Music Mania

No Music No Life

たまには文句もいいます

2014年12月14日 | 日常
ちょっと昨日の記事を引きずるが。
店側がどんな場合であっても、紳士でいるべきというわけではない。
店側がきちんと対応しているのなら、僕はそれでいいと思っているが、接客態度があまりに悪い場合、文句の一つも言いたくなることはある。

その店は京都にあった。
僕がそこへ行こうと思ったきっかけは一冊のガイドブックだ。
太秦の映画撮影所の近くにある1件のお好み焼き屋に目がとまった僕は、今度京都へ行ったとき、そこへ行こうと決めたのだ。
で、その日、嵐山観光のあと、そこからほど近い太秦のその店に行った。

入店して2名であることを告げると、店員のオバサンが店内に通してしてくれたのだが、席を指定する前に、そこで常連と思われる客とお喋りをしだした。
その間、僕らは立ったまま話が終わるのを待っていたのだが、3分くらいは待ったと思う。

やがて、席に座り、メニューを見る。
たしかガイドブックにはネギ焼きがうまくてお勧めと書いてあったので、それを2枚注文した。
なぜかオバサンは「はあ?」と不思議そうな顔をする。
僕はもう一度「ネギ焼き2つ」と言ったところ、「うちのネギ焼きは1人前で2枚やけど、それを2つも注文すんの?」とあきれ顔でいう。
メニューをよく見てみても、どこにもネギ焼きは1人前で2枚とは書いてないのだが、オバサンがそういうのならそうなのだろう。
「じゃ、ネギ焼きは1つで」と言った。
するとオバサンは「はあ?ネギ焼き1つ?他に注文はないの?」と大声で言うのだ。
いい加減、僕もムカついてきたので、とりあえずそれだけでいいと伝える。

この時点で水がまだだったので欲しい由を伝えた。
オバサンが水を持ってきたのはいいが、常連客とお喋りしながらだったからか、足がつまづいて妻の服の上に水をこぼした。
「あら、喋ってたら水こぼしたわ、ワハハハハ!」と大笑い。
さすがの僕もこれには怒った。
客に水をこぼして何がおかしいのか!
僕は不機嫌を隠さずにいうと、オバサンは知らん顔で、一緒に喋っていた常連客が申し訳なさそうに誤ってくれて、ハンカチを出した。
いくら温厚な僕でも、これはダメだと、店を出ることにした。

おそらく店員のオバサンは、僕を一見の客とみて、それも観光客だと判断して、大事にする必要はないという判断をしたのだろう。
それなら京都によくあるように、「一見さんお断り」にすればいい。
あまりに接客の悪い店は、味以前に接客業として問題だ。

今年亡くなった、怒るラーメン店主で有名な佐野氏のように、非常に特殊な接客の店もあるが、そういうのは例外であって、極上じゃなくていいから普通の接客をしてもらいたい。

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