Music Mania

No Music No Life

映画「セッション」と「ジェームス・ブラウン」

2016年01月10日 | 音楽
昨年見たかったけど、見られなかった音楽映画をみた。
こういうのって、県内ではたったの一つも上映してるところがないのだ。

まずはこれ、「セッション」。
アカデミー賞のナントカ賞をいくつももらったという、なんか凄そうな映画。
ジャズドラマーを目指す若者と鬼監督の話。
この鬼監督がすごい。
スゴイというか、もうメチャクチャ。
ほとんど異常者かってくらいの凄まじさで、僕だったら即バンドやめます。
それでも主人公の若者は、血の滲むような努力、いや実際に血が出てる、それもドバドバと、の練習を重ね、
なんとかバンドのメインドラマーの地位を手に入れるのだ。

めでたし、めでたし…

な、わけはない。
そうは問屋が卸さない。
そこからいくつもの展開があるのだ。
最後まで目を離せないところなんて、さすがアカデミーナントカ賞をとっただけはある。
なんだかんだいって、この鬼監督、いい味だしてます。
そしてなんといっても音楽がいい。
僕はジャズについてはド素人だけど、こういうのってけっこう好きかも。




次はこれ、「ジェイムス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~」
こちらはジェイムス・ブラウンの伝記映画で、監督はミック・ジャガー。
極貧の生活からのし上がり、ときには刑務所に入ったりもしながら、独自のファンク・ミュージックを作り出す。
このジェイムス・ブラウン役の人、顔はちょっと違うけど、声はそっくりだ。
裸一貫からのし上がる人というのは、やはり強引でワンマンな人が多いと思うけど、ジェイムス・ブラウンもまさにそんな人物。
ぶつかり合いながらも前へ前へと突き進むところなんて、英雄然としているところがある。
ファンク好きの人にオススメ。

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