FIGによりますと、体操の競技会にフィギュアスケートで見られる「キス・アンド・クライ」のような、採点を待つエリアを設けるそうです。
・体操も「キス・アンド・クライ」を導入(International Gymnast)
・FIG執行委員会
体操競技をよりエンターテイメント化するために、見直しを迫られているとの理由からだそうですが、このエリアの背景(広告板)から多くの広告収入が得られるからだろうと記事は書いています。新体操ではすでに導入されていますが、果たして体操になじむでしょうか?そもそもファンは望んでいるでしょうか?一度に一人しか演技をしない場合(W杯の種目別決勝とか)以外は無理があるのではないでしょうか。
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さてここからは余談です。私は個人的にあらゆるスポーツ中継のエンターテイメント化、TV局による演出には反対ですが、ほかにもこんな人がいました。英会話の講師(英国人・男)は「スヌーカー」という競技のファンで、これはビリヤードをさらにつまらなくしたものらしいのですが、英国ではたまにTV中継があるのだそうです。競技自体があまりに退屈なので、最近はあらかじめ準備した選手のインタビューや、プロフィールを紹介する映像を流したりするようになったのですが、講師はそれがイヤだと言うのです。ただ、競技をじっくり見たいと。
どんなに退屈でもいい。それが好きだから。
私はものすごく共感しました。
日本の民放TVみたいなことを考えますね、FIGも・・・。そのうちチアガールとか出てくるんじゃないか?