折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

この季節らしい花が咲き進んで ~ バラの二番花 ~

2020年06月06日 20時00分06秒 | 芒種

◇ 昨日6月5日は、二十四節気の芒種、先日郊外の山間部まで湧き水を汲みに車で走りましたら、あちこちで田んぼに水が張られて、すでに田植えが始まっていました。

  このところ晴れの日が少なくなって、今日も一日雨が今にも降り出しそうなどんよりとした曇り空、今夜の満月、ストロベリー・ムーンも見られそうにありません。

  バラの一番花もほぼ終わって、二番花が見られるようになりましたが、もちろん5月の一番花程の賑わいはないものの、一、二輪の花がしっとりと咲く姿が印象的です。

  今は庭のどこでも紫陽花の花が満開を迎えた頃、今年はこれまでになくどの花をとっても、その花本来のみずみずしい姿を見せてくれています。

 

                                                          2020年6月6日

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

蕾が残り少なくなった房咲きのバラ、梅雨入り前の庭の光景です。

 

□ アメリカ・アジサイのアナベルです。

 

□ 薄緑色の花芽が、日に日に「白く」色づいて来ています。

 

□ カップ咲きの爽やかなアプリコット・ピンクのバラ、二番花です。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

この株は、実は10年くらい前の挿し木苗が成長したものです。

 

□ わかりにくいですが、充実した蕾がたくさん控えています。

二番花が終わったら、せっせと挿し木苗を作るつもりです。

 

□ 一番花は「超」大輪の花でしたが、「普通の」大輪の二番花が咲いています。

 

                                                          6月2日

□ ゴールデン・セレブレーション

(Golden Celebration S 1992 D.Austin England)

その隣のバラも二番花の開花が続いています。

 

                                                           6月3日

□ ティー・クリッパー

(Tea Clipper S 2006 D.Austin England)

そしてこのバラのそばで、迫力の感じられる花が咲き始めました。

 

                                                          6月6日

□ 2輪開花している、アマリリスです。

 

                                                       6月4日

□ 10年以上前に植えたのですが、本当に久しぶりに開花しました。

アマリリスは、夏の季語になっています。

 

                    

                    (una poesia di oggi) 

首曲げて人を待つなりアマリリス     石井 保

 

                                                          6月5日

□ あとはいくつか紫陽花の光景を・・・。

 

 

                                                          6月6日

 

                                                       6月4日

□ この花の水色(画像ではよく映っていませんが・・・)が気に入っています。

 

                                                               6月4日

□ 挿し木苗を植えて15年近くになる株です。

 

 

                    

                    (una poesia di oggi)

あぢさゐの藍をつくして了りけり     安住 敦

 


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6 コメント

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季節の花 (kokoro)
2020-06-07 00:01:39
折節さん、こんばんは~

アナベルに寄りそうドミニク・ロワゾーも素敵ですが、
アンブリッジ・ローズのアプリコットピンクもいい色!
続くゴールデン・セレブレーションの花びらの素敵なこと。
形も花色もうっとりします。
花も生き生きと撮られていますね。
この色、心に残ります。
私も好きな色を挿し木挑戦しようかな…

紫陽花は我が家も挿し木苗を頂いたものが多いです。
植え場所があれば種類別の花を眺めたいです。

TBSのプレバト毎週観ているのですが、自分ではなかなか詠めないです。
先生の手直しも感心するばかり。
前回は生け花査定もありました、紫陽花でしたね。
すみません、テレビ番組の話です。
返信する
炎天下でも紫陽花が (折節)
2020-06-07 17:26:04
kokoroさん、こんにちは。

久しぶりに朝から快晴の空、気温はぐんぐん上がって、紫陽花にはかわいそうな天気になりました。
午前中に庭仕事を少しやってましたが、半日陰の作業でも暑すぎて退散しました。
まだ暑さに慣れていないですし、熱中症になったら何もなりませんですからね。

昨日までの数日間は曇りがちの毎日だったせいか、庭の花はしっとりとゆったりと咲いていました。
アンブリッジ・ローズやゴールデン・セレブレーションは、今日の炎天下で花がいっぺんに開き切りました。
ゴールデン・セレブレーションは、朝の咲き始めの心に秘めたような花びらの色が素敵だと思います。
もちろん、この二つのバラは二番花が終わったら挿し木苗で増やせたらと思っています。

紫陽花はそうですよね、挿し木で増やせますからいいですよね。
庭で大きくなった紫陽花の株は、ほとんどが分けていただいた挿し木苗が始まりだったと思います。

「プレバト」は残念ながらほとんど見たことがありません。
ETVの俳句王国とかは、たまに見たことがありました。
俳句や短歌はなかなかむずかしくて、気楽に詠んだりとか、私にはまず無理です。
詠まれたものを自分なりに楽しめたら、まあそれでよしとしています。


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紫陽花 (Haru)
2020-06-08 21:10:21
折節さん、こんばんは〜
そちらは暑い日だったようですね。
いつもニュースで日田が出ますが、あそこは盆地で一際暑いのかしら?

