Music Mania

No Music No Life

熱中症にご注意

2018年07月22日 | 日常
毎日暑い日が続いている。
皆さん、熱中症にはなってませんか?
僕は今日も大丈夫です。

熱中症といえば、だいぶ前に暑さで気持ち悪くなって寝込んだことがある。
当時は「ただの夏バテ、日陰で休んだらすぐ治る」と言われてた。

それは高校の夏休みのことだった。
今日はバンド練習ということで、ものすごく張り切っていた。
正確にいうと、前日から「明日のバンド練習は思いっきりやろう」と気合が入ってた。
そのバンドは、スタジオに入ることもあったけど、だいたいはドラマーの家に集まって練習していた。
ドラマーの家まで自転車で45分くらいかかったと思う。
背中にギターを背負って、炎天下の中向かったのだった。

そいつの部屋にエアコンはなかった。
窓を開ければ風も入ってくるんだけど、近所迷惑になるからと、窓は締め切っていた。
扇風機はあったけど、ギターアンプの真空管を冷やすために、人間には使われなかった。
つまり真夏、締め切った部屋で、若い男が5人集まって激しいバンド演奏をしていたのである。

おそらく久しぶりのバンド練習だったのだろう。
前日から気合が入ってただけあって、いつも以上に激しい演奏をした。
ギターを弾きながらヘドバンしたり、飛び跳ねたりして、滝のような汗を飛び散らしていた。
ネックは汗でネトネトになり、ブリッジから汗が流れ落ちる。
目を開けてられないくらい汗が流れる。
それでも、ハードな演奏は繰り返された。

というのも、当時は夏にバンドをやるというのは、それくらい汗だくになるのが普通だった。
スタジオに入っても、エアコン代をケチって真夏の密室でバンドをやってた。
それでも、気分が悪くなることはなかった。
むしろ、たくさん汗をかくのが気持ちよかった。

しかし、その日はちょっと激しすぎた。
外の気温も暑すぎたのだろう。
ろくに水分もとらず、汗を流れるだけ流して夕方家に帰ろうしたとき、頭がクラクラした。
でも気のせいだろうと思って、ギターを背負って自転車で帰路についた。
やがて頭が痛くなってきて、そのうちものすごく暑いはずなのに寒気がしてきた。
なんとか家にはたどり着いたものの、夕食を食べることは出来なかった。

その後、2日くらい寝込んだと思う。
今思えば、熱中症だったんだと思う。
もっといえば、よく死ななかったものだとも思う。

無知というのはこわい。
当時は熱中症に対して、どれくらいの人が正しい知識をもってたのだろう?

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4 コメント

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暑さとミネラル (ヤスバ)
2018-07-22 19:01:13
カインさん、こんにちは!
暑さとゴムのにおいはきついですね。
臭いで気分が悪くなることも多いですから、そこへ暑さも加わると気持ち悪くなるのは当然でしょう。

真夏の引っ越しの手伝いもきついですね。
今、西日本豪雨の復興作業でボランティアで行ってる人も多いですが、かなりきついと思います。

母親とすれ違っただけで発作ですか。
よほど精神的にまいってたのでしょうね。
でも、それに付き合わされるカインさんもたまったもんじゃないですね。

ライブも汗を大量にかくので、気を付けなければいけませんね。
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避暑地 (ヤスバ)
2018-07-22 18:53:45
ド楽院さん、こんにちは!
当時の長野市は真夏でも30度を超えませんでしたか。
それも湿度が低いとなると、避暑地のような気候だったのですね。
僕はだいぶ前ですが、真夏に軽井沢や蓼科に行ったとき、とても涼しくて気持ちがよかった記憶があります。
とくに蓼科は、夜の星空も素敵でした。
僕のところと比べて、星の数は10倍くらいあったような気がします。
同じ地球から見る夜空とは思えないほどでした。

今じゃ長野市でも35度超えますか。
今年の猛暑はとくに酷いですね。

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猛暑 (カイン)
2018-07-22 17:44:30
T海ゴムの初日、暑さとゴムが熱された臭いで初日気分が悪くて…
でも、こんな初日で途中で帰ったらいけない!
と無理した事がありました。

あと去年の夏、友達のアパートの取り壊しが決まり、その引越しの手伝いをしていたら気持ち悪くなりました。
その後、友達が母親とすれ違っただけで過度のストレスを感じ(親との折り合いが悪い)てんかんの発作を起こして倒れ、救急車で運ばれてそちらが大変でした(汗)

ヤスバさんは2日寝込みましたか。
夢中になっている時って気付かないんですよね(><)
ライブもよく熱中症になりますよね。
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~2000、2001~ (喜楽院)
2018-07-22 13:10:19
新潟県南西部から長野市に
引っ越してきたのが、1992年の夏。
東京都や新潟県では盛夏は連日、
30度を超えるのは当たり前だったが、
冷涼な長野市ではまず30度を超えない。
しかも湿度が低いので、真夏にスーツの
上着を着用して飛んで歩いてても全然平気。
快適な夏を何年か過ごす・・・のも束の間。

その10年後には長野市ですら
35度超えが普通になった。
「日射病」の20世紀と
「熱中症」の21世紀の
それぞれの盛夏の暑さを
同列には論じられまい。
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