Music Mania

No Music No Life

いろいろな考え方

2020年03月01日 | 音楽
人にはいろいろな考え方があり、どれが正解というわけではなく、多種多様でいいと思う。

昨日、本来開催されるはずだったD.W.B.のライブは、うちが主催ということもあり、2日前になって急遽キャンセルすることにした。
対バンの方々にも理解していただき、キャンセル料を分担していただいた。
さらに事前練習用に予約してあったスタジオもキャンセルし、こちらもペナルティを支払うことになった。

僕はこの判断が間違ってはいなかったと思うけど、正しかったとも思ってない。
この判断のせいで、同じ日に予定通り開催と判断した主催者及び参加バンドを動揺させてしまったかもしれないし、素直に楽しめなくしてしまったかもしれない。

昨日、大阪のライブハウスで開催されたライブで、お客さんのなかに3名感染者がいたというニュースをきいた。
お客さんは100人ほどで、4バンド出演という、僕らにとってよくあるパターンのライブである。
ライブ日は2月中頃だったという。
このライブを主催した人、出演バンド、見に行ったお客さんが、案の定バッシングされている。
お気の毒としか言いようがない。
これ、僕が主催者だったとしても、2月中頃なら開催してると思う。
決して他人事ではないのだ。

昨日ライブを開催したバンドの中には、友人知人のバンドもある。
お疲れ様でしたという気持ちはあるけど、なんで開催したの?みたいな気持ちは全くない。
僕たちだって開催かキャンセルかで決めかねていたのだ。
開催かキャンセルかの違いなんてほとんどないのだ。
どちらも勇気あることであり、どちらも最良ではない選択だったと思う。

椎名林檎は昨日ライブを開催した。
世間からのバッシング覚悟で決断したことだろう。
僕はそれでいいと思う。
でも、このニュースに対してのコメント欄は椎名林檎及びお客さんへの非難一色である。
僕はものすごく違和感を感じる。

運の悪いことに、今月末と5月半ばにも僕らの主催ライブがある。
4月にも2本ライブがあるけれど、それはライブハウス主催なので、開催なら出演だし、中止なら出ないだけ。
さて、どうしたものか。

議論するつもりはないのでコメントはナシでお願いします。
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