「しかるべき時期」がもうきたようで、国際オリンピック委員会(IOC)から正式発表がありました
・AFP
ロシアとベラルーシをパリ五輪に、条件つきの「中立の立場」での出場を認めるとしたもの。ざっくりまとめますと、
・侵攻を積極的に支持しないこと
・軍、治安機関(警察などですかね?)に所属しないこと
・団体種目でないこと
・国旗、国歌は使用しない
・政府関係者は招待しない
といった条件。国旗、国歌の禁止は慣れているでしょうしたいしたことないとも思えますが、それでもロシアスポーツ相は「差別的だ」と批判しているそうです。IOCによると条件を満たしている選手は、
ロシア 8人
ベラルーシ 3人
だけ
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これを受け世界陸上連盟のセバスチャン・コー会長(英)は、中立選手のパリ五輪参加を「認めない」とし、(ということは上記の人数に陸上選手が含まれているのですかね?)「うちは出さねーけど、それぞれの競技で好きにすればいいんじゃね?」という感じ(超意訳)。体操は出場に前向きとされていますが、軍所属の選手が多いはずですし、8人の中に何人いるのか・・・
・AFP
ロシアとベラルーシの大会復帰を認めなかった欧州体操(European Gymnastics)総会(1日~2日・ソフィア)のもようが、紹介されています。
・クロアチア体操連盟
元クロアチア代表のモズニク会長らが出席。女性はマルタ・ピハン・クレシャ(ポーランド)かと思いましたが、違いました(クロアチアの役員でした)。もっとも重要な決定事項は、国際体操連盟(FIG)に従わず両国の欧州での大会出場を引き続き認めない、というもの。多数決でしょうか?だとしたら反対票の数なども知りたいところ。期限など詳細は不明ですが、これでパリ五輪の、
・来年の欧州選手権 1人 ← 消滅か?
・種目別W杯シリーズ 各種目×2人
・ユニバーサリテイー(ワイルドカード) 1人
という残された出場ワクのうち、欧州選手権の「男女各1人」はロシア、ベラルーシにとって消滅することになる見通し。可能性があるとすれば、種目別でしょうか
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クロアチアはスルビッチがパリ五輪出場を決めています。