Music Mania

No Music No Life

デビッド・ボウイとグレン・フライ

2016年01月23日 | 音楽
ここのところ世間のニュースといえばベッキーだのSMAPだのが多いが、僕の周り(ネット)ではもっぱらデビッド・ボウイと
グレン・フライの訃報だった。

僕がまだ詰襟の学生服を着ていた頃、デビッド・ボウイは「デビッド・ボウイー」だった。
当時の新作「レッツ・ダンス」は残念ながら僕の好みではなかったけど、好きな人は多かったと思う。
その後来日コンサートの模様がテレビ放送されたけど、あまりピンとこなかったので、僕にとってデビッド・ボウイは
肌にあわないんだなと思うことにした。
やがて台風が過ぎ去るように20世紀が終わり、当たり前のように21世紀を迎えたころ、僕のデビッド・ボウイへの考えが変わった。
アルバム「ジギー・スターダスト」を聴いて、これはいいぞ、と思ったのだ。
何がよかったって、単純に曲がよかった。
不思議なことに一旦いいと思うと、苦手だった「レッツ・ダンス」もいいと思えるようになった。
今もときどき思い出したようにデビッド・ボウイを聴くことがある。
全部の曲が好きなわけではないけど、いいアーティストだったと思う。
最近ニューアルバムを出したばかりらしいので、ファンだった人は相当なショックだっただろう。




グレン・フライといえばイーグルス。
僕がイーグルスと出会ったのは13歳くらいのときで、ラジオから流れてきた「ハートエイク・トゥナイト」という曲だった。
グレン・フライがボーカルで、かっこいい歌だと思い、これが本場のロックなのかと中学生の僕は感心した。
イーグルスといえば、「ホテル・カリフォルニア」」や「ならず者」などでボーカルをとるドン・ヘンリーのイメージが強いが、
僕はグレン・フライのちょっと青いボーカルのほうが好きだった。
ロック聴き始めの頃に好きになったバンドは思い入れが強い。
イーグルスも例外ではなく、LPレコードを何枚も買った。
そのせいか、実はCDはベストしかもっていない。
というわけで、この機会に前から気になっていたイーグルスの5枚組ボックスセットを注文したのだった。
グレン・フライのボーカルで代表曲といえばやはりこれだろう。
デビュー曲でもある「テイク・イット・イージー」。



ここのところ、ロックの歴史を刻んできたレジェンドたちの訃報が続いている。
仕方のないこととはいえ、さびしいものだ。

コメント (8)