僕はそばは好きだが、そば通ではない。
うどんとそば、どちらが好きかと尋ねられたら、どちらも好きと答えるだろう。
強いて言えば、うどんなら冷たいざるうどんより、かけうどんのほうが好みで、そばなら逆というくらいだ。
そば通の人なら、迷わず蕎麦と答え、こだわりの食べ方や薀蓄を披露するかもしれない。
ただし、そのこだわりの食べ方とやらを人に強要したり、自分と違う食べ方の人を見下すようなのは困る。
例えばこういう例だ。
・ざる蕎麦はダメ、もり蕎麦を食べなければいけない
これはざる蕎麦は海苔がかかっているため、蕎麦の風味を消してしまうダメな食べ物だということらしい。
たしかに秋頃に新蕎麦を食べるならそうかもしれない。
それを売りにしているような店なら、最初からメニューはもり蕎麦だけにしてくれるといいのだが。
・蕎麦をツユにつけるのは少しだけにしなければいけない
これも海苔と同じで、ツユにドボンとつけてしまうと蕎麦の風味が消えるからだろう。
ちなみに僕は3分の1から半分くらいしかつけないが、それはあまり濃い味が苦手なだけで通ぶっているわけではない。
・薬味を入れてはいけない
やはり、海苔やツユと同じで、ネギやワサビを入れると風味が損なわれるからだそうだ。
そうなのかもしれない、いやそうなのだろうけど、僕はネギもワサビも入れて食べている。
・ツユではなく辛味大根のしぼり汁につけて食べてこそ通
僕は箱根の強羅公園近くの某有名蕎麦店でこの食べ方をしたことがあるが、一口でギブアップした。
あまりにも辛すぎるのと、味が何もなかったからだ。
そこの店主によると、この食べ方こそ最も蕎麦を美味しく食べる方法だという。
ついでに店主いわく、「うちより旨い蕎麦は日本中探したってどこにもない」らしい。
・真の通は、蕎麦を冷水につけて食べる
先の辛味大根汁は辛すぎて食べられなかったので、まだこちらのほうがマシかもしれない。
でも、いくらそれが通だといわれても、普通にツユにネギとワサビを入れて食べたいが。
そういえば、食通で知られる山本ナントカ(ちょび髭のおじさん)は、刺身は何もつけずに食べるのが正しい食べ方で、魚の甘味、脂身、鮮度などが堪能できるという。
通の世界は、素材の良さが全てで、素材がよければ余計なものは一切いらないということか。
それはある意味、料理というものを否定しているような気がするのだが、いかがなものだろうか。
(こういうスーパーに売ってるもので満足している自分に、食を語る資格はない)

うどんとそば、どちらが好きかと尋ねられたら、どちらも好きと答えるだろう。
強いて言えば、うどんなら冷たいざるうどんより、かけうどんのほうが好みで、そばなら逆というくらいだ。
そば通の人なら、迷わず蕎麦と答え、こだわりの食べ方や薀蓄を披露するかもしれない。
ただし、そのこだわりの食べ方とやらを人に強要したり、自分と違う食べ方の人を見下すようなのは困る。
例えばこういう例だ。
・ざる蕎麦はダメ、もり蕎麦を食べなければいけない
これはざる蕎麦は海苔がかかっているため、蕎麦の風味を消してしまうダメな食べ物だということらしい。
たしかに秋頃に新蕎麦を食べるならそうかもしれない。
それを売りにしているような店なら、最初からメニューはもり蕎麦だけにしてくれるといいのだが。
・蕎麦をツユにつけるのは少しだけにしなければいけない
これも海苔と同じで、ツユにドボンとつけてしまうと蕎麦の風味が消えるからだろう。
ちなみに僕は3分の1から半分くらいしかつけないが、それはあまり濃い味が苦手なだけで通ぶっているわけではない。
・薬味を入れてはいけない
やはり、海苔やツユと同じで、ネギやワサビを入れると風味が損なわれるからだそうだ。
そうなのかもしれない、いやそうなのだろうけど、僕はネギもワサビも入れて食べている。
・ツユではなく辛味大根のしぼり汁につけて食べてこそ通
僕は箱根の強羅公園近くの某有名蕎麦店でこの食べ方をしたことがあるが、一口でギブアップした。
あまりにも辛すぎるのと、味が何もなかったからだ。
そこの店主によると、この食べ方こそ最も蕎麦を美味しく食べる方法だという。
ついでに店主いわく、「うちより旨い蕎麦は日本中探したってどこにもない」らしい。
・真の通は、蕎麦を冷水につけて食べる
先の辛味大根汁は辛すぎて食べられなかったので、まだこちらのほうがマシかもしれない。
でも、いくらそれが通だといわれても、普通にツユにネギとワサビを入れて食べたいが。
そういえば、食通で知られる山本ナントカ(ちょび髭のおじさん)は、刺身は何もつけずに食べるのが正しい食べ方で、魚の甘味、脂身、鮮度などが堪能できるという。
通の世界は、素材の良さが全てで、素材がよければ余計なものは一切いらないということか。
それはある意味、料理というものを否定しているような気がするのだが、いかがなものだろうか。
(こういうスーパーに売ってるもので満足している自分に、食を語る資格はない)

