Music Mania

No Music No Life

弱者と強者

2018年06月30日 | 日常
ずっと前から言われている社会問題や、最近になって話題になるようになった問題で、パワハラ、セクハラ、モラハラ、児童虐待、いじめ、差別、DV、などがあるけれど、どれも共通してるのは、強者が弱者を迫害していることだろう。
古今東西、どこにでもある話だけに、とても根が深いものだと思う。

人はなぜ弱者を迫害するのか?
そんな人間としての正しい答えなど、すぐに思い浮かぶものではないのだけど、基本的に弱肉強食の感覚が本能として残ってるんだと思う。
動物的本能というか、強くなければ生きていけない感覚。
自分の強さを体感するために弱者を叩き、それによって自分は生き残れることを意識する。

それでも現代人は、宗教観、あるいは法律、あるいは周りの空気により、それを抑えて生きている。
しかし、日頃のストレスや鬱憤などをうまく処理して柔軟に対応出来る人はいいけれど、誰もがそんなに起用ではない。
そして、身近にいる自分より弱者と思われる人に対して牙を剥く。
その弱者というのが部下であったり、子供であったり、配偶者であったり、大人しそうな人だったり、異性であったり、異なる宗教、異なる国籍の人であったりする。

なかには、叩いてるつもりがない人もいるだろうし、自分は間違ってないと思ってる人もいるだろう。
それなら、自分がやってることを自分より強い人、立場が上の人に対しても出来るだろうか?

ちょっとまとまりが悪いし、まとまりようもない気がするので、今日はこの辺で。
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2 コメント

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優越感 (カイン)
2018-07-01 09:39:01
そういう人はやはり優越感を得たいとか、人の事がいちいち気になる人が多いのでしょうね。
また自分の話になりますが、うちの部署で問題の人はいびりの他に毎日早出を強制していて、いびられていた人は仕事に来なくなり、労基に駆け込んだみたいです。
常に攻撃する標的を作る。
自分からすれば悪趣味としか思えません。

不満の矛先を弱い他人に向ける場合もあるし、家庭で配偶者や子供に向く場合もよくありまよね。
身近でとても難しい問題だと思います。
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人間社会 (ヤスバ)
2018-07-01 14:42:40
カインさん、こんにちは!
ブルーハーツの曲で「弱いものたちが夕暮れ、さらに弱いものをたたく」という歌詞があります。
パワハラをする上司はたいてい、その上の上司とも上手くいってないことが多いといわれます。
ほんとうに強い人は、弱いものをたたくことはありません。
結局のところ、いじめや各種ハラスメント、差別、迫害などをする人は弱い人なんだと思います。

ブルーハーツの曲はさらに「その音が響き渡ればブルースは加速していく」と歌われます。
まさに、白人に迫害された黒人から生まれたブルースは、弱い立場の人たちによって深みを増していきましたね。


毎日早出の強制、それ絶対アウトです。
逆にいえば、とてもわかりやすいアウトなので、労基に訴えることが出来ましたが、もっと微妙な場合、労基からも相手にされない可能性があります。
これが子供への暴力などだったら、どこにも相談できず、ただ苦しみに耐えるしかない場合もあるでしょう。
こわいのは、虐待の連鎖で、その子供が大きくなったとき、自分の子供に虐待しないか心配になりますね。




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