ここのところ、骨折して入院中の新人の部下に毎朝メールするのが日課となっている。もうかれこれ一ヶ月になるけど、予想してた程、会社の出来事が少ない。入院中で新人さんが読むに相応しい出来事なんて、そんなないよね。
と云う事で毎朝知恵を絞って書いていたメールだが、それを先方は家族で回し読みしてたらしい。おおっと、そんな前提では書いてないぞ~。
僕余計な事書いてなかったよな~。焦るその①
一個上の先輩は出張先から携帯で僕のパソコンにメールをしてくるのだが、差出人のアドレスが携帯電話の番号だけだ。
番号だけだと見ても誰だかわかりにくいのだが、出張先で何喰ったとかどうでもいい報告を入れてくるだけだし、そんなのその人だけだからと、適当に対応してた。
今日解ったのだが、僕の直属上司も番号だけのメアドで僕に送信してたらしい。僕、全然区別ついてなかったじゃん....。いままで僕は誰とどんな会話をしてたのだろうか。
今日はメールの履歴をガサゴソ漁る日と運命付けられているらしい。
焦るその②
外の友達からメール。開けたらなにやら全部、英文。
英文!
「踏んじまった!」
ヴィルスメールか。咄嗟にLANケーブルを引き抜こうかと思ったよ。
しかし、英文にしては、なんか読み辛い。
「ん?なんじゃこりゃ?」
気を取り直して読むと、文面は全部ローマ字。
そいつは全文、ローマ字でメールしてきたのだった。
(何やってんだ。一体?)
更に読みすすむとメールの主旨は、
海外旅行中なんだけど、持って行った携帯電話の充電器が壊れてしまって、もうすぐ完全に携帯電話の電源がなくなる。
今ホテルのパソコンからHOT-MAILで送信してる。
と云う主旨だった。
もう、おどかしやがって全く~!マジ焦った③ぢゃないかぁ~。
なんてハァハァしてた訳だ。
しかし冷静に考えてみると「もしかして、すごく不自由してる?」と、全文ローマ字はかったるいので、Yahooの翻訳サービスで英文に翻訳してメールしてみた。
したら、即返信があり、本人マジ泣きしてんじゃん。
確かに、今この時代で携帯とメールが無いとかなり辛いよな~。
「乾電池で充電するヤツ持ってるけど」
「sugu okutte kudasai~!!」お前何者だ~!。
と言いつつ最寄の郵便局に走ってEMSで充電器を送付。
ありきたりな事を言い切ってしまうが、世の中すごく便利になった訳だが、電池が切れた瞬間に窒息するほど辛い状況になるというのも、ひとつこの時代の特徴ですね。メールに支配された今日一日であった。