Music Mania

No Music No Life

もしもキッスの「Alive III 」が・・・

2018年06月16日 | KISS
最近、家事のBGMなんかでよく聴くのは、KISSのAliveIIIだ。
といっても、一般的なエリック・シンガーがドラムの1992年のライブではなく、誰かが編集して作ったエリック・カーがドラムのものである。
おそらく元々はブートCDとして発売されてたものだろうけど、音質はブート慣れしていない人でも普通に聴ける高音質音源だ。
この「幻のアライヴ3」ともいうべきライブ音源は、ギタリストがヴィニー・ヴィンセントのものと、ブルース・キューリックの2種類がある。

まずヴィニー・ヴィンセント版から。

アルバム「リック・イット・アップ」に伴うツアーからの抜粋で、過去の「アライヴ!」「アライヴ2」とのダブり曲は1曲のみ。
なので、当然このツアーのフルヴァージョンではない。
聴きどころはなんといってもヴィニーのギタープレイだろう。
僕はけっこうこの人のギターが好きで、非常にハードでカッコいいフレーズを弾いている。
速弾きはマシンガンピッキングをするタイプだけど、そこまで弾きまくってるわけではなく、どちらかというとチョーキングとアームプレイに味のある人だと思う。


Kiss - Alive III (feat. Eric Carr & Vinnie Vincent)


01 Creatures Of The Night 00:00
02 Fits Like A Glove 04:06
03 Gimme More 08:19
04 War Machine 14:17
05 I Love It Loud 18:42
06 I Still Love You 21:53
07 Young & Wasted 27:37
08 All Hell's Breakin' Loose 32:36
09 Black Diamond 37:12
10 Lick It Up 44:12


こちらはギタリストがブルース・キューリックに代わってからのライブ。
本当はヴィニーとブルースの間に、マーク・セント・ジョンという人がいたんだけど、病気で離脱したため、ライブ音源はほとんど残されていない。
アルバム「アニマライズ」に伴うツアーで、こちらはライブビデオ「アニマライズ・ライブ」があるのでそれほど貴重な音源ではないけど映像がない分、音に集中できていい。

ブルースのギターは、上手いんだけど無難に弾いてるようなアグレッシブさに欠ける気がする。
なんというか、スタジオミュージシャンとかサポートギタリストとか、そういうポジションのほうが似合ってるようなプレイだ。
ヴィニーと同じ曲を弾いても、やはり地味な印象は拭えない。

Kiss - Alive III (feat. Eric Carr & Bruce Kulick)


01 Creatures Of The Night (00:00)
02 Fits Like A Glove (04:10)
03 Heavens On Fire (09:02)
04 Thrills In The Night (13:25)
05 Under The Gun (18:00)
06 War Machine (22:28)
07 Eric Carr/Drum solo (27:10)
08 Young And Wasted (32:14)
09 I Love It Loud (39:45)
10 I Still Love You (43:42)
11 Lick It Up
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4 コメント

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VVI (ビリー)
2018-06-16 23:14:27
こんばんは。

ヴィニーヴィンセントはいいですね。

私もこの曲なんか、KISS時代ではないですが、
短いソロながら、曲にとてもあっていてセンス感じます。

https://www.youtube.com/watch?v=WlaFvFk501Y
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性格 (ヤスバ)
2018-06-17 09:21:58
ビリーさん、おはようございます!
ヴィニーいいですよね。
リンク先の曲も、ギターソロがメロディアスで、意外にも速弾きがなくて、とても曲にあってると思います。

彼はなかなかのギターテクも作曲センスもあるのに、いかんせん性格に難があるといわれますね。
そのせいか、いまいちパッとしないままです。

性格に難があるといえば、シェンカーもリッチーもゲイリーもインギーも難がありますが、それでもカリスマギタリストになってるのに対し、ヴィニーはそうなれなかったのはどういう違いなんでしょうね。

前にも書いたことがあった気がしますが、シェンカーが抜けたあとのUFOにヴィニーが入ってたら面白かったのになって思います。
少なくとも、キッスよりは実力を発揮できたと思いますし、ポールチャップマンやアトミック・トミー・Mよりもいいギターを弾いてそうです。
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ギラギラ感 (ひらぱ)
2018-06-17 21:53:10
さすがヤスバさん、良い音源をご存知ですね♪
どちらも書かれているとおり、かなりの高音質ですね。(ブルース・カー期のほうはアニマライズ・ライブの音源も入っているようにも聞こえます)
ヴィニー・カー期は当時は人気がもうひとつでしたが、いいですよね。ヴィニーのギラギラしたギターがメタル好きにはグーです♪(笑)
キッスがどうやってヴィニーを入れたのか忘れましたが(マークと同じくESPとかの紹介でしたっけ?)キッスに入って正解でしたね。性格に問題ありとか散々言われてましたが、当時のヘヴィメタルブームにマッチして、その後のキッスの方向性を良いほうへ持っていったと思います。これは当然ポールとジーンの考えでもあったのでしょうが。
ノーメイク期はALIVEⅢが出たリヴェンジ期がいちばん良い、という方が多いようですが、個人的にはヴィニー・カー期がいちばんアグレッシブで良いのではないかと思います♪
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攻撃的 (ヤスバ)
2018-06-17 22:26:58
ひらぱさん、こんばんは!
当然ひらぱさんもご存じだと思ってましたよ。
ヴィニーのギターは音色もカッコいいし、フレーズのセンスもいいです。
たしかまだエースが在籍してるときにオーディションで選ばれて、最初は背の低さがネックだったものの、ヴィニーが強引に自分を売り込んだだために合格したと思います。
条件は「エースのように弾くこと」だったのに、すぐにやぶってしまいましたね。
でも、僕はヴィニーは好きなように弾いてよかったと思いますけどね。

リヴェンジ期は人気ありますね。
僕はエリシンのドラムはちょっと重すぎる気がするんです。
カーのちょっとテンポが速くてスピード感のあるリズムのほうがキッスに合ってる気がします。
当時はグランジみたいなヘヴィなリズムが求められてたのかもしれませんが。
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