Music Mania

No Music No Life

黒く塗れ

2013年05月04日 | 日常
ゴールデンウィーク真っ只中、皆さんいかがお過ごしですか?
僕は滋賀県は長浜へ行ってきた。

2年前のゴールデンウィークにも長浜へ行ったが、その古い町並みの雰囲気が好きでまた訪れたわけだ。
琵琶湖沿いの近江八幡から彦根、長浜あたりは、古き良き雰囲気をとても大事にしていて、それを観光資源として利用するのがとても上手だと思う。
僕の地元の伊賀や伊勢は、その辺がどうも下手だ。

長浜といえば黒壁スクエア、これは黒漆を塗った建築物がいくつもある地区で、現在はガラス館や土産物店や飲食店になっている。


黒壁一號館(旧第百三十銀行)、中はガラス館になっている


黒壁五號館、中は土産物店


建物だけではなく、黒壁をモチーフにした食べ物もあって面白い。


黒壁ロールとブラックコーヒー、ロールケーキには季節のフルーツが入って美味しい


黒ソフトクリーム、見た目は真っ黒だが味はクセがなく食べやすい味だ
他にもブラックカレーやブラックオムライスもあった。

長浜で食事といえば、焼き鯖そうめんやのっぺいうどんが有名だが、それは前回食べたので、今回親子丼の名店「鳥喜多」へいく。
行列の出来る店で有名なのだが、この日も開店前から長蛇の列だった。


親子丼、新鮮な玉子をふんだんに使い和風出汁のきいた味わい。
玉子とじの上にさらに生の黄身がのっている。

この「鳥喜多」の近くにあったレトロ風のビルを2つ。


旧開知学校、1874年の建築だそうで、140年近く前の学校跡だ。


こちらは旧開知学校の向かいにあった、少し怪しい昭和レトロな建物で、その名も「長浜タワー」。
僕はこういう昭和のB級臭さ、インチキっぽさがけっこう好きだったりする(笑)

長浜は黒壁だけではなく、他にも見所はたくさんある。




こちらは大通寺。
ビックリするくらい立派な寺で、本堂の中の豪華さ重圧さは二条城二の丸御殿を彷彿させる。
門構えも堂々たるたたずまいだ。


市内を流れる川。
琵琶湖沿いの町はこの手の水路が多く、非常に風情がある。

この日はゴールデンウィーク前半ということで、観光客も多く賑やかだったが、人が多すぎることはなくちょうどいいくらいだったと思う。
帰りには彦根のクラブハリエでバームクーヘンを買って帰った。


バームの下の皿は黒壁一號館で買ったもので、黒壁ロールの店の色違い。