Music Mania

No Music No Life

ところかわれば高級品

2013年02月10日 | 日常
先日中国にいる友人が、スマートホンを買ったのでいつでもインターネットが出来る、と喜んでいた。
それまで中国でのネット事情はネットカフェが主流だったのだが、今や世界一のスマートホン大国である。
僕も昨年の夏からアップル社のアイフォンを使っているというと「アイフォン?それはすごい、うらやましい、お金持ち」と大変驚かれた。

日本ではアイフォンを使おうが、それ以外のスマートホンを使おうが差は無い。
むしろ、アイフォンのほうが使用料金が安くて経済的な気がする。
しかし中国ではかなり違うようだ。

現在中国でアイフォン5の販売価格は5288元、日本円にすると6万8000円くらいだ。
この時点ですでに日本での価格より高い。
中国での大卒初任給の平均は1010元(13,000円)、経済的に豊かな南部沿岸地域では日本円で3万~4万くらい。
対して日本の大卒初任給は平均で20万弱だ。

わかりやすくするため、中国での給料は日本の10分の1ということにしよう。
となると、中国でのアイフォン5は日本の貨幣価値に換算すると68万円ということになる。
たしかにこれはあまりにも高額で、こんなのを使ってる人は「スゴイ、うらやましい、お金持ち」だ。

中国製のスマートホンについては1000元以下で買えるらしい。
これならなんとか買えるだろう(それでも高いが)。

現在、中国製のスマートホンでメールを送信したとき「從我的 iPhone 傳送(私のアイフォンから送信)」と表示されるサービスがあるという。
それも有料で。
そこまでして見栄をはりたいか?と思うが。