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ギター弾きとしての自分を構成する9枚

2016年01月30日 | ギター
最近SNSで「私を構成する9枚」というのが流行ってるようだ。
というわけで僕もやってみた。

ギター弾きとしての自分を構成する9枚




まず左上から。
KISS「ALIVE!」
僕と同世代の人は、だいたい1枚はKISSが入ってる。
もちろん僕も入れる。
何を入れるかだけど、エース・フレイリーらしい音色、フレーズが満載ということでコレ。
エースのギターはジミー・ペイジ直系というか、基本的なロックギターなんだけど、それでもしっかりエース節を聴かせるのは
大したもんだと思う。

次、上段真ん中。
THE BEATLES「PLEASE PLEASE ME」
ギター弾き始めのころ、コードを学んだのはビートルズで、コード進行なんかも勉強になったと思う。
このアルバムはビートルズのデビュー盤で、荒削りながら最高にロックしてる作品だ。
僕が初めて自分のおこずかいで買ったレコードがコレで、猿のように聴きまくったものだ。

次、右上
RED WARRIORS「CASINO DRIVE」
いきなりの邦楽だけど、僕は日本人ギタリストなら木暮武彦が好きなんだから仕方がない。
このアルバムで聴けるシャケサウンドはすごくいい。
ちょっとしか歪んでいない、いわゆるクランチな音だけど、ガッツリとパンチのある音色だと思う。
今、僕はこういう音作りをしたいと目指している。

次、中段左
TOTO「TURN BACK」
いうまでもなくスティーブ・ルカサーはいいギタリストだ。
どんなジャンルの音楽もサラリと弾きこなす彼だけど、たぶんこのアルバムみたいな音楽が一番魅力を発揮できるんだと思う。
今の感覚で聴くと、むやみやたらと弾きまくってるわけではなく、ツボを押さえたプレイで、懐の深さを感じる。
エフェクトの強い音色は賛否あるけど、僕はカッコいいと思う。

次はど真ん中
UFO「Strangers In The Night」
マイケル・シェンカーの名演がびっちり詰まったアルバム。
僕が30代後半頃、突如エレキギターを再開したとき、このアルバムは教科書だった。
なかでも「Lights Out」は名演中の名演で、僕の中では名ギターソロベスト5に入る。

次、中段右
LED ZEPPELIN「I」
僕はクラプトンよりもベックよりも、ジミー・ペイジが好きだ。
こんなにカッコいい人は滅多にいない。
今さらペイジについてアレコレ書かないけど、上手いとか下手とかでなく、カッコいいのだ。
ロッカーにとってカッコいいというのは重要なことなのだ。

次、下段左
高中正義「T-WAVE」
アルバムジャケのセンスの悪さはさておき、中身は活きのいいポップフュージョンだ。
ギター弾き始めの本当に始めの頃はビートルズばかり弾いてたけど、ある程度弾けるようになってからは高中をよく弾いた。
このアルバムのA面ラストに「クリスタル・メモリーズ」という曲があり、これをコピーしてカセットに録音したことがある。
後で聴いてみて、ヘタクソすぎて落ち込んだのも今や楽しい思い出だ。

次、下段真ん中
レベッカ「レベッカ4」
レベッカのコピーバンドをやってる身として、あげておかねばなるまい。
この時期、ギターを弾いてるのは古賀森男で、こういうクリアなコードカッティングをかっこよく決めるのは
僕にとってはかなり困難なことだ。
また、この人のギターソロは、速弾きとかぜんぜんないのに異様に難しい。

最後は下段右
YES「海洋地形学の物語」
なぜか「危機」とか「こわれもの」とかはここ10年くらい聴いてないし、あまり聴きたいとも思わないけど、このアルバムだけは
ときどき聴きたくなる。
スティーブ・ハウによるスティーブ・ハウにしか弾けない、スティーブ・ハウらしいプレイが満載だ。


今回選んだのは、ギター弾きとして影響を受けたアルバムということで選んでいる。
だってさ、自分の好きなアルバム9枚なんて選べないし。
他の人のを見てると、9枚全部ツェッペリンとか、9枚全部メタルみたいな好みにブレがない人から、
ジャズ、ロック、洋楽、邦楽と多岐にわたる人、その人のイメージに合わない意外な1枚を入れてる人とか、けっこう面白い。
皆さんならどの9枚ですか?

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