こんな時期に紫陽花は爽やかで良いですよね!
最初のアナベルとドミニクロワゾーとのコラボの写真がとっても素敵ですね〜〜
思わず何度も見てしまいましたよ。
アナベルがかなり大きくなって立派ですね♪
ウチのも今年はグッと大きくなった気がしますが折節さんのとは花数が違います。

いろんな種類の紫陽花があってどれも良く花がついていますね!
大きくしたくなくて切り過ぎると翌年はあまり咲かなくていつも迷っています。
どのようにしてらっしゃいますか?
隅田の花火のブルーの色がとってもいいですね!!

バラが既に2番花なんですね。咲き出しも早かったからでしょうね〜
ウチはしばらくは薔薇はお休みです〜
返信する
爽やかに、紫陽花の花 (折節)
2020-06-08 22:29:38
Haruさん、こんばんは。

こちらは午後5時くらいから風向きが南風に変わって、気温が急にぐっと上がりました。
最高気温は29.5度、暑いはずですが、久留米や佐賀が35度、日田は34度だったらしいです。
家内のお友達に日田ご出身の方がいらっしゃいますが、子どもの頃から暑いのには慣れてるとおっしゃってました。

アナベルはもう10年以上、ずっとドミニク・ロワゾーのそばで咲いています。
どちらも白と明るい黄緑の花と葉ですから、お互いが似合うんですよね。
アナベルは春先に強剪定しましたので、いつもより花数は少ないんですよ。
紫陽花はやはりいくつかの種類の花がある方が楽しいですよね。
6月は紫陽花と決まっているようなところが、季節を感じていいなと思います。

紫陽花の剪定って、剪定の位置と時期が迷いますね。
紫陽花は通常は旧枝咲きですから、花が終わったらすぐに、つまり7月の上旬くらいまでに剪定しています。
剪定箇所は、花の2~3節くらい下の充実した脇芽というか新芽の上です。
かなり強剪定しても、脇芽が残ってさえいれば大丈夫のはずです。
新芽(脇芽)は来年伸びても花は咲かなくて、葉っぱだけの充実した枝で終わって、再来年に咲きますよね。
今の時点で紫陽花の株を見ると、同じように充実した枝でも、先端に花の咲いている枝と先端は葉だけの枝の2種類あるはずです。
その葉っぱだけの枝こそが、来年に花が咲くことになります。
この葉っぱだけの枝をうっかり剪定したら、せっかくの来年の花が失われてしまいますからご注意ください。
今年は2020年ですから、今度7月に剪定したら、その脇芽が成長した枝には2022年に花が咲くことになりますね。
どうぞご参考になさって下さい。

バラは花数は少ないでしょうが、これから二番花が少しずつ咲くと思います。
ささやかな楽しみです。
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紫陽花の剪定 (Haru)
2020-06-09 21:15:46
折節さん、こんばんは〜!

昨日は丁寧な紫陽花の剪定方法を書いてくださってありがとうございました。
ちょっとお尋ねしたかったことにとってもお時間をとって下さって恐縮です。
なるほどととってもよく分かりました。
大きくしたくなくて、花の咲かない枝は早めに、そうですね、花芽が確認できる5月ごろでしょうか、
剪定していました(^^;;
紫陽花が大きくなりすぎるので、花を諦めての剪定も必要なんでしょうね〜〜
いつもお隣の方とそのお話をしています。
今年は花枝の剪定を気をつけてやりますね。
ホントにありがとうございました。
これへのお返事は不要です。
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当初は剪定をよく失敗していました。 (折節)
2020-06-09 22:54:50
Haruさん、こんばんは。

紫陽花が当初旧枝咲きということがよくわからなくて、剪定を失敗していました。
脇芽がないところまで強剪定してしまうという失敗がありました。
株全体の高さをコンパクトに揃えたくて、せっかくの新枝(葉っぱだけの)まで剪定してたこともありました。
その葉っぱだけの枝を、花の咲かなかった枝だからと勘違いして、悲しいことに剪定してたんですね。
これは、翌年になって花がえらい少ないなあって、首をかしげるパターンですよね。
今では紫陽花は2年分の花の枝が混在してるって、そんな風に見るようになりました。

ただ、アナベルは新枝咲きですから、剪定失敗はほとんどありませんよね。
バラも新枝咲き、この方がややこしい旧枝咲きと比べて、剪定は断然わかりやすいと思います。

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