持になる、末期の枕元の最後の一曲。

     
          □ ジャック・カルティエ(Jacques Cartier/P)


◇ その本には「アラビヤの唄」「港が見える丘」「時の過ぎゆくままに」と続く…。
  自慢じゃないが~自慢させてもらうと~カラオケのページを開けて、
  最低一曲は必ず歌えるうたがある、その三曲もしかり。
  しかし最期の曲となると決めかねてしまう、考えたこともなかったし、考えたくない。

     


  (冗談半分の候補曲~それぞれに想いが重なる)

   ☆ Hey Jude (The Beatles)
   ☆ Bridge Over Troubled Water (Simon & Garfunkel)
   ☆ チェリー (スピッツ)
     ※ 意味不明の歌詞だが「いつかまたこの場所で君とめぐり逢いたい」
       ここを歌いたくて、カラオケのマイクを必ず取る。
       
   ☆ Londonderry Air (アイルランド民謡)
   ☆ モーツァルト「ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466」第二楽章 ⇒ 本命
   ☆ 桜 (森山直太朗)
   ☆ 冬の星座 (賛美歌312番のメロディ)  ≪順不同≫

   ★ ホントは、星の数ほどあるけれど…決められないや。
     そもそも、決めることすら自分の勝手とは言え、すごく消極的…。


      +----+----+----+----+----+----+----+----+

     

     
      □ クイーン・オブ・スウェーデン(Queen of Sweden/ER)
        蕾を摘心しなかったから、せっかくの美しさも半減、かわいそう。
        だから、二つくらいを残して、大きく咲かそうよ。
        あまりにサボるとこうなるという、反面教師、すんません。



コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 薔薇と紫陽花の季節は淡々と。 | トップ | 6月19日は「桜桃忌」 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
紫陽花の出番 (blue camel)
2008-06-20 11:55:05
折節さん、こんにちは♪
あいにくの天気が続いていますね^^;;
紫陽花の出番でもあるのですけどね^^/

青から紫へ変化している様がふっと足を
止められ、ふふっと感じる紫陽花ですね、
ユリの横からもしゃもしゃ出てきているニゲラが
とってもとっても可愛いです♪
いつも言っているかもしれませんが、やはりこれも
植えておけばよかったと思います。
他人様のブログを見るとそんなことを
思ってばっかりの気づけば1年です^^;;
折節さんのようにそこで思い立ったら吉日が
実行出来ていればこんな後悔ないのでしょうけど。

ピンクのスカシユリもとっても健康そうで
これからきっと多くのチョウチョさんたちが
遊びにくることでしょう~^人^

摘心忘れてしまったのですね~。
載せていらっしゃるのがちょっと笑えました・・・^^/
素直な心、尊敬します♪
女性の場合、そこはおそらく隠そうとするでしょう^^;;
返信する
バラの失敗咲きは、一連の流れということで…。 (折節)
2008-06-20 21:08:36
blue camelさん、こんばんは♪

今朝の出勤時には参りました。
七時前に家を出るんですが、お日様が出てたんです。
それでも、傘は持って出ました。
途中で雨が降り出し、バスをおりてから、まあ、土砂降りのずぶ濡れ。
朝っぱらから、もう情けないやら、複雑な気持ちで出勤しました。

今週はほとんど雨のような気がします。
土曜日は完全休養日(つまり水遣り以外は庭仕事なし)ですが、
明日は雨さえ降ってなかったら、いろいろやることがありそうです。

あのですね、げらげらの「ニゲラ」はですね…。
植えたんではなくて、蒔いたのでもチト違う。
節分の豆まき状態で、勝手口から庭に薔薇でもないのにバラバラ~っ!
こぼれ種でも増えると聞いて、面倒くさくなって、投げたんです。
大安吉日だったとは思いますが…ざっとしてるでしょう!?

私は、よく知らないで、あるいは忘れてしまって、
雑草と間違えて、何でも引き抜いてしまうんです。
ニゲラも名前と違って、少しも笑いもしないので、
芽を出さなかったのか、それとも引こ抜いたのかと、
春先まで思ってました。
ちゃっかりと、しぶとくも、遺伝子の力は偉大なり…。
食わず嫌いじゃないですが、参りました

バラも、これだけの雨続きですと、ケアできなくて…。
なんだか、雨にかこつけてサボりっぱなしです。
真ん中の花がかわいそうな状態になるのが、
これから先も想像できます。
明日は少々の雨でも、プッツンするつもりです。

四季咲きは、二番花はそこそこにしています。
まだまだ、二、三年の株がほとんどですから…。
秋のバラも、やはり少しは楽しみたいですしね。
返信する

コメントを投稿

芒種」カテゴリの最新記事