今年はNHK大河ドラマ西郷どんを見ている。
昨年は見なかった。
スタートから半年以上がすぎ、ようやく面白くなってきた。
逆にいうと、前半はあまり面白くなかった。
西郷隆盛の生涯についてはだいたい知ってるので、そのうち面白くなってくるだろうと我慢して見てきたんだけど、ちょっと遅すぎると思う。
僕の希望としていえば、最初の半年で大政奉還、江戸無血開城までいき、後半半年で明治編、とくに最後の西南戦争は11月中頃から最終回までやる。
しかし、今回の大河は、もう8月だというのに、ようやく禁門の変、長州征伐が終わったところで、このままでは明治編がほとんどないのではないか?
登場人物を見てみると、江藤新平なんかも登場予定になってるので、いちおう明治編もあるようだけど、かなり駆け足になってしまい、おそらく西南戦争は最終回だけなんだろう。
このように、今後の尺が足りないにもかかわらず、西郷の結婚話なんかについてはしっかり時間をかける。
あの西郷さんはどのような女を愛し愛され、家族のなかではどんな存在だったのか、が革命家としての西郷よりも重要なのだろう。
幕末維新の話というのは、徳川幕府を倒して終わりではない。
そこからが本当の苦労の始まりで、いかにして驚くほど短期間で近代国家を作り上げたか、というのが重要なのに、ここに比重を置いているドラマはほとんどない。
近代国家の一番のお荷物が旧士族だったわけで、あちこちで大変な問題が発生するわけだが、それを一気に片づけたのが西郷だ。
幕府を倒したことより、こちらのほうが偉業かもしれない。
そこを丁寧にしてくれると、ドラマとしての質が上がると思うんだけどな。
昨年は見なかった。
スタートから半年以上がすぎ、ようやく面白くなってきた。
逆にいうと、前半はあまり面白くなかった。
西郷隆盛の生涯についてはだいたい知ってるので、そのうち面白くなってくるだろうと我慢して見てきたんだけど、ちょっと遅すぎると思う。
僕の希望としていえば、最初の半年で大政奉還、江戸無血開城までいき、後半半年で明治編、とくに最後の西南戦争は11月中頃から最終回までやる。
しかし、今回の大河は、もう8月だというのに、ようやく禁門の変、長州征伐が終わったところで、このままでは明治編がほとんどないのではないか?
登場人物を見てみると、江藤新平なんかも登場予定になってるので、いちおう明治編もあるようだけど、かなり駆け足になってしまい、おそらく西南戦争は最終回だけなんだろう。
このように、今後の尺が足りないにもかかわらず、西郷の結婚話なんかについてはしっかり時間をかける。
あの西郷さんはどのような女を愛し愛され、家族のなかではどんな存在だったのか、が革命家としての西郷よりも重要なのだろう。
幕末維新の話というのは、徳川幕府を倒して終わりではない。
そこからが本当の苦労の始まりで、いかにして驚くほど短期間で近代国家を作り上げたか、というのが重要なのに、ここに比重を置いているドラマはほとんどない。
近代国家の一番のお荷物が旧士族だったわけで、あちこちで大変な問題が発生するわけだが、それを一気に片づけたのが西郷だ。
幕府を倒したことより、こちらのほうが偉業かもしれない。
そこを丁寧にしてくれると、ドラマとしての質が上がると思うんだけどな。
その時、お手玉遊びで昔よく歌っていた曲で「いちかけにかけて三かけて」という曲があります。
その曲の歌詞の内容は西郷隆盛の娘さんが父親のお墓参りに出かけます。
という歌詞がありました。
それはいいとして、ドラマは見ていませんが、江戸城無血開城もさる事ながら、不平不満が募った士族達の反乱、西郷さんが再び戦火に行く事となる最期舞台である西南戦争もしっかり描かないといけませんよね。
お手玉の歌で西郷さんにちなんだものがあるんですね。
鹿児島とか九州ならまだしも、こちらでも知ってるとは、全国的に歌われてるのでしょうね。
僕が思うのは、明治維新って大政奉還とか戊辰戦争とかで終了ではなく、最終的には西南戦争終了が完成かな、と。
これで、本当の意味でサムライの時代が終了し、近代国家になったと思います。
それを成し遂げるために、自分か犠牲になるわけですが、そういうところをしっかり描いてほしいものです。