Music Mania

No Music No Life

カーニバル・オブ・ソウル

2020年03月07日 | 音楽
今週のヘビロテはカーニバル・オブ・ソウルだった。
なぜ今頃になってこれを聴いてるのかというと、みのミュージックのニルヴァーナ紹介動画を見てたら、そういえばキッスも影響されたアルバム出してたなと思い出したから。
長いキッス史の中では黒歴史みたいな扱いだけど、決して駄作ではない。

久しぶりにこのアルバムを聴いたら、ハマってしまった。
どの曲もいい。
第一印象はダークな感じだけど、繰り返し聴いてるといろいろなタイプの曲があるのがわかる。
カッコいいリフとポップなメロディラインはさすがキッスといったところだ。
他のアルバムにあって、ここにないのがあるとすると、キャッチャーなロックンロールナンバーがないことだろう。

ダークではあるけれど、そこまでヘヴィではない。
エリック・シンガーのドラムが軽く聴こえる。
本当はヘヴィなノリの人だけど、ここでは軽快な感じだ。
それと、キャラ的にも声質的にも、ジーンボーカル曲の方がらしく決まってる。

このアルバムがファンの間で人気がないであろうことは容易に想像出来る。
基本的に日本のメタルファンは、オルタナやグランジが苦手という人が多い。
キッスでいえば「クレイジーナイト」あたりが好きな人からすると「カーニバル〜」ダメなんだろうなと思う。
僕みたいに「クレイジーナイト」がそんなに好みではない人なら、カーニバル好きって人多いんじゃないだろうか。

このアルバムが完成したあと、オリジナルメンバーでのリユニオンが決まり、キッスは大きく舵をきった。
僕はそれは正しい選択だったと思うけれど、もしそれがなかったら、このアルバムの評価は違ったものになっただろう。
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2 コメント

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Unknown (ひらぱ)
2020-03-07 21:39:23
カーニバル・オブ・ソウルというと・・・?
なんと、あのキッスのカーニバル・オブ・ソウルがヘビロテでしたか!
おっしゃるとおり、クレイジー・ナイトが好きなもので、カーニバル・オブ・ソウルは苦手でほとんど聴いてません。2曲目で既にダルくて聴く気が失せていました・・ と言うか、クレイジー・ナイト以降のアルバムはいまいちピンと来なくなっていました。ホット・イン・ザ・シェイドもリヴェンジも。そしてリユニオンのサイコ・サーカスからソニブー、モンスターも。数曲は良いと思うのがありますが・・どうしたんでしょうか・・(笑)
話は戻り、グランジ・オルタナ。ニルヴァーナもダメでした。スメルズ~の1曲だけは良いと思いましたが、他がどうも良さが分からない。
そして時は流れ、何年か前にアリス・イン・チェインズとかの良さはわかるようになり、カーニバルもなんとか聴けるようになりました。多少まだダルいのであまり好んでは聴いていませんが・・(笑)
でもこのアルバム、高評価の人も結構いますよね。恐らくそういう人は音楽に対して柔軟なんだと思います・・(笑)
いま聴きながら書いてますが、8曲目のリフはサバスみたいですね。
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Unknown (ヤスバ)
2020-03-08 09:08:02
ひらぱさん、おはようございます!
僕も最初はカーニバル苦手でしたよ。
どれも同じような曲に聴こえたし、このダークさに胃が重くなるような気分にもなりました。
それが一時期グランジやドゥームメタルにハマってまして、それからは聴けるようになりました。

クレイジーナイトについては、恥ずかしながら「某B!誌で高評価だったから」という理由で、聴く前から苦手意思が先行してまして、受け入れる体制が出来ないまま聞いたら、やっぱり受け付けませんでした。
こちらについては、心の準備が出来たらきちんと聴こうと思ってます。
実は僕は80年代当時、同時期のメタルシーンが苦手で、聴くのは70年代ばかりでした。
意外に思われかもしれませんが、ジューダスの背徳、オジーのバカダモンも苦手で、モトリー、ナイトレ、ボンジョビもダメでした。
今はそんなことないのですが。

カーニバル、僕は1.2.6.7.9.11が好きです。
8曲目はちょっとサバス っぽいですね。
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