折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

この夏の終わりに

2014年09月06日 16時52分01秒 | 処暑

◇ 遠くで雷鳴が轟いて、急に辺りが暗くなって大粒の雨が降り出しましたが、今年の夏はとにかく雨のよく降る季節です。

  この数日も相当に蒸し暑い日が続いていますし、こんな日があと何日も続くような週間天気予報がこちらでは出ていました。

  庭のバラは秋の返り咲きに備えての夏剪定の直前ですが、ここまでの1週間余りは少しですが、どちらかと言えば淡い色合いバラが咲き続けていました。

  あわただしく過ごしているうちに9月も明日で1週間を消化(!?)、もうすぐ十五夜(今年は9月8日)で、辺りが秋になりきれないうちに、お月様だけは秋の装いになります。

 

                                                 9月1日

□ ザ・プリオレス

(The Prioress S 1969 D.Austin England)

 

                                             9月1日

□ 淡いバラの代表、けさすべての花が散っていました。

 

                                            9月1日

□ 雨の中を開花の始まった淡いレモン・イエローのバラ。

 

                                            9月3日

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

 

                                             9月4日

□ この花が思い出の一輪になってしまいました。

 

                                             9月5日

□ 昨日(金曜日)の朝、雨のしずくが涙雨に思えました。

 

                                   8月27日

□ クレマチス ヘラクレイフォリア系 サンダー

(Clematis heracleifolia 'Sander')

鉢植えのバラに、クレマチスの枝を「誘引」していました。

 

□ この夏のクレマチスもすっかり散ってしまった頃…

 

◇ 一昨日(9月4日)の夜、ピーチュウ(♂16歳、子どもたちによれば、正しくはピコチュウらしいのですが…)が、永遠に旅立ってしまいました。

  ピーたんは来月で17歳になっていたはずで、前日の夕方までは高齢なりによく食べて元気だったのですが、急に食事も水も一切受け付けなくなりました。

  それからたったの1日余り、あっという間に実にあっけなく、最期は夕方に私が帰宅してから30分程で、静かに息を引き取りました。

  帰りを待っていてくれたんだと思ったらあまりに切なくて、大泣きしてしまいました。

  「いつかは」と覚悟はしていましたが、目の前から慣れ親しんだあの毛色がすっと消えてしまったのが、何と言っても寂しい限りです。

  4年前に先立った兄貴分のボクリンが、きっと呼んだのだろうと想像しています。

  今頃はいっしょにじゃれ合ったり、毛づくろいをしていることだと思います。 

  長い間いっしょにいてくれて、心和むたくさんの思い出をどうもありがとう。

 

                             2013年4月(15歳)

 

                              2014年4月(16歳)

 

                                            9月6日

□ ピーチュウは、この窓辺がお気に入りでした。

 

 

□ 夏の終わりになると、いろいろと思い出すことになりそうです。 

  

コメント (10)
